エドガーとパッキャオの永久攻撃マッドネス【試合感想】


UFC「フランキー・エドガー vs. カブ・スワンソン」、メタモリス「桜庭 vs. ヘンゾ」、そして「マニー・パッキャオ vs. クリス・アルジェリ」を観戦した。

「エドガー vs. スワンソン」の5R戦は、エドガーがしゃにむにスワンソンを寝かし続け、ヒジやパウンドで猛烈に削り続け、一方的な展開でなんと5R 4分56秒にネッククランクで一本勝ちした。スワンソンもタップするならもっと早くしておいたほうが経済的だったんじゃないかと気の毒になるほどだ。たぶん全部で20分間くらい、とにかくスワンソンを押さえ込み続けたエドガー、MMA Fightingによるとグラウンドでの打撃は200発にのぼったというから、けっして自分では経験したくない地獄絵図である。コナー・マクレガーもさぞかしウンザリしたことだろう。


その裏番組ではマニー・パッキャオも永久電池ぶりを発揮して、戦績20戦全勝の挑戦者クリス・アルジェリを圧倒し続けていた。奪ったダウンの数は実に6回、フィニッシュこそ出来なかったものの、120-102、119-103、119-103という恐るべきスコアで、まったく危なげの無い完封勝ちだ。僕自身、いつ果てるのか先が見えない長い長い風邪引きでテレビの前でぐったり弱りながらということもあり、ベテラン2人のこのマッドネスぶりにはホント感服するしかない。

なお、WOWOWボクシング中継のハマダさんの解説ぶりには少し苦情をつけておきたい。誰が見ても一方的な試合だったにもかかわらず、アルジェリ推しが理不尽なまでにひどすぎる。6回もダウンを喫した試合終盤、ポイント差が明らかな状況で、まったく前に出てこないアルジェリの姿を見てもなお、アルジェリのフィニッシュさせない能力を誉め、アルジェリはこのディフェンス力でポイントを稼いで勝つのだなどと解説、返す刀でパッキャオの決定力不足をディスるというのは意味不明としか言いようがない。試合展開にもめげることなく、フルラウンドにわたってアルジェリを推し続けるハマダ氏の永久電池ぶりもまた、マッドネスであった。やむをえないビジネス的なお立場でもおありなら、解説をなさるべきではない。視聴者の参考にならない。


メタモリスでは桜庭がいつものマシンのマスクで登場、「ラフターセブン所属」とコールされていた。マスクマンなのに新日本プロレス所属ではないのね。レジェンドの登場にアナウンサーはすっかり興奮して、「サクラバがアメリカにまで来て試合をしてくれるなんて、私はもうすっかりファンボーイの気分ですよ」とか、途中ヘンゾがキムラを狙う動きを見せたときには「14年ぶりの意趣返しですよ!鳥肌たった!」とか、非常にうれしそうだった。解説のケニー・フロリアンは「両選手とも50歳近いんですよ。どんな反射神経なんだ。どんなスタミナなんだ!」と誉め称えていた。

試合後、ヘンゾは満足そうにサクラバとハグをかわし、上機嫌でインタビューに応じていたが、桜庭は至極無愛想なままであった。桜庭の基準から言えば、試合のパフォーマンスに納得がいかなかったのだろうとは思う。でも放送席や会場は、桜庭が来てくれただけで、明らかに萌え萌え状態になっていたし、その勇姿にすっかり大満足していたのだ。桜庭ってうまくやれば、タイソンやホーガンのように「アンバサダー業」で食っていけるくらいのブランド力のある人だと思うのだ。ひとこと、「アイル・ビ・バック」くらいリップサービスしてあげれば、会場大爆発で大団円だったのになあともったいなく感じた。

あと、「巌流島」がメタモリスのような雰囲気になるといいなあなどと、ちょっと感じたりもした。

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MMA AsiaがUFCのJoe Carr氏にTUFジャパンについてインタビューしている。

TUFジャパンについての計画は進んでおり、UFCが独自で製作する方向で動いています。UFCではこれまでに26シーズンものTUFを国内外で製作してきましたが、プロジェクトは非常に複雑なものです。製作のタイミング、出演者の選考、毎週の試合の開催、ストーリーラインの描写などが絡んできます。提携先(=VTJ)には提携先なりのニーズがあるようですが、プロジェクトの複雑さを考えると、いまコラボレーションすることはベストのタイミングではありませんでした。

最高の日本人選手を発掘し、その選手をローカル製作のTUFに出場してもらい、無料のテレビで放送することで、出来るだけ幅広い観衆に売り込んでいくことが、われわれの目標であることには変わりがありません。ローカル版のTUFは、これまでのTUFのモデルに沿っていなくても構いません。日本版は、試合中心の番組になるでしょうが、これまでのように、16選手が数週間、合宿所で過ごすという形にはならないでしょう。



TUF JAPANはどうなるのか!?(2)(SLEEPTALKER - シュウの寝言)

修斗から数名、パンクラスから数名、DEEPから数名みたいな感じで選手が選抜されるとか.....
でもジャパニーズMMAにありがちな、そんな政治的な動きに、ズッファが付き合うとは思えないんですよね



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ダルと交際宣言した山本聖子 華麗なる「格闘一家」の現状は(NEWS ポストセブン)

長男の徳郁は・・・選手としては岐路に立たされているが、経営者としては堅実に実績を積み重ねている・・・結婚はまだだが、心を許せるパートナーと一緒に過ごしている・・・父の郁栄氏も4年前に20歳近く年下の女性と再婚し、子どもや孫が勢ぞろいの披露宴を行った・・・



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