情報錯綜中!UFC、年末年始に豪華カードを連発


UFCの年末年始のビッグマッチについての情報が錯綜している。Yahoo!のKevin Iole記者は、12月5日のUFC194大会がダラスのAT&Tスタジアムで開催され、メインイベントとして「ジョセ・アルド vs コナー・マクレガー」のフェザー級王座統一戦が検討されていると報じている。他方でダナ・ホワイトはAriel Halewani記者のインタビューに答え、12月にスタジアム大会を開催したいとの意向を認めつつも、それは12月5日ではないと語っている。Bleacher ReportのJeremy Botter記者は、12月5日大会はカナダのカルガリーで開催予定で、メインイベントは「ロビー・ローラー vs カルロス・コンジット」のウエルター級タイトル戦、セミファイナルは「ジョニー・ヘンドリックス vs タイロン・ウッドリー」のトップコンテンダー戦になる模様だと報じている

今年初頭に発表されたUFCの年間スケジュールでは、もともと12月5日にはPPV大会が予定されていた。また、ダナ・ホワイトはかつて、もしニューヨーク州でMMAが解禁になったら、この日にマジソンスクエアガーデン大会を行うこととし、ニューヨーク州解禁が流れた場合には、カナダのカルガリーかトロントで開催したいと語っていた。UFCでは2012年にカルガリー大会(UFC149)をいったん発表しながら、後に中止したことがあり、ホワイトはかねて「カルガリーには借りがある」と語っている。

UFCでは来年1月2日にMGMグランドを抑えており、正月恒例のPPV大会(UFC195)を開催予定だ。11月14日にはUFC193が、オーストラリアのメルボルンで開催される予定となっており、こちらにも充実したカードを投入する必要がある。PPV大会は月一回が限度であると思われるので、12月にダラスでのスタジアム大会と、カルガリー大会の両方を、PPV大会として行うことは事実上難しい(しかも、UFCは来年7月2日にUFC200記念大会を開催することを発表している。つまり、この先1年間のPPV大会数は11大会しかないことになり、月間2PPV大会はありえない)。

年末年始大会に投入されるタイトル戦カードは次の7枚だ。「ジョセ・アルド vs コナー・マクレガー」「クリス・ワイドマン vs ルーク・ロックホールド」「ファブリシオ・ヴェウドゥム vs アンドレイ・アルロフスキー」、「ロビー・ローラー vs tba」(カルガリーでのカルロス・コンジット戦が報じられているが、ダラス大会になるなら、地元の英雄ヘンドリックスの挑戦の方がふさわしい)、「ロンダ・ラウジーもしくはベチ・コヘイア vs ミーシャ・テイト」(ロンダはすでに、年末にミーシャをぶっ倒すと自らTweetしている)、「ハファエル・ドスアンジョス vs ドナルド・セラーニ」。いまは話の寸法が合わない情報が入り組んでいる状態だが、これらのカードが最終的に、どの大会にどのように配されて落ちついていくのか、決定情報を楽しみに待ちたい。

さらにここに、爆弾カード「ヒョードル vs レスナー」投入を夢見る人もいるようだ。もっともヒョードルはベラトール入りが有力視されているし、レスナーはすでにMMA引退をかなりはっきりと表明している。それでも、ダナ・ホワイトとビンス・マクマホンが、ロンダ・ラウジーのレッスルマニア登場と、レスナーのUFCワンマッチ復帰のバーター取引を行うのではないかと期待する向きもある。

レスリングオブザーバーは、ダラスでのスタジアム大会に6万人を動員するなら、「アルド vs マクレガー」「ラウジー vs テイト」「ローラー vs ヘンドリックス」の3枚は必要になるだろうと分析している。

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この記事は紹介しなくては、と思って2か月ほど経ってしまった・・・Better than never、6月のUFN68でのオマリ・アクメドフ戦を最後に現役引退を発表した矢印胸毛男、ブライアン・エバソール(35)の数奇なキャリア。MMA Fighting

エバソールは文字通り、流浪の戦士だった。インターネットの掲示板には「EIU Wrestler」というハンドルネームで頻繁に書き込みをしていた。エバソールのキャリア戦歴は記録に残っているものだけで51勝17敗1ノーコンテスト、合計69試合にのぼる。記録が行き届いていない時代にも試合をしていたし、別のルールで戦ったこともあったから、実際にはそれよりうんと多いはずだ。

