ニック・ディアズ原論101


ニック・デイアズの最近の発言をまとめる。ホントはブログ用に書いたわけではないのだけれど、何となく発表機会を逸しているうちに浮いてしまったので、ここで放出。
 
 ●久しぶりの戦線復帰について

まだ満足できていないから引退もしないと言うことだよ。
 
俺がどうして二流相手の試合をずっとうけていたのかを振り返って考えてみたんだ。特にやる必要はなかった。やりたいわけでもなかった。そもそも、MMAファイターであることにこだわりも愛もない。ただ、ちょうど仕事ができる男がそこにいたというだけのことだろ。プロになって何戦目かで、俺は仕事ができる男だということになったわけだ。だから俺はいまでもまだやっているし、これからもちゃんとしたチャンスがあれば試合はするよ。
 
●試合をするのは楽しいか

楽しいわけないだろう。なんなら試合当日、あんたと交代してやろうか?
 
●今回のファイトマネーは十分か

そうじゃないんだ。試合をすると言うことで十分なんだよ。やるべき試合をやるというのは、気分がいいもんだ。だからこうして出てきている。自分から出てきて、自分から仕掛けていかないとな。
  
●アンデウソン・シウバ戦について

ウエイトを185パウンドにしないといけないとか、この試合ではとくに、そんなことは問題にしていない。対戦相手だって、パワーで押し切るばかでかい男ではないんだから、ウエイトのことは問題にならない。
 
そうだな、リーチはやはり問題になる。だけれども、お互いにこの試合に向けて身長を伸ばしたり縮めたり出来るわけでもない。身体の大きさについて、出来ることは何もない。ただ、できるだけいいコンディションに仕上げることだけだよ。
 
●アンデウソン・シウバ戦の負傷箇所を狙うのか

対戦相手が怪我をした、そこを狙うべきだというヤツがいるが、なんだかそういうのは無用だよな。対戦相手の弱みにつけ込んだような試合をして、それで負けたら悲しいだろ。そんなこと気にしないで、自分の試合をすればいい。
 
前にも似たことがあって、対戦相手はヒザをケガしているから、そこを攻めろと言ってきたヤツがいた。俺は「まあ、そういうことはしないでおくよ」と答えておいた。負傷箇所を狙うというのは現実的ではないんだ。試合直前に目の上をカットしたとか、そういうことなら話は別だよ。そこを殴ればすぐにキズ口が開くだろ。それを利用するというのなら話はわかるけどさ。
 
 
 
●アンデウソン・シウバ戦での掛け率で負け犬になっていることについて

毎試合俺は負け犬だよ。もうエリートXCのころから、1試合か2試合の例外はあったけど、ほとんどの場合俺はアンダードッグなんだよ。
 
俺はキックボクサーじゃないから、キックボクサーには勝てないと思われる。俺はレスラーじゃないから、レスラーには勝てないと思われる。ずっと昔に、俺の倍の年齢の相手と戦ったが,そのときも俺は勝てないと言われた。それでも毎回、俺はそこそこの仕事ぶりをしてきたんだ。
 
●アンデウソン・シウバ戦を、キャッチウエイトではなく185パウンドでやることにしたのは失策だったとジョルジュ・サンピエールに指摘されていることについて
 
あいつは試合をしないんだろ。あいつは185で戦うことが怖かったんだろう。で、あいつは、自分がそうなら俺もそうだと思い込んで、俺も185では戦いたくないと想像しているんだろう。何も知らないで、勝手に言ってればいいさ。ウエルターでは俺はジョルジュより減量に苦労している。俺はいつも試合の時にはガリガリなんだよ。ジョルジュはムキムキで出てくるけどな。185なら、俺もジョルジュと同じようにしないといけないのかもな。とにかく、ジョルジュはもっと現実的にものごとをみないといけない。
 
シウバがそうだと言うつもりはないが、もし対戦相手がちゃんと減量してこなかった場合、だからといって俺は試合から身を引くつもりはない。ポイントは、もしキャッチウエイトにして、対戦相手がちゃんと減量をしてこなかったら、俺は相手よりうんと小さい身体で試合をしないといけなくなる。それが本当にやばい問題なんだ。10%の罰金とか、そういう小さな事はどうでもいい。もっとも、アンデウソン・シウバはちゃんと減量してくる男だ。ヤツが失敗したことはあるか?
 
