UFC178直前!各選手のコメント


楽しみなUFC178が迫っている。水垣・クルーズ戦を含む、プレリムのカードもいちいち充実、メインカードもブレイク中のコナー・マクレガーや、エディ・アルバレスのUFCデビューなどもあり、メインのフライ級タイトル戦がかすむほどの賑わいだ。戦前の舌戦もなかなかにカラフルで楽しいのであるが、十全に紹介する時間がとれなかった。はなはだ中途半端だが、ここまでに訳し散らかしたものを放出しておく。

ByY_AsgCcAErMoX.jpg
現地のビルボード広告ではメインイベントが忘れられている

MMA Fightingの水垣インタビュー。記者の質問が英語オンリーなので、そこの部分だけを訳出しておく。答えのほうは本人が話す日本語を聞くが良い。

Q1 大切な試合ですね。クルーズは3年ぶりの試合ですが、完全に回復していると思いますか。

Q2 前回の試合後にはタイトルに挑戦したいとおっしゃっていましたが、今回タイトル戦でないことにがっかりしていますか。

Q3 日本でドミニクと対戦経験のあるユライア・フェイバーと話をしたそうですね。どんなアドバイスをもらいましたか。

Q4 ドミニクに勝てばタイトルショットをもらえると思いますか。

Q5 耳の手術をしたと伺っていますが、今の具合はいかがですか。

Q6 試合はどんな展開になると思いますか。相手は動きの速い選手です。

Q7 以前のあなたは勝ったり負けたりでしたが、最近は連勝街道に乗っています。昔のあなたと今のあなたはどこが違うのですか。



こちらはドミニク・クルーズのインタビュー

Q いよいよ試合ですね。

A 以前は試合前には緊張して大変だったけど、なんだか楽しいよ。思っていたよりずっと楽しいことに気がついた。

Q ベルトを手放してかなり時間も経ちました。

A ベルトなんて金属の欠片に過ぎない。僕はまだ自分が地球上で最強だと思っているよ。そう確信していないと、ケージでひどい目に遭ってしまう。

Q 以前と同じあなたに戻っていないという懸念はありませんか。

A それはまったくない。むしろベターファイターになっていると思っている。負傷中は動き回ることもできなかったから、MMAの違う面を研究することができた。ケガとはおかしなもので、たとえば右手が使えないときには、しばらくサウスポーになって練習するしかないし、足が動かないときには柔術の練習をするしかない。そうして対応しているうちに、ますますオールラウンドになっていくと思うんだ。

Q もう2度と試合ができないかも、と不安に思ったことはなかったですか。

A そういう考えが浮かんでくることを自分に許さなかった。だって、絶対に復帰したいと思っていたし、僕はまだ若い。ネガティブな考えはシャットアウトしないといけないんだよ。もちろん落ち込んだことはあった。でもだからといって、辞めようとしたことはない。

Q ファイトスポーツで現役王者が3年も欠場したあとに復帰してくると言うのは、余り前例のないことだと思います。

A 僕はモハメド・アリを尊敬していてね。かれは凄いファイターだっただけじゃなくて、やりたいことや目標を色々持っていた。アリも3年ほどリングを離れていたことがある。アリにできるなら、僕にもできる。簡単じゃないが、不可能じゃないだろ。

Q ユライア・フェイバーが日本で水垣に、打倒クルーズの秘訣を伝授したようです。フェイバーにはつきまとわれますね。

どんな秘訣があるというんだい(笑)ユライアは僕に2度負け、タイトル戦で7回かそこら負けているんだよ。水垣にはスキルセットがある。欠場中にちゃんと見ていたよ。でも、それ以上でもないということもわかっている。だから僕は少しトリッキーに、相手を戸惑わせてやるつもりだ。



ダナ・ホワイトとフェラーリでラスベガスを駆け巡った様子が報じられているコナー・マクレガー、明らかにUFCからはひいき目に引き立てられており、対戦相手のダスティン・ポワリエにとってはおもしろくないことこの上ないだろう。


