アメリカもテレビ格闘技狂時代へ【キンボがミルコが再浮上】


ドナルド・セラーニ def ベンソン・ヘンダーソン【UFN59】

試合前のステアダウンでは、お互いの帽子を交換してイチャイチャするなど、かなりのバディ感を醸し出していたベンヘンとセラーニだったが、試合になるとすっかり殺し屋の顔になって、知らん顔しながらおたがいに悪意のある打撃を散らしあっていた。試合が終わって判定結果を聞いたときには、2人は一瞬ギョッとして顔を見合わせたけれども、その後はそれぞれに背を向けて、出すべきコメントを出してくれていた。

UFCでは意外に「友達同士は戦いません」ということをポリシーにしている選手が多くて、そりゃあ僕には選手の心理の詳細はわからないけれども、日本人同士の場合には、友達同士で戦えというのであれば、それはそれでやる側にも見る側にも、それに対応したマインドセットがあるように思われ、「友達同士は戦わない」というだけの直線的なロジックはわりにつまらないと思うこともあるのだけれど、セラーニとベンヘンの場合は、まさに友達同士での真剣勝負を、発注に応えたプロの仕事としてきっちり見せてくれた感じで、どこかすがすがしくもあった。判定結果はちょっとベンヘンにとってアンラッキーだったとは感じるけれど、ベンヘンはこれまで、こういう判定をさんざん拾ってきているから、長い目で見ればこんなもんじゃないかという気もしないでもない。ただ、ベンヘンが男を落とすような試合ではなかったことは確かだ。

試合記者会見でのセラーニ発言

ダナやロレンゾと話をしたけど、次はおそらくハビブ(ヌルマゴメドフ)になるんだろうと思っている。ちょっと休んだら、準備を始めようと思う。

7連勝だよ。気分が悪いわけはない。でもちょっと休まないとな。スーパーボールを見に行ったり、デイトナ500を見に行ったりして、しばらくノンビリ楽しませてもらうよ。



コナー・マクレガーの試合の感想は、有料の方の記事に書こうかどうしようか、ちょっと迷ってる。

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昨日・今日と、どこか気ぜわしいようなニュースがたくさんみられた。まず、UFCがミルコ・クロコップ(40)と再契約。IGFベルトを持ったままの団体移籍だ。こんなプロレス道にもとるミルコのことを、IGFはどうにかして制裁しなければ格好がつかない。ヒットマンとして石井をUFCに送り込むべきではないか、と半ば本気で思う。もっともUFCの意図は、IGFに打撃を与えることことではなく、ミルコへの興味をあからさまにしていたベラトールに対する嫌がらせであろう。

そのベラトールはキンボ・スライスとの契約を発表。キンボは早速、セス・ペトルゼリ、ティト・オーティスを挑発しているというから、時代は変わったようで変わっていない。さらにベラトールでは、ライトヘビー級の人気者キング・モーが、元UFCファイター、シーク・コンゴとヘビー級で戦うというスーパーハルクなマッチメークも発表した。出てくる名前やコンセプトがすべて古すぎる。アメリカもテレビ格闘技狂時代だ。そういえば、アルベルト・デル・リオのベラトール入りはどうなったんだろう?

UFCを独禁法違反で訴えているカン・リーが引退を発表した。かねてUFCからのリリースを求めていたリーは、旧友スコット・コーカー率いるベラトールへの移籍を検討しているとも伝えられていたが、今回、MMAやキックボクシングを含む一切のコンバットスポーツから引退すると表明したものである

BJペンはハワイ・マウイ島の酒場の駐車場でケンカをして逮捕された。デイブ・ハーマンは高速道路走行中に、警官の制止を振り切って逃走、やはり逮捕されている

ヴァンダレイ・シウバは、自身に課せられた「ライセンス終身剥奪」処分が不当かつ権限を越えているとしてネバダ州コミッションを提訴した

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直木賞西加奈子「プロレスからムチャクチャ勇気をもらっている」 レスラーやファン大感激「感謝の言葉が見つからない」(J-Cast)

冷や水をかけるつもりはないし、老害のつもりもないのだけれど、こうしてブームになってしまうと、もはや山頂が見えてきてしまったような気もしてくる・・・新日本はあえてブームにならないように気をつけているらしい、といったウワサ話を耳にしたこともあったのだけれど、周りが騒ぎ出すのは止めようもないというところだろうか。実際、吹けば飛ぶような当ブログでも、プロレスをネタにしたときのアクセス数は、これはもう、MMAをネタにしたときとは全然違うのである。ブログで食っているわけでは全然無いので、いたずらにアクセス数を稼いでも仕方ないのではあるが、まあ、反響があると楽しくはあるわけで、久しぶりにプロレスの試合の観戦記でも書くようにしてみようかな、などと考えなくもない。もっとも僕の文体だと、まとめサイトに勝手に転載された上で、「苦手な方はご遠慮下さい」とか言われてしまうのだけれど。

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レスリング・オブザーバー1月12日号が,新日本プロレス1.4ドーム大会の戦評を掲載しているが、そのなかで「中邑 vs 飯伏」を最高の5つ星と評価している。僕の認識では、5つ星評価は数年に1度ある程度のレアケースだと思う。ちなみに「棚橋 vs オカダ」は4+3/4(オカダは6つ星の試合をやってやると事前に語っていた)、「AJ vs 内藤」は4+1/4、「真壁 vs 石井」は4+1/2、「オメガ vs 田口」や柴田のタッグマッチは3つ星台の評価だった。

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