「CMパンク vs グリーンレンジャー」実現か!?


「MMA Unleashed」の方ではすでに紹介済みだが、UFC入りしたCMパンクの初戦の対戦相手候補として、米MMAメディアで俄然注目が高まっているのが、米テレビ番組「パワーレンジャー」でグリーンを演じているアクション俳優のジェイソン・デビッド・フランクだ。フランクはアマチュアMMAで3試合、プロMMAで1試合で4勝0敗という戦績があり、もう2年前からパンクとの対戦希望を表明していたという人物。ダナ・ホワイトも、「パンクの試合は戦績が同レベルの選手と組む」と語っており、その方針にもかなう人材だ。ところが最近パンク本人が、グリーンレンジャーとの対戦はあり得ないなどと一笑に付したことから、グリーンレンジャーの闘魂にますます火がついている

パンクとはこれまでも一緒にイベントに招かれて行ったこともあるのに、ここにきてヤツは私のことなど知らないと言っている。イベントでファンからわたしたちが戦うところを見たいと言われて、ヤツも満更でもなさそうだったんだぞ。

こうして無視されることは頭にくる。私はヤツより経験豊富だ。私のファンが増えるのが悔しいのか、私のことを恐れているか、そのどちらかに違いない。

私はメルビン・ギラードとスパーリングをやったこともあるし、いまもUFCヘビー級のデリック・ルイスとはしょっちゅう練習している。デリックに聞いてみればいい。私のことを本物のファイターだと言ってくれるだろう。

はっきり言って、私はパンクよりずっと本物だ。「CMパンク vs グリーンレンジャー」なんてアホらしいと思われるかもしれないが、こんなロジカルなマッチアップはない。パンクはフェイク・レスリング出身だ。こんなことを言うと怒る人もいるかもしれないが、エンターテインメントとしては素晴らしい。そして私もエンターテインメント業界の端くれで、格闘技経験は彼より豊富だ。

唯一、こんな試合を組むと、UFCがサーカスになってしまうとの批判を免れないかもしれないが、そんなもの、パンクと契約した時点でもうそうなっているだろう。それなら、チケットをたくさん売ろうじゃないか!

私が負けることはない。パンクにはハングリーさがない。ヤツはどうも、すでに後悔しているように見える。怖がっていて、神経質になっている。そりゃ私だって、大勢の人の前で戦うことには緊張するが、私はハングリーだ。なにせ私はもう2年も、この試合を希望していたんだ。



「ボブ・サップ vs キン肉マン太郎」ならぬ、「CMパンク vs グリーンレンジャー」がUFCで実現してしまうのだろうか!



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先月末に引退を発表したイーブス・エドワーズのインタビューがMMA Junkieにあった。抄訳。

引退のことはもうずっと長く考えていたのに、実際に言葉にだしてみんなに聞いてもらうまでは、どこか現実味がなかった。で、とうとう口にしてしまって、現実になった。朝、目が覚めるといまでも練習に行かなくちゃと思うんだよ。引退をしたら、現役の頃のことを思い出して「いい時代だった」なんて懐かしむのかと思っていたけど、実際のところは「もう2度と試合をしないんだ・・・なんだかおかしいよなあ」といった感じなんだ。

(エドワーズ全盛時代のUFCライト級にはベルトがまだ制定されておらず、エドワーズは無冠の帝王と呼ばれた)

その点についてはどこまで行っても満足できない。自分の全盛期には、MMAは今のような感じではなかった。世界タイトルを取る、ということがどういうことなのか、その感覚や思い出を味わうことが出来ない。チャンピオンになりたくて格闘技を始めたのにな。こんなことで、みんなはどんな風に自分のことを記憶にとどめてくれるのかな。

むかし、VHSのテープを交換していた時代の自分を知ってくれている人と、いまDVRやスマートフォンで自分の試合を見てくれている人とでは、まったく違った印象を持っているだろうね。ジェネレーションが違うんだね。今のファンは、自分の実績を振り返ってくれたりはしないんだろうな。まあ、それも理解できるよ。

(引退のきっかけについて)

きつかったのは、いいパフォーマンスが出来なくなったと言うことだね。ケージの中で、ジムと同じようなパフォーマンスが出来ない。ジムでやっていることをケージで再現できないなら、そろそろ潮時ということなのかもしれない。まあ、それが一般的なサインなのかどうかは知らないよ。自分もまだ、そんな年寄りだという実感がないからね。むしろ10年前と何も変わっていないような気がするくらいなんだ。

ダスティン・ポワリエやグレイソン・チバウ、ウィル・ブルックスたちとは、これまでのように毎日会うことは出来ないね。そのことについては寂しい。最高の友達だし、家族を除けば、自分の人生のほとんどを占めていたからね。ある意味、友達を失ったような気分がする。

最後の試合を終えて帰宅すると、風呂場にプラスティック製の減量用のウエアがぶら下がっていてね。それを見たとき、「ああ、こいつはもう二度と使わないんだ・・・」と思った。そのときは本当にこたえたね。最後の減量だったんだ、って気がついたんだよ。

引退は避けられないものだ。それは知っている。ただ、これからどうなっていくのかがわからない。自分の親父は35歳くらいで死んだ。バハマで芸人をやっていてね、キャリア半ばで急死したんだ。だから、キャリアを終えた後にどんな風になっていくのか、実感が持てない。もっとも、どうすべきかを誰かに習おうとも思わない。もう40歳近いんだから、自分でなんとか道を見つけるよ。

ああ、今日もジムに行く必要が無いんだな。「足のケガが治ったら、またジムに行って,次の試合に備えよう」。これまでずっと、勝とうが負けようが、そんな風にやってきたんだ。「次の相手は誰なんだ?」そんなことをもう気にする必要が無いんだ。そんなことを気にしなくてもいいだなんて、なんだかおかしいよなあ、思わないか?



エドワーズ(38)の戦績は42勝22敗1分け(UFCでは10勝10敗)だった。ハイライトシーンの1つとして、エドワーズがジョシュ・トムソンになんと延髄切りを炸裂させてKO勝ちするというすさまじい動画を紹介しておきたい(2004年 UFC49)。




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高橋テツヤ

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