DREAM.4をPPVで堪能しました!おもしろかった!【6・15『OLYMIA DREAM.4 ミドル級グランプリ2008 2nd ROUND』(横浜アリーナ)】
○所英男(2R終了判定3-0)ダレン・ウエノヤマ×
抜群に面白い試合でしたね。「ポジティブ・シンキング」のセミナー講師でもやっていそうなウエノヤマと、海外旅行先でオドオドしている日本人旅行者のような所(しかもAV隠し所有)が対峙すれば、普通は理由もなく圧倒されるところだけど、ちゃんとやりあった上に勝っちゃうんだから、オドオド日本人の一員としては嬉しい限り。ただ所のオドオドは見せかけだよなあ。どうみてもスタンド勝負に分があるのに、どうしても寝技で勝負に行こうとするっていうのは、相当に頑固。もっとも、一本取ろうと自分に課していたのかもしれませんが。
所の試合をみていてふと思い出したのは、むかし、どこかの雑誌かファイトかで読んだ話に違いないんだけど、「猪木は負けるかもしれないと不安になる、藤波は勝つかもしれないと期待する」「猪木は客にエネルギーを放出する、藤波は客からエネルギーを吸い取る」という比較論でした。所はどう見ても藤波的です(KIDは猪木的だね)。プロレスまがいの「所コール」を巻き起こして、エネルギーを吸い取ってましたからね。しかも、プロレスのコールとは違って、あきらかに黄色い声の濃度が高い。そして藤波同様、相手の良さを引き出す試合スタイルでもありました。
試合後のマイクアピールがなかったのもよかった。ウエノヤマも負けん気の強さも面白かった。それと、こういう選手に勝てるなら、所はアメリカに進出しても結構やっていけるのではないかと思った。
所はHERO'Sのときも華々しい登場をしました。そういう星も持っているのかも。でもこの人、ムラがあるので、今後とも脱力してみてあげましょうね。この試合の最中、なにかあると山本KIDが映し出され、「まだまだダメ!」みたいな顔を作って所を査定していたのも分かり易くて良かったですね。
○青木真也(1R5分12秒、フットチョーク)永田克彦×
はあ、MMAの世界には、まだあんなに単純で、しかも見たことのない技って、あるんですねえ。安田忠夫やアンダーテイカーでも使えそう。マニアックなアメリカの選手がすぐに真似をするでしょう。げんにアメリカのあるMMAブログではすでに「アオキプラッタ」と名付けて大喜びしています。
というわけで、青木の勢いというかオーラというか、完全に永田を支配して、予想以上の実力差を見せてくれたわけですが、個人的には永田が可愛くてねえ。何も青木もそこまでしなくても、と思ってしまいました。
永田の場合、何せ入場テーマが「スカイ・ハイ」、大きく掲げた新日本プロレスのマーク入りタオルには、おびただしい数の寄せ書きが。新日本の選手がシコシコ書き込んだのでしょうか。それだけでなんだか胸が詰まる・・・
この永田のかわいさにくらべると、青木のマイクアピールのなんと計算高いことよ。
今日は「試合のため」来場できなかったというブルージャスティスの仕事は次の通り(新日本公式サイトより)
○メルヴィン・マヌーフ(1R1分30秒、KO)桜庭和志×
DREAMがそれらしい世界観をかなり作りつつあると思うんだけど、そこに明らかにそぐわないのが、桜庭。PRIDEで潰され、HERO'Sでなんとか生き延びてきたのに、また潰されちゃうんでしょうか。ああ、こんな試合を見たかったかと言われれば、見たくなかったですね。
あ、こういうのを「リアル」って言うんだと思いますよ。でも「リアル」と「レジェンド」は食い合わせが悪いな。僕はもう、レジェンドの妙技を味わうだけでいいなあ。桜庭自身は、どんな試合をしていきたいんでしょうかね。それこそ、グラップリングマッチで闘魂を伝承してくれんかな(くれんよなあ)
自転車で来たという桜庭、自転車で帰れたんでしょうか。
ちなみに、『伝説を叩きのめすときには徹底的に』という通訳では意味が半分しか分かりませんね。マヌーフはこういってましたから。
Sakuraba was my hero. But to be a legend you have to kill a legend. Sorry I had to beat him up.
