キンボとケンシャム、抜き打ち薬物検査に合格【本当にゴングは鳴るのか!】


6月19日に迫った「キンボ・スライス(41) vs ケン・シャムロック(51)」のスーパーハルクファイトを前に、両選手が抜き打ち検査に合格したことが明らかになった。キンボ・スライスのコメント

検査員が急にジムにやってきて、カップに小便を入れろと言ってきた。いいことだと思うよ。若者の見本になるよう、このスポーツはクリーンでなくてはならないからね。

ケンが何を使っていようが、俺は気にしない。ケンはすごい身体を作り上げていると聞いた。結構なことじゃないか。最高に仕上がった状態で出てくれば良い。負けるにしても、ベストな状態の相手に負けたいし、勝つにしても、ベストな状態の相手をKOしたい。だから俺は細かい文句は言わない。プロテインシェイクをたっぷり飲んで出てこいや。

ただし、できればケンの手にパッドでもつけて、鋭利なものは遠ざけておいてくれ。また自分で自分をカットされたらたまらんからな。もしかしたら、自分の足を銃で撃ったりするかもしれないぞ。ケンは何をやらかすかわかったものではない。

人は恐怖心を抱くと訳のわからないことをするものだ。自分で自分をカットするなんて、ほとんど自殺じゃないか。ヤツが試合に出てきてくれることを祈るよ。怖じ気づいて逃げだそうとするなら、俺はセントルイスのドレッシングルームで、オールドスクールのベアナックルファイトで決着をつけてやる。



ケンシャム、キンボともMMAの試合は久々で、両者の「前回の試合からの日数」を合計すると、なんと3,535日(約9.7年)ぶりの試合と言うことになるそうだ

ケンから刃物を遠ざけろとキンボが言っている理由は、前回の因縁にある。次に詳しくまとめた。

真夏の怪談…キンボ・スライスと共に散ったエリートXCのMMAバブル■MMA Unleashed 2014-08-22

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アンデウソン・シウバが2016年リオ五輪にテコンドーで出場したいと口走りながら、その後ブラジルテコンドー協会と音信不通になっているとして、協会のCarlos Fernandes会長が怒り心頭となっている・・・ステロイドで失格したアスリートの出場停止期間は、WADA基準では4年である。2015年の薬物検査に落ちた人が、2016年のオリンピックに出られるわけなど、そもそもありえないと思うのだが・・・

アンデウソンからの連絡が途絶えた。というか、アンデウソンは行方不明だ。メールへの返信もない。五輪出場は別としても、トライアウトには出場するのかと思っていた。五輪出場は本人から書面で希望が来ていたんだ。

連絡がないのは率直なところ驚きだ。ちゃんと事情を説明するのが筋だろう。時の勢いで口走っただけなのかもしれないが、こういうことはジョークでは困るんだ。こっちはインチキ劇場じゃないんだよ。

以前、アンデウソンにブラジルテコンドー協会のアンバサダーになってもらったときも、彼はほどなく姿を見せなくなった。アンバサダーというのは姿を見せる人のことなんだ。それから2年、アンデウソンはまたしてもテコンドーのことを公に口にし、再び行方をくらませた。プロの所業ではない。



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BSスカパー!で先週放送された「PRIDEヘリテージ第10話」は2000年8月27日に西武ドームで行われたPRIDE 10を振り返っていたが、この大会で桜庭和志と戦ったヘンゾ・グレイシーのインタビューがMMA Fightingにあった。抄訳で紹介する。

いまは試合中にケガが発生したら試合は止められるけど、僕の場合にはケガをしたとしても絶対タップはしなかった。とはいえ、実際にそういう場面に出くわして、すさまじい痛みを感じると、そんな信念も揺らぐこともありえるんだ。桜庭戦で味わった痛みは人生最大のものだったけれど、そんな経験ができたことを今ではうれしく思っている。思い出すと笑いが止まらないくらいだよ。あのとき僕は、自分の心が自分の体より強いことに確信を持った。

桜庭には勝てるはずだった。技術的には準備万端だったし、自信も満々だった。というか、僕に勝てるヤツなんているわけないと思っていた時期もあった。ただ1つだけ、後悔とは言いたくないけれど、あの試合ではディフェンスに注意を向けすぎて、安全策を採ってしまった。判定なら勝っていたと思うのだが、試合終了の17秒前にキムラで極められた。僕がミスを犯したのは確かだが、あのポジションで桜庭があんなに力強いとは思わなかった。当時の僕の体重は170パウンドくらいだったけれど、桜庭はそのころ、200パウンドの選手との試合に慣れていたからね。あの力の強さは想定外だった。

あの試合は僕の生涯でももっとも勉強になった試合の1つだ。つまり、ゴングが鳴るまで試合は終わっていない、ということなんだね。僕はもう、頭の中では勝利を祝っていた。残り時間ははっきりと把握していた。そうしたら見事にしてやられた。いまでも弟子たちには、勝ち名乗りを受けるまでは、試合は終わっていないんだぞと教え込んでいる。忘れられない一日になったよ。勝利よりも敗北から学ぶことのほうが多いからね。




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高橋テツヤ

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