アルロフスキー完全復活か?【UFC51感想】

アンドレイ・アルロフスキー def アントニオ・シウバ

アフリクションからストライクフォース時代、ヒョードルやブレット・ロジャーズ、ハリトーノフに連続で完全失神秒殺されていたころのアルロフスキーは、ケージに足を踏み入れた段階で、もう負けた後の様子の想像がつくような、どこかおびえたような表情をしていた。すっかりアゴが弱くなってしまったように見えたし、これ以上現役をつづけていくと脳への後遺症が心配だとすら思わせた。もう終わった選手なのかとの印象が強かった。しかしSherdogで調べてみれば、暗黒時代を抜け出したアルロフスキーの最近10試合の戦績は8勝1敗1NC と、大きく白星が先行していることがわかる。

今回の試合でも、35歳のヘビー級ファイターとしては異例といってよいスピードを披露していた。ケージに足を踏み入れたあとも、ブーイングを味わう余裕を見せつつ、いかにも策士といった頼もしい表情をしている。

もっとも、アルロのパンチがハントのパンチをしのぐ衝撃をビッグフットに与えたのかどうかはよくわからない。やはりTRTが禁じられたことが、シウバのコンディションに悪影響を与えているのではないかとの想像は働いてしまう。アルロにしても、前回のブレンダン・ショーブ戦では命からがらの判定勝ちに過ぎなかったのだ。トップコンテンダー級の実力が戻ったのかどうかは定かではない。

とはいえ、ヘビー級のタイトル戦線は今のところ実はスカスカで、ヴェウドムの次の挑戦者がスティペ・ミオシッチくらいしかいない状態だ。最短であと1回、強い勝ち方を見せれば、まさかのアルロのタイトルショットもありえるかもしれない状況ではあるのだ。


背景で驚いている女性はロンダ・ラウジーである。可愛すぎる。ラウジーは応援団として先月はマカオ、今月はブラジルと出張続き、文字通り世界を股にかけている。

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UFC版田上明とも、MMA版ウィリアム・リーガルとも言われる、ペーソスあふれる表情でおなじみ、当ブログが肩入れするUFCファイター、パウロ・チアゴ。ワールドカップの警備業務も無事終えて今大会でUFC戦線に復帰したが、またしても苦杯をなめてしまった(プレリムでショーン・スペンサーにユナニマスディシジョン負け)。試合は見ていないが、米MMA記者のツイートから、その活躍ぶりを想像してみよう。

今回負けたら、パウロ・チアゴはおそらく、バリッジ・イズマイウがマネージャーを務めるUFCファイターで初めての解雇になりそうだ。

パウロがここ3年で10歳くらい老けたように見えるのは俺だけか?

パウロがなんとか第2ラウンドをサバイバルした。ラウンド終了のホーンが鳴ると、パウロはとにかく座り込んでしまった。

パウロは最近、UFCと新たに4試合契約を結んだが、実は過去8試合で2勝6敗だ。

いま、過去9試合で2勝7敗になった。

パウロがすごく悲しそうに見えたのが切ない。MMAシーンに躍り出てきた頃は勢いがあったものだが・・・




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