リアルに真面目な日テレのボクシング中継


昨日日テレで放送されていたボクシング中継を見ました。なぜかこの番組も「リアル」を高らかに歌い上げていました。なんか、いま世間的には「リアル」の受けがいいんですかね。

試合の方は、長谷川は超安定して強いし、セミで長い苦節を経て登場のド演歌日本人ファイターを潰した王者バレロはとても暴力的で、力んだフックはMMAの選手のようなフォルムでした。強さと厳しさと切なさがあって、なかなか「リアル」な試合結果だったんではないでしょうか。

それにしても、TBSの亀田放送に比べれば、真面目な番組作りでしたねえ。長谷川は防衛戦5連勝中でしたが、煽り映像では、それぞれのハイライトシーンを丁寧に編集。ぶっ殺してやるとか、必ず勝つとか、子供のために戦うとか、そういう陳腐な台詞はありません(長谷川の奥さんは何度かアップで抜かれてましたが)。実況解説、控え室レポートともに、出演者は全員男。女子アナもでないし、客席に芸能人もいません。「長谷川の試合はこのあとすぐ」、と言えば、ホントにすぐに放送していました。メインが2Rで早々に終わったため、余った時間は前座試合を放送していました。最後までなんだかんだと引っ張るという気持ちはないんですね。まったくもって、今時珍しい、普通のスポーツ中継で、僕の目にはかえって新鮮に映ったけど、数字は7.7%という苦しいものだったようです(情報源はどこかのブログ。すまん、わからなくなった)。

長谷川のパンチのスーパースローが興味深かった。手がカマキリのように伸びるんですね。本人は、「そこにあるものをパッと取る感じ」、と説明、解説者は「黒人の一流選手の打ち方」と説明していました。うーん、こんな話、始めて聞いた。地上波放送でこのテクニカルさ。こんな真面目な日テレが、よく猪木と組んでいたもんだ。

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MMA IRONMAN さんが日経を引いて、サムライTVがペイ・パー・ビュー・ジャパン社に吸収合併されることを報じています。合併後の社名は「スカパー!ブロードキャスティング」(10月から)となるそうです。

プレスリリースによると、「今回の吸収合併は、ペイ・パー・ビューチャンネルとフラット(月極め契約)チャンネルの相互連動によるシナジー効果を最大限のものとし、ペイ・パー・ビュー事業の拡大を目的としています」とあります。

我々にとって気になるのは、サムライがどうなるのか、ということですが、PPVの拡大が至上命題となる以上、PPVのPR的な番組が増える、ということはありえるかもしれませんね。Countdown to DREAM とかね。すべてのPPVを一ヶ月遅れでまるまる放送してくれたりすると嬉しいんだけど。

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古参プロレス新聞の Wrestling Observer が一新、オンラインで提供されることになったようです。サイトもまるっきり生まれ変わっています。これまでオブザーバーを読みたければ、ペイパルでお金を送って、郵便で紙のニュースレターを受け取る必要がありました。これはこれで「週刊ファイト」的なスローライフな味があったんですが、海外からの購読は郵送費用がかさみ、割に高くついていました。今後は月9ドル99でオンラインで読めるようです。ついでに、Figure4 Weekly も読めるようです。オブザーバーはもともとプロレス専門紙ですが、いまではMMAの情報でもすっかり大御所になっています。アーカイブも充実させてゆくと書いてあり、検索機能は資料価値が高そうです。

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Megadeth to Perform at Affliction MMA Event? (MMA Predictions)
Affliction 旗揚げ戦の広告に、「メガデスのライブ・パフォーマンスあり」と書いてあるそうです。
これはなかなかの大物ですよね。MMA とメガデスだと、ファン層はちゃんとかぶりそうですが、Dynamite! の矢沢永吉事例もあるので油断は出来ません。

UFC’s The Ultimate Fighter Available on iTunes (MMA Predictions)
The Ultimate Fighter が iTunes Music Store で販売されているそうです。1エピソード42分が1ドル99。日本からは購入できません。かろうじて30秒のプレビュー動画は見れます。

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シュートボクシングの日本スーパーフェザー級チャンピオンに及川知浩という選手がいます。J-Sportsで放送された4月4日後楽園ホール「火魂其の弐」で、挑戦者・石川剛志を下して王座を防衛した試合を見たんですが、この及川が近頃ちょっと気になっています。

ずばりいうと、この人、ウザイんです(笑)。

試合の方は激しい打ち合いの良い試合で、おそらくダメージ的には互角と思われましたが、及川がヒジで石川の顔面5カ所を切り裂き、血で染め上げての判定勝ち。カットする技術は確かなもの。

それでもこの人、カットすると相手を指さして笑い(別にバカにしてるんじゃなくて、切れてるぞとレフリーにアピールしているんだと思うんですが)、さらに自分のヒジを誇示して観客にPRする。この試合では、カットしたぞぉ!とアピールしながら背中を見せてコーナーに帰ろうとしたところ、レフリーがタイムを掛けていなかったので、そのまま後ろから石川に殴りつけられるシーンもありました。

SBの選手にしては珍しく、どうも、正々堂々感がない。カットで勝ち誇っていうのは、正統な攻撃なんだけど、なんかセコク見えるし、後ろから殴られて「そりゃないよ」という風に口をとがらせてレフリーにアピールする姿も何ともウザイ。見た目も、スキンヘッドにマムシのような風体で、全身黒光りしていて、どうしても秋山を彷彿とさせます。

戦前に石川から、「ベルトと頭を磨いて待ってろ」(及川選手はスキンヘッド)と挑発されたことを受け、試合後インタビューでは、「ココロと技術を磨いて出直してこい」と石川を逆挑発。ココロって・・・ウザイなあ(笑)。

で、そんなことを言いながらも、シーザー会長が握手に来ると急に泣き出してみたりして、どうも芝居がかっていて一筋縄ではいかない。防衛戦は強いけどノンタイトル戦だと割に簡単に負けたりするのもウザイ。マイクアピールで、この階級には敵がいないので、60キロにあげて世界に打って出ると暑苦しい発言をしていましたので、K-1 Max60キロ級を意識しているのかもしれません。

ちょっと見てみたくなりました?

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