ネバダ州が薬物失格の罰則を驚愕の大強化!



ネバダ州アスレティックコミッションが金曜日、薬物検査失格の罰則を大幅に強化する改正案を決定した。これまで9か月程度であったステロイド失格(初犯)が出場停止3年に変更になるなど、ペナルティが非常に大きく、選手によってはこれ一発で現役生活にとどめを刺される場合も出てくることと思われる。これはクレイジーなまでに思い切った判断というか、口あんぐりのルール改正である。日本人ファイターも、禁止薬物を取らないことはもちろんのこと、普段からのお薬の利用にはくれぐれも用心深くお願いしたいところだし、「本当にやってないのにどうして!」と言うケースでは、弁護士を雇って戦わなければならないことも出てくるだろう。


鎮静剤、筋肉弛緩剤、睡眠薬、精神安定剤、アヘン、大麻
•1度目の失格:出場停止18か月、ファイトマネーの30-40%の罰金
•2度目:2年、40-50%
•3度目:3年、60-75%
•4度目:永久追放、ファイトマネー全額没収

減量目的で使用される利尿剤
•1度目の失格:出場停止2年、ファイトマネーの30-40%の罰金
•2度目:3年、40-60%
•3度目:永久追放、ファイトマネー全額没収

興奮剤(アンフェタミン、コカインなど)
•1度目の失格:出場停止2年、ファイトマネーの35-45%の罰金
•2度目:3年、50-60%
•3度目:永久追放、ファイトマネー全額没収

合成ステロイド(テストステロン、ヒト成長ホルモン)
•1度目の失格:出場停止3年、ファイトマネーの50-70%の罰金
•2度目:4年、75-100%
•3度目:永久追放、ファイトマネー全額没収

検査の忌避・事前探知、ヒトのものではない、あるいは他人の尿サンプルの提出、混ぜ物やマスキング目的の利尿剤を含む薬物
•1度目の失格:出場停止4年、ファイトマネーの75%の罰金
•2度目:永久追放、ファイトマネー全額没収

なおこれは競技期間内(試合前後2週間)の検査について定めたものである(つまり、期間外の抜き打ち検査は別である)。施行日は9月1日が予定されている。かねて、薬物検査プログラムの創設を明らかにしていたUFCでは、6月3日にその内容を明らかにする旨を発表している。UFCがネバダ州以外の大会でも、同じような基準を自主的に用いるかどうかが注目される。なおUFCではいまのところ、9月以降のネバダ州大会のスケジュールを発表していない。

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【UFC Fight Night 66: Edgar vs. Faber】

引退戦を勝利で飾ったマーク・ムニョスのスピーチはなかなかのものだった。内容的にはけっこう紋切り型なんだけど、地元ファンの温かな声援と、本人の満ち足りた表情と、グローブをケージ中央に置く品のある所作とがあいまって、まさしくスーパーベビーフェイスの桜舞い散る花道になっていた。試合前にはムニョスについての記事もたくさん出ていたのだけれど、どうも内容はやっぱり紋切り型で、当ブログで紹介したくなるような話は出てこないのではあるが、おそらくとことんベビーフェイスな人なのだろう。

自分が主宰していたレインズ・トレーニング・センターもすでに売却したと言うから、よくある2年くらいしたら復帰するというパターンではなく、本当にきっぱりと足を洗うつもりなのだと思う。

「フェイバー vs エドガー」は、なにも派手なことは起きなかったけれども、ピンと糸が張り詰めたような緊張感が5Rにわたって続いていた。両者は最後まで永久電池のように動き、たがいのゲームプランを押し付け合っていた。序盤はジャッジも困るだろうと思うくらいの接戦に見えたが、後半になるにつれ、エドガーの優勢が明らかになっていき、結果的には明確な差を付けた。フェイバーにとってはノンタイトル戦で初めての黒星となった。まだまだ元気そうには見えるけれど。

せっかくの初のフィリピン大会なのだから、もうちょっとフィリピンっぽさを出せばいいのにね。UFCのイベントは世界どこでやっても同じに見えるのはちょっと残念。

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元UFCファイターのコーリー・ヒル氏(36)が肺炎で逝去した。ヒルについてはかつて次を書いた。

アンデウソン・シウバより前に、UFCでスネを折った男がいた■MMA Unleashed 2014-01-16

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【ZONE×REAL】横浜大会の地上波放映決定(eFight)


ゼロから作った究極の大会。究極格闘技UFC(電通採用サイト)
これ、かなりあれこれとイライラするんだけど、まあスルーしておきますかね・・・ああ、やっぱひとつだけ。電通さんがゼロからつくったんじゃなくて、UFCというブランドに乗ったんだろうが・・・


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