コーカー版ベラトール発進【いきなりプロレス風大乱闘!】


UFN50、ジャカレイは慎重な試合運びでムサシを完封、DREAMでの対戦時からの成長率の差を見せつけた。ジャカレイにいつものどう猛さが欠けていたのはちょっと気になったけれど。アリスターは関節蹴りなどグレッグ・ジャクソン仕込みっぽい打撃のコンビネーションも見せていたが、いろいろやってみたわりには、結局ロスウェルのメガトンパンチ一発であえなく撃沈。出色の試合だったのは「ジョー・ローゾン vs. マイケル・キエザ」。チョー楽しい試合で、寝ても立ってもゴリゴリにアグレッシブで、なぜか両者の攻防がまるでプロレスみたいに順番に入れ替わっていくのだ。ローゾンはキャプチュードまで炸裂させていた。

ローゾンは、産まれたばかりの息子さんの体内に大きなガンがみつかり、やむなく大人でも副作用に苦しむ化学療法を施したところ、新生児はこれに耐え抜いてガンを克服したというストーリーが報じられていた。なんでも医者は8ラウンドの化学療法が必要になると計画していたが、息子さんは3Rでガンをフィニッシュしてしまったのだというから強い。お父さんの試合にも、力を与えたことだろう。


UFN50大会後、ダナ・ホワイトインタビュー

Q ジャカレイ盤石の勝利でした。次はタイトルショットですか?

DW 素晴らしい出来だった。ただ、タイトル戦に関しては、まず先にやるべきタイトルマッチがあるだろ。ジャカレイが有力候補であることは間違いないが、約束はできない。タイミング的に、ジャカレイはタイトル戦までにもう一試合挟む公算が強い。

Q セミファイナルでは、アリスター・オーフレイムが期待にそぐわない結果となりました。

ロスウエルはアリスターのキックで前腕を骨折しながら、その骨折した腕でアリスターをKOしたようだ。素晴らしい出来だった。ケガが治って調子がいいとは聞いていた。(アリスターはリリースでしょうか)アリスターについてはこれから考えよう。

Q 「ローゾン vs. キエザ」は楽しい試合だっただけに残念な結果でした。再戦は検討しますか。

非常に楽しい試合だった。ラスベガスでの試合なら止められることもなかったと思うが、キエザのケガはひどかった。眉毛がほとんど裏返っていたからな。判断に文句もつけられんだろう。再戦は私も絶対に見たいよ。



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ベラトールではUFCから移籍したばかりのステファン・ボナーが、謎のマスクマンを引き連れてリングイン、ティト・オーティスと舌戦を展開。両者はあわや殴り合いというドタバタ劇を演出して見せた。(こちらの動画より)

(ボナー)(観客に向かって)ティト・オーティスのファンはどれくらいいるんだ?(結構大きな歓声)。おまえらがティトのファンなのは、ヤツの本性を知らないからだ。ティトの古い友達、コーチ、トレーニングパートナー、マネージャがそろいもそろって、俺様がティトを倒すのに手伝いを申し出てくれている。なぜなら誰もが、ティトがやられるところが見たいからだ!誰もが口をそろえる。ティトほど自分勝手で、自分第一で、傲慢なクズ野郎は見たことがないと。そのデカい頭より大きいものといえば、貴様の異様にふくれあがったエゴだけだ。

この男を紹介しよう。何人もの世界チャンピオンを助けてきた男。彼も無償で私に協力してくれる(ボナー、マスクマンのマスクをはぐ)。この男も、水洗便所に流されるようにティトに棄てられたんだ。

ティト、お前に打撃を食らわせ、血だらけにし、その顔面にツバをはきかけて笑い飛ばすのが待ちきれない。

言いたいことはただ1つ。ジェンナ(元妻)がかわいそうだということ。よくぞ長年寄り添ったものだ・・・

(ティト) おいおいおい、急にドラッグ中毒患者が2人も出てきたな。おまえらは好きなようにしゃべっていればいいが、俺の家族や友達を侮辱するなら、個人的に報復してやる。お前のようなパンク野郎はこうだ!(襲いかかる)



覆面男はジャスティン・マカリーとされる。せっかくの乱闘劇ではあったのだが、ボナーも覆面男についてはちゃんと名前を紹介すべきだし、そもそもマスクはぎは普通は自分でやるものだし、反ティト軍団を気取るなら、まずはマカリーがティトと戦うべきだし、ジェンナの名を出すなら、マスクをはいだらジェンナが出てくるべきだろう、など、なにかと詰めが甘いことは気になったが、なにしろこの日は裏番組がUFCだったのだ。ザッピングしている人を引き留める目的は十分に達したのではないかと思う。

いかにもアメリカ人が好きそうな「ボナー vs. ティト」は11月15日大会で実現、メキシコ風味満載のUFCメキシコ大会PPVの裏番組としてぶつけられることとなる。同じ大会ではセミファイナルで「マイケル・チャンドラー vs. ウィル・ブルックス」のライト級タイトルマッチも行われる。

さて、本日の視聴率競争の結果やいかに。



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