UFCにインジュアリーバグ(負傷欠場の虫)再び


「メイウエザー vs パッキャオ」がアナウンスされたとき、事前予想として言及された数字は、「PPV300万件、ゲート収入4,000万ドル」というものであった。しかし終わってみれば実際のゲート収入は7,400万ドル、そしてレスリングオブザーバーがYahoo! Sportsのデータを引いて、現在集計中のPPV売上件数が、425〜560万件に達する見通しだと報じている。PPV購入申し込みは試合開始直前まで引きも切らず、このため試合開始が30分遅れる事態となっていた。

なおこれまでのPPVレコードは次の通りである。

1.オスカー・デラホーヤ - フロイド・メイウエザー, 2007, 248万件
2.フロイド・メイウエザー - サウル・アルバレス, 2013, 225万件
3.レノックス・ルイス - マイク・タイソン, 2002, 198万件
3.イベンダー・ホリフィールド - マイク・タイソン II, 1997, 198万件

なお今週末はWOWOWで、2位のレコードを持つ人気者、サウル・アルバレスのタイトルマッチが放送されますよ。

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アンソニー・ペティスが練習中に腕を負傷、手術の必要があり4〜6か月欠場の見通しとなった。UFCはここにきてまたしても、Injury Bug(負傷欠場虫)に襲われている。石器時代式トレーニングでおなじみのAKAからはハビブ・ヌルマゴメドフが右ヒザ半月板を損傷。ハビブのケガは特に何をしていたわけでもなく、ジムの中を普通に歩いていたときに怪我をしたというから、古傷が十分癒えない状態でトレーニングを再開していたのではないかとみられている。ハビブは昨年4月から試合をしていない。2013年11月にチェール・ソネンに勝ってからずっと欠場中のラシャド・エバンスは10月頃に復帰の見通し。ジョーンズ不在でトップクラスのライトヘビー級が人材不足につき、復帰戦でいきなりのタイトルショットもあり得るとの見通しだそうだ。ベルリン大会を欠場することになったアレクサンダー・グスタフソンについては、いったい何のケガなのか、復帰見込みはいつごろなのかすら公表されていない。レスリングオブザーバー5月11日号などより。

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新日本の正月大会を全米にPPVで流したジェフ・ジャレット率いるグローバル・フォース・レスリングが7月に米国でこんどは自主興行を行うこととなり、そのテレビ中継の解説者にチェール・ソネンが起用されることが明らかになった。ジム・ロスにも声をかけているという。新日本の中継はもうやらないのかな。

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全米生中継のテレビで客席の子供にFワードを言い放つことでおなじみ、「レイジング」アル・アイアキンタがプロレスデビュー(ユーチューブ動画)。それにしても、なんとまあ完成度の高いご近所裏庭プロレスであるこことか。チョー楽しそう。

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The 50 most dominant athletes alive (Business Insider)

Business Insiderなる、おそらくビジネス系の媒体に、どうやって決めたのかわからない「圧倒的なアスリート50傑」という格付けがあり、セリーナ・ウィリアムス、レブロン・ジェームスを抑えて、ロンダ・ラウジーが1位に選ばれている。ロンダ本人は割にうれしそうに、Tweetで繰り返しセルフプロモーションをしていた。18位にジョン・ジョーンズ、21位に羽生結弦も入っている。

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ゴールデンウィークにはラスベガスだけでなく日本のボクシングの中継もいろいろとあった。僕も一通りは見たと思うのだけれど、ぼんやりした記憶では日本人選手は全勝で、それもほぼスカ勝ちだったかと思う。とても見やすい試合が多かったと言うことなのだけれど、こういうことって、現実的なのだろうか・・・もっというと、いいことなのだろうか・・・

日本のボクシング中継の場合、対戦相手の外人選手がどれくらい強い人なのかということが、いつもよくわからないのが難点である。プロレスやMMAが積み重ねてきた長年の経験を踏まえれば、なんだかよく知らない人にいくら勝ってみても、スター誕生とはなかなかならない。ボクシングは興行形態も違うと言うこともあるのだろうし、僕が個人的にボクシングにさほど詳しくないせいなのかもしれない。ただ、ボクシング中継を見ているといつも、せっかくのゴールデンタイムに、貴重な人材をこんな知らない人と戦わせるなんて、もったいない話だなと思うのだ。

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高橋テツヤ

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