「マクレガー対ポワリエ」の試合前勢力図はこんな感じ

マクレガーのインタビュー発言

ポワリエ戦がステップアップになるとか、自分史上最強の対戦相手だとか、そんな風には思っていない。これはイージーファイトだとしか思っていない。

ポワリエはジャーニーマン(流しの職人、くらいの意味、やや侮蔑的)にすぎない。単なる物静かなヒルビリー野郎だ。特に感心するところもなく、ただ基礎的な打撃ができるだけ。単純な話だ。

試合は1Rで自分がフィニッシュするだろう。まだ実力のごく一部しか発揮していないんだ。またミスのないパフォーマンスをお目にかけるよ。

もうベルトは手に届くところまで来ていると考えている。個人的には、アルドとメンデスの試合がどうなろうがどうでもいい。二人まとめて始末してやる。

UFCは自分のタイトルショットを拒否できない。早くタイトル戦を組まないと行けないというプレッシャーを感じているはずだ。そして、自分にベルトを持ってほしいと思っているはずだ。もう時は来ているんだ。

自分の動きはひと味違う。自分のしゃべりもひと味違う。自分の考え方もひと味違う。何故かわからないが、自分は人と違っている。UFCにはこれまで、自分のような選手は存在しなかった。自分は、他の劣った人たちより優れていると感じている。(Boston Herald)




ポワリエのコメント

たしかにUFCはマクレガーを煽っているし、プッシュもしている。アイルランド代表だから持ち上げているのか、本当に戦える男だからなのかはわからないけれどね。でも俺の拳もたたき上げだ。誇りを持ってる・・・これは格闘技なんだから、俺にはヤツをたたきのめす機会がある。ここに座って不平を言っていても仕方ない。UFCがヤツのことを気に入っていることは俺には変えられない。俺にできることは、ヤツのケツを蹴ることだけだ・・・

ヤツのことは人として好きになれない。ヤツはいかにもドッグファイトをやりたいような大口を叩いているが、ヤツの過去の映像を見れば、そういう選手じゃない。ヤツはポイントファイターだよ。真っ向からぶつかるタイプじゃないんだ。だから俺が戦いを教えてやる・・・ヤツはリングの外ででかい態度を取っているが、リングの中ででかい態度をとられたらどうなるか、見ていてくれ。



エディ・アルバレス、MMA Fightingより。口数は少なめ。

Q エディ、ついにUFCデビューが迫りました。

なんだか自分が見られる側ではなくて見る側にいるみたいな気分だよ。一瞬一瞬を楽しんでる。DREAMにいったときもずっとワクワクしていたけど、そんな感じだよ。

Q セラーニは、あなたの試合を見たことがない、Google検索すらしていないと言っています。

格闘技ではかならず相手の試合は見る。そして必ず嘘をつく。ヤツも、ヤツのコーチも、自分のことをがっつり研究しているさ。



ドナルド・セラーニはマイペース

Q いまは自分のRVに泊まっているのですか。

そうだよ。ホテルよりRVの方が好きなんだ。湖畔に停めてある。

Q ニューメキシコから車で来たのですか。

そう。9時間かかった。

Q RVに宿泊していて、減量はどうやっているんですか。ジムもサウナもないでしょう?

周囲の年寄りたちとダンスしているのさ。あとはウエイクボードをやったりね。

Q 今回の試合はアルバレスのデビュー戦で、注目を浴びていますが、いつもと違うなとは思いませんか。

まるで変わらんよ。

Q 取材が多いとか、セミファイナルだとか、そういうことは関係ないのですか。

ないよ。アルバレスと戦うことに変わりは無い。

Q あなたはアルバレスの映像を1つも見ていないとおっしゃっていましたが、アルバレスはそんなことは嘘っぱちだといっています。

じゃあ俺は過去10戦、ずっと嘘をついてきたというのかい。もちろんアルバレスの名前くらいは知っているよ。でも、ネットで映像を見てもわざわざ飛ばして見ていたよ。

Q UFC初登場の選手がひるんでしまう「UFCジッター」がアルバレスにのしかかると思いますか。

そりゃそうだろう。大いに期待されているみたいだし、プレッシャーを感じているんじゃないのか。

Q この試合に勝てばタイトルショットをゲットできると思いますか。

タイトルはどうでもいいんだよ。



***
スポンサーサイト

毎週更新!

Ad

プロフィール

高橋テツヤ

Author:高橋テツヤ
プロフィール

Ad

MMA Update