(自分が伝説になるには、伝説を殺さなければならない。彼を倒してごめんなさい)
そうです。桜庭を殺すという栄誉をもらったんだから、これからはマヌーフ自身が伝説になれるように、死にものぐるいでがんばってもらわないと困る。
○ホナウド・ジャカレイ(2R終了判定3-0)ジェイソン“メイヘム”ミラー×
この試合は「抜群に」面白かったですか?少なくとも、型にはまった試合ではなかったですね。あんまり見たことのないムーブがふんだんに見れました。だから、悪く言えばぐちゃぐちゃにも見えたし、浮き足だっても見えた。たぶん、凄いことをやっていたんでしょう。ちょっと個人的には、むずかしく見過ぎちゃったかも。メイヘムのVサインに須藤元気はぶっ飛んでいましたが、メイヘムはあれくらいしかできなかった、という風にも見えました。確かに、事実上の決勝戦には見えました。
【その他】
ゲガール・ムサシは地味だけど、急成長中の選手特有の伸びやかさのようなものを感じさせてくれました。もう一回くらいは勝つかも。ハレック・グレイシーとガジエフ・アワウディン、急遽のマッチメークのわりにはグッド・シェイプで、意地っ張りな良い試合でした。アワウディンって、佐藤をマウントの下からKOした、あの人だったんだ。気がつかなかった。ウマハノフと親戚だとか言ってましたね。テレビ的には、ナイター中継の「野村の目」みたいな感じで、TKが画面に丸印を付けて解説するという工夫をしていましたが、なんか、バックマウントのときの四の字フックにばかり丸を付けていたような印象が。さっき聞いたよ、それ、みたいな。
外人ばかりのミドル級、日本人ばかりのライト級(アルバレスはいるけどさ)と、やっぱり落ち着くところに落ちついた感じで、ぐんぐんと抜き差しならない試合が続くことになります。KID、秋山登場でレーティングも楽しみな次回大会には大きな期待が広がります!
*****
アメリカでも EliteXC ハワイ大会と、AdrenalineMMA旗揚げ戦が開催されました。結果は下記でどうぞ。
【Adrenaline】高瀬大樹、ブーイングの中反則負け (MMA Planet)
【EXC】KJ・ヌーン、48秒衝撃のTKO決着。試合後は、ぷっつんディアズと乱闘劇(MMA Planet)
○所英男(2R終了判定3-0)ダレン・ウエノヤマ×
抜群に面白い試合でしたね。「ポジティブ・シンキング」のセミナー講師でもやっていそうなウエノヤマと、海外旅行先でオドオドしている日本人旅行者のような所(しかもAV隠し所有)が対峙すれば、普通は理由もなく圧倒されるところだけど、ちゃんとやりあった上に勝っちゃうんだから、オドオド日本人の一員としては嬉しい限り。ただ所のオドオドは見せかけだよなあ。どうみてもスタンド勝負に分があるのに、どうしても寝技で勝負に行こうとするっていうのは、相当に頑固。もっとも、一本取ろうと自分に課していたのかもしれませんが。
所の試合をみていてふと思い出したのは、むかし、どこかの雑誌かファイトかで読んだ話に違いないんだけど、「猪木は負けるかもしれないと不安になる、藤波は勝つかもしれないと期待する」「猪木は客にエネルギーを放出する、藤波は客からエネルギーを吸い取る」という比較論でした。所はどう見ても藤波的です(KIDは猪木的だね)。プロレスまがいの「所コール」を巻き起こして、エネルギーを吸い取ってましたからね。しかも、プロレスのコールとは違って、あきらかに黄色い声の濃度が高い。そして藤波同様、相手の良さを引き出す試合スタイルでもありました。
試合後のマイクアピールがなかったのもよかった。ウエノヤマも負けん気の強さも面白かった。それと、こういう選手に勝てるなら、所はアメリカに進出しても結構やっていけるのではないかと思った。
所はHERO'Sのときも華々しい登場をしました。そういう星も持っているのかも。でもこの人、ムラがあるので、今後とも脱力してみてあげましょうね。この試合の最中、なにかあると山本KIDが映し出され、「まだまだダメ!」みたいな顔を作って所を査定していたのも分かり易くて良かったですね。
○青木真也(1R5分12秒、フットチョーク)永田克彦×
はあ、MMAの世界には、まだあんなに単純で、しかも見たことのない技って、あるんですねえ。安田忠夫やアンダーテイカーでも使えそう。マニアックなアメリカの選手がすぐに真似をするでしょう。げんにアメリカのあるMMAブログではすでに「アオキプラッタ」と名付けて大喜びしています。
