「UFC Fight Night 67: Condit vs. Alves」レビュー


5月31日のUFCブラジル大会、ケガから久々復帰のカルロス・コンジットが、やはりケガの多い印象のチアゴ・アウベスにドクターストップ勝ち。アウベスの鼻の骨はおでこにまで移動してしまっていたのだというからすさまじい。ベビーフェイス対決でのこの結末は後味が苦い。コンジットはこの勝利でただちにトップコンテンダーに復帰とは言いがたいかもしれないが、元気そうに見えたのは何よりである。

他方でバホーゾの金的蹴りでゲロまで吐いて苦しんでいたライアン・ジンモは特にドクターストップにもならず、最後まで試合を行っていた。ボハーゾさんもワザとやったわけではないのだろうと思うけれども、だからといってジンモがゲロっているあいだも5分間ゆっくり休憩し、ペナルティ無しで試合再開となり、結局フルマークで判定勝ちするのをみていると、なんだかちょっとあんまりじゃないかという気もした。というか、あの状態で試合を継続することは、ドクターとしてはOKなんですかね。こっちは心配で、ちょっと正視できない感じもあったのだけれど。

DREAMファイターのKJヌーンズは、アレックス・オリベイラという人に一本負けしてしまった。ちなみにこの試合、ヌーンズのもともとの対戦相手はヤン・カブラルであったのだが、そのカブラルの欠場理由はなんと「デング熱」だったのだそうだ。そういえば去年の夏にはよく耳にした病名、暑くなってくると気になる病名ではある。さらにちなみに、このアレックス・オリベイラの代打出場に伴い、この大会のメインカードにはウェンデル、チャールス、アレックスと、3名のオリベイラが登場するオリベイラ祭りとなった。

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岡見勇信の参戦が広く報じられていた6月5日のWSOF21大会のカードがこのほど公式発表されたが、岡見の名前がいつのまにか消滅している。WSOFではこういうことが「あるある」になりつつある(もっとも、岡見参戦が「公式発表」されていたかどうかは定かではない)。メインイベントも、当初報道の「スメリーニョ・ラマ vs. ブラゴイ・イワノフ」のヘビー級タイトル戦に代わって、セミファイナルで予定されていた「ランス・パーマー vs クリス・ホロデッキ」のフェザー級タイトル戦が昇格するようだ。どういう意味のある試合順変更なのかは不明であるが。

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オブザーバー6月1日号によると、7月11日のUFC189「アルド vs. マクレガー」MGMグランドのゲート収入はすでに700万ドルを越えることが確実となっており、2011年にカナダのトロント、ロジャーズセンターで行われた5万人興行「GSP vs. シールズ」を除くと、UFC史上最大のゲート収入となっている。前売り券のうち、およそ25%にあたる3,500枚がアイルランドおよび英国で、17%にあたる2,300枚がブラジルで買われている。ダナ・ホワイトはこの大会のPPV売上を100〜120万件と強気に予想している。この大会はプロモーションのワールドツアーを行うなど、投入したマーケティング費用も過去最大なのだそうだ。

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世紀の一戦「パッキャオ vs メイウエザー」で、パッキャオが負傷を隠して戦ったことに対する視聴者からの訴訟が、すでに全米で32件にのぼっているとXfinityが報じている。賠償請求額はすべて500万ドル(クラスアクションの請求額の目安なのだそうだ)となっている。

この記事の中で専門家は、「ケガを理由にパッキャオが試合をキャンセルしたとしたら、もっとたくさんの訴訟がおきていただろう」と述べ、また裁判の行方については「結論的には、パッキャオは試合前に視聴者にケガについて明らかにする必要があったとは認められず、原告が敗訴するだろう」としている。原告が契約したのはパッキャオではなくあくまでPPV配給会社であること、配球会社からボクシングの試合自体はまちがいなく提供されたことがその理由。かつてマイク・タイソンが相手の耳をかみきって反則負けした際にも訴訟が乱発したそうだが、結局ファンに対する返金は認められなかったのだという。

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UFCのオーナーでもあるフェルティータ兄弟が経営するステーションカジノグループが株式上場を検討していることが明らかになった。同社は2009年にチャプター11倒産をし、それ以来フェルティータ兄弟が2億ドル以上を投じて経営を再建してきている。同社は1976年に兄弟の父親であるフランク・フェルティータJrが設立、現在はRed Rock Casino Resort & Spaをふくめ、ラスベガス地域に21か所の拠点を有している。

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UFCミドル級チャンピオン、クリス・ワイドマンが、フロイド・メイウエザーにマウンティングされた経験を語る。MMA Fightingより。

同じプールパーティに出席していてね。それで一緒にすごして、色々アドバイスをもらったんだ。

ビジネスの話をしていたら、メイウエザーはおもむろに金額の話をしはじめたんだ。さずが、フロイド・「マネー」・メイウエザーだと思ったよ。「メイウエザーさん、尊敬しています。ご機嫌いかがですか」と話しかけたら、メイウエザーは「僕はこれまでに1億2500万ドル稼いだんだよ」と答えるんだ。ワオ、何も聞いていないのにすごいな、と思ったよ。メイウエザーは、プライベートの飛行機をたくさん持っているとか言っていた。だから僕は「そんなことは聞いてませんけど、すごい話ですね。僕もそうなりたい」なんて答えていた。

彼は僕のことを知っていたし、クールだったよ。そもそも、向こうから僕に人づてで声をかけてきたんで、ご一緒できたんだ。ざっくばらんな人だったし、ホントにマネーが好きなんだなと思った。



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映画だ、自伝だと大忙しのロンダ・ラウジーがスポーツイラストレイテッドに続き、米一般誌「グラマー」「ローリングストーン」で特集されている。


Wrestlers In Movies: Best/Worst Performances (Entertainment Weekly)


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