ストックホルムの惨劇


アンソニー・ジョンソン def アレクサンダー・グスタフソン

メインイベント開始時刻は現地時間で朝の3時45分だったというが、メインイベント直前まで当日券が売れ続け、最終的には3万人が入ったというUFCスウェーデン大会。アイルランドにおけるマクレガーのように、本物のトップコンテンダーが1人いるだけで、1つの国のMMAシーンはあれほどまでに盛り上がるものかと感心させられる。そして、その期待を一身に背負っていたグスタフソンがTKO負けした瞬間の3万人の沈黙の重さはどうだ!サミングによるインターバル後のグローブタッチのどさくさにまぎれてフィニッシュされてしまった感も、スウェーデン人の無念さを深めた。グスのロジカルな次戦はコーミエと言うことになろう。コーミエもまた、負け落ちてほしくはない選手ではあるが、グスがリベンジロードを駆け上り、ふたたびこの3万人の大観衆を、今度は狂喜の渦に巻き込むシーンも見てみたいと思わせた。

UFC on FOX 14 photos (MMA Fighting)
この大会のEsther Linさんの写真集。相変わらず野蛮にして純粋で美しい。試合の流れまで見えてくるようだ。

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スコット・コーカー、ネット番組The MMA Hourに出演し、年末の日本出張について語る

K-1やPRIDEの全盛期を見てきた自分からしてみれば、今の日本のファンは本当にソンをしていると思う。すごく特別なイベントだったからね。驚きがあったよ。

今回、日本ではいくつかの大会に行った。5日間で3大会を見たのかな。そして、業界のキープレイヤーたちにも会うことができた。サカキバラとも会ったし、IGFの人たち、ヒョードルとも話をした。ブレードという新しいキックボクシングの大会にも行った。行って良かった。まだまだ日本はMMAの世界で復活を遂げる余地があることが感じられたし、サカキバラの準備していることは特別なことだと思う。今年の終わりまでにはおおきくぶち上げてくるだろう。



ジョシュ・バーネットもイミシンに日本のMMAシーン復活を予告!BloodyElbow

ある国でMMAが受けいれられたからといって、別の国でも同じように受けるとは限らない。そうはいっても、日本のMMAはいくらか復活し始めていると思う。プロレス人気も後押ししてくれる面があるだろう・・・認めたくない人もいるだろうが、ファイトインダストリーはある程度、プロレス業界に頼っている面があるからだ・・・

大企業MMAが戻ってくる可能性もあるが、日本のファンに何かを提供すればみんなが気に入ってくれる、とはいかないだろう。ヘビー級のガイジンが殴り合っていればいいかといえば、そんなに簡単なものでもない。というのも僕が思うに、日本のファンというのは、これまでにもう、ありとあらゆるものを見てきてしまっているからなんだ。MMAをかつてのような状態に戻すことは簡単ではない。だからといって、日本のMMAが死んだ、というわけでもない。それどころか、死からはほど遠いんだ。



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M-1 Globalのワジム・フィンケルシュタインが、2015年の大会スケジュールを発表、年間12大会、うち5大会をロシア国外で開催する予定であることを明らかにしている。去年は、屋外開催のMMAイベントとしては史上最大の観客動員数23,000人を達成したというM-1 Global、今年はモスクワの「赤の広場」大会を計画したり、M-1版のFight Passのようなデジタルネットワークサービスの開始も計画しているのだという。日本のファンにはヒョードル引退後の動向がさっぱりわからなくなっているM-1、本当のところロシアのMMAシーンがどれくらい盛り上がっているのかは不明だけれども、着実にサバイバルしていることは確かなようだ。

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元プロボクサー、デ・ラ・ホーヤ氏がテレビチャンネル開設(Wall Street Journal)


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