というわけで、青木の勢いというかオーラというか、完全に永田を支配して、予想以上の実力差を見せてくれたわけですが、個人的には永田が可愛くてねえ。何も青木もそこまでしなくても、と思ってしまいました。
永田の場合、何せ入場テーマが「スカイ・ハイ」、大きく掲げた新日本プロレスのマーク入りタオルには、おびただしい数の寄せ書きが。新日本の選手がシコシコ書き込んだのでしょうか。それだけでなんだか胸が詰まる・・・
この永田のかわいさにくらべると、青木のマイクアピールのなんと計算高いことよ。
今日は「試合のため」来場できなかったというブルージャスティスの仕事は次の通り(新日本公式サイトより)
後楽園ホール ベスト・オブ・スーパージュニア決勝戦
第5試合 30分1本勝負
○永田裕志、AKIRA、獣神サンダー・ライガー(11分36秒ナガタロックII)
ジミー・レイヴ×、稔、中邑真輔
○メルヴィン・マヌーフ(1R1分30秒、KO)桜庭和志×
DREAMがそれらしい世界観をかなり作りつつあると思うんだけど、そこに明らかにそぐわないのが、桜庭。PRIDEで潰され、HERO'Sでなんとか生き延びてきたのに、また潰されちゃうんでしょうか。ああ、こんな試合を見たかったかと言われれば、見たくなかったですね。
あ、こういうのを「リアル」って言うんだと思いますよ。でも「リアル」と「レジェンド」は食い合わせが悪いな。僕はもう、レジェンドの妙技を味わうだけでいいなあ。桜庭自身は、どんな試合をしていきたいんでしょうかね。それこそ、グラップリングマッチで闘魂を伝承してくれんかな(くれんよなあ)
自転車で来たという桜庭、自転車で帰れたんでしょうか。
ちなみに、『伝説を叩きのめすときには徹底的に』という通訳では意味が半分しか分かりませんね。マヌーフはこういってましたから。
Sakuraba was my hero. But to be a legend you have to kill a legend. Sorry I had to beat him up.
(自分が伝説になるには、伝説を殺さなければならない。彼を倒してごめんなさい)
そうです。桜庭を殺すという栄誉をもらったんだから、これからはマヌーフ自身が伝説になれるように、死にものぐるいでがんばってもらわないと困る。
○ホナウド・ジャカレイ(2R終了判定3-0)ジェイソン“メイヘム”ミラー×
この試合は「抜群に」面白かったですか?少なくとも、型にはまった試合ではなかったですね。あんまり見たことのないムーブがふんだんに見れました。だから、悪く言えばぐちゃぐちゃにも見えたし、浮き足だっても見えた。たぶん、凄いことをやっていたんでしょう。ちょっと個人的には、むずかしく見過ぎちゃったかも。メイヘムのVサインに須藤元気はぶっ飛んでいましたが、メイヘムはあれくらいしかできなかった、という風にも見えました。確かに、事実上の決勝戦には見えました。
【その他】
ゲガール・ムサシは地味だけど、急成長中の選手特有の伸びやかさのようなものを感じさせてくれました。もう一回くらいは勝つかも。ハレック・グレイシーとガジエフ・アワウディン、急遽のマッチメークのわりにはグッド・シェイプで、意地っ張りな良い試合でした。アワウディンって、佐藤をマウントの下からKOした、あの人だったんだ。気がつかなかった。ウマハノフと親戚だとか言ってましたね。テレビ的には、ナイター中継の「野村の目」みたいな感じで、TKが画面に丸印を付けて解説するという工夫をしていましたが、なんか、バックマウントのときの四の字フックにばかり丸を付けていたような印象が。さっき聞いたよ、それ、みたいな。
外人ばかりのミドル級、日本人ばかりのライト級(アルバレスはいるけどさ)と、やっぱり落ち着くところに落ちついた感じで、ぐんぐんと抜き差しならない試合が続くことになります。KID、秋山登場でレーティングも楽しみな次回大会には大きな期待が広がります!
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アメリカでも EliteXC ハワイ大会と、AdrenalineMMA旗揚げ戦が開催されました。結果は下記でどうぞ。
【Adrenaline】高瀬大樹、ブーイングの中反則負け (MMA Planet)
【EXC】KJ・ヌーン、48秒衝撃のTKO決着。試合後は、ぷっつんディアズと乱闘劇(MMA Planet)
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