まあ、実際に運転席に座っていないヤツは、余計なことは口にしないことだよ。もっとも俺なら、他の選手がどうすべきか、どうあるべきかなんてことは口にはしない。だって俺はヤツらじゃないんだからな。誰にも何もわからない。ものごとにはなんでも詳細というものがあってだな。まあそれでも何か言いたいのなら、好きに言わせておくさ。
 
●ジョルジュ・サンピエールとの再戦について

ああ、構わないよ。俺がシウバ戦をうまくやって、ヤツも復帰すると言うのならな。ただ、カナダではやりたくない。カナダではステロイドが使い放題だからな。

あのとき(UFC158モントリオール大会、GSP対ニック)も俺は薬物検査されなかったぞ。もしされていたら陽性だったと思うがな。カナダでは薬物検査がないんだ。(訳注 ニックの場合はたぶん、マリファナのことを言っているのかと・・・)
 
●UFCで薬物検査が強化されることについて

いいことなんじゃないのか。いまは結構みんなやめてると思うけどな。でもみんな、ステロイドが好きだよな。あれは身体に悪いぞ。
 
ステロイドをやり過ぎた選手は、アップダウンが激しいよな。俺は自分のキャリアをもっと長期的に考えているけどな。
 
マーシャルアーツというのは、どちらかといえば生涯鍛えていくものなんだ。俺は自分のためにマーシャルアーツをやっているのであって、よけいな助けはいらない。ただ健康でありたいだけなんだ。ステロイドは好みじゃないな。いろんな選手がいるんだけどな。ステロイドをやるヤツらは、ちょっと選手としての種類が違うよな。
 
●アメリカ各州でマリファナが合法化されていることについて

 将来に向けて、悪いことじゃないだろう。ほかのクスリをやるくらいなら、自然なことだと思うよ。ファイターにはケガは付きものだから、鎮痛剤にとりつかれているヤツも多いしなあ。
 
(出所)

Dave Doyle, Nick Diaz wants GSP rematch, but not 'in Canada where you can just be on steroids'

Shaun Al-Shatti, Nick Diaz fires back at ‘old Georges’ St-Pierre: He's ‘scared’ to fight Anderson Silva

Shaun Al-Shatti, After scoring deal he couldn’t refuse, Nick Diaz wonders why he accepted fights against ‘mediocre level opponents’

Shaun Al-Shatti, Nick Diaz: ‘Most fighters for the most part’ like their steroids

Dave Doyle, Nick Diaz is still acting like Nick Diaz, and everybody stands to benefit

*****

スコット・コーカーのツイートより

ヒョードルがまた戦うのかどうかはわからないけど、とにかく2週間後に東京で会うことになっているよ。



*****

ロンダ・ラウジーが自伝「My Fight/Your Fight」を来年5月に出版予定。筆者はロンダのシスター(姉なのか妹なのか不明)で、スポーツジャーナリストのMaria Burns Ortizさん。MMAでスターになると、必ず自伝を書いて映画に出るんですな。これがアメリカ芸能界のパターンのようである。


My Fight / Your FightMy Fight / Your Fight
(2015/04/14)
Ronda Rousey

商品詳細を見る


*****

総合格闘技団体 パンクラス が12年ぶり地上波放送復活!(読売オンライン)

パンクラス酒井正和代表のコメント
パンクラスの試合映像に関して私の考えるところが多くあり、これまで試合映像を表に出していませんでした。しかし大会ではいつでもライブ配信ができるようメディアチームを結成し、ハイクォリティな映像を収録し「試合ハイライト」としてYouTubeにアップしてきました。今回ようやくパンクラスの試合映像がファン始め一般の方にご覧いただける事になります。本当に長らくお待たせいたしました。2015年2月1日から始まるパンクラス大会ですが、3カメ+カメラクレーンと実況を入れた形になります。



「映像について考えるところがある」というのは、酒井代表のインタビュー発言ではかねて聞かれていた言葉だったかと思われるけれども、このテレ東中継がその答えなんですかね。「ライブ配信」という言葉と、「地上波放送実現」という言葉の間に、なんだかちょっとギャップがあるような、なにかもっとほかに考えていることがありそうな気がしてならないのだけれど・・・。それと、ニュージャパンワールドやらFight Passに触れた後では、地上波放送というのがもはや少し古めかしく響いてしまうキライがあることは否めないような印象がしたことは我ながら意外なのであった・・・


***
スポンサーサイト

毎週更新!

Ad

Ad

MMA Update