エバソールがUFC入りしたのは、キャリア11年目、プロ62試合目のことだった。たまたまUFCのシドニー大会で欠場者が出たことで、ショートノーティスの代打としてクリス・ライトル戦に臨んだのだ。インディアナ州出身のエバソールは当時、オーストラリア在住だった。エバソールへの期待は、そこそこやってくれれば十分というものだった。しかしエバソールはライトルにアップセット勝利を飾り、ファイトオブザナイト賞まで獲得してしまった。そこからUFC3連勝、エバソールはミッドレベルの選手として重宝されるようになった。

エバソールのキャリアの中でもっとも印象的な試合は、Wkipediaにも載っていない試合だ。2005年、当時サンホセに住んでいたエバソールは、ストライクフォースから、売り出し中のスター候補生、カン・リーとの散打ルールでの試合オファーを受けた。期待された役回りは噛ませ犬だった。しかしエバソールは、散打ルールでリーを圧倒してしまい、結局、疑惑の判定負けを喫したのだった。

カリフォルニア州でプロMMAが解禁されて最初の興行は、2006年3月、サンホセHPパビリオンのストライクフォース大会だった。観衆18,000人の前で、エバソールは当時強豪として恐れられていたマット・ホーウィッチに判定勝ちを収めた。入場シーンでエバソールは、音楽に乗って歩きながら、携帯電話でピザのデリバリーをオーダーするというギミックを演じた。エバソールはこのギミックは後にUFCでも披露している。

その数ヶ月後、サンフランシスコのカウパレスで行われたMMA大会で、エバソールはシャノン・キャノン・リッチと戦った。リッチは当時、全米のMMAローカル大会に毎週のように登場し、毎回のように負けていた。エバソールはすでに4年前にリッチと戦っており、そのときには楽勝していた。エバソールはこの試合で、鎖に繋がれた犬を演じ、マッチョな女性に引きずられるように入場してきた。ゴングが鳴るとエバソールは、桜庭でおなじみの側転式パスガードを披露するなど、派手な動きでリッチを蹂躙、実力差を悟ったリッチは、さほど極めの強くないサブミッションホールドにタップアウトした。もっと劇的なフィニッシュを予定していたエバソールは、リッチのタップアウトに怒りの表情をつくってみせた。

ところが当時のカリフォルニア州アスレティックコミッションのディレクター、アマンダ・ガルシアは、この試合を八百長試合と断定、エバソールのファイターライセンスを停止してしまった。

アメリカで仕事が出来なくなったエバソールは、オーストラリアに移り住み、そこで恋人を作り、腰を据えて暮らすようになった。練習拠点はタイに構えていた。UFCがクリス・ライトルの対戦相手を探し始めるまで、エバソールはアメリカのMMAシーンからは、事実上姿を消していたのだ。

エバソールは今年11月に予定されているオーストラリア大会を自分のラストマッチと定めていた。しかし、UFN68でアクメドフのローキックを右ヒザに受けた瞬間、「この試合も、このキャリアも、もうやめてしまおう」と決意を固めたのだった。



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マーク・ハントが9月に出版を予定している自伝でも披露しているという、「子供の頃に死神を見た話」。BloodyElbow

僕の母親は脳卒中を11回もやったような人で、当時車椅子に乗っていた。僕の父親はガンで、髪は白く、顔色は茶色で、ほとんど死んでいた。ある日僕は母親を連れて、入院中の父親を見舞いに訪ねた。そしたら病室に、灰のような匂いが充満しているんだ。

ふと母親の方を振り返ったとき、僕の視界の隅に、高さ6メートルくらいのとんでもない物体が映った。そいつは頭巾のようなものを被り、何かを手に持っていた。こいつはここに、父親を迎えに来たんだ、と直感した。

あれは間違いなく死神だと思う。ものすごい悪寒が走るんだ。見てはいけない、見たら死ぬ、と思った。そいつが放つパワーは半端なかった。僕はそいつを4回見た。こんなものが存在するなら、神様だって存在するだろうなと思った。



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アナーキストとしてお馴染み、ジェフ・モンソンが、ロシアの有力政治家の後ろ盾を得て、ロシア国籍取得を目指している。モンソンは過去9戦のうち7試合をロシアで戦っており、今年の2月の試合では、ウクライナの戦火で生活に瀕する子供たちにファイトマネー全額を寄付している。モンソンは「私の中にはロシアンスピリットがある。この頃ではますます長い時間をロシアですごすようになっている。アメリカがロシアを経済制裁を行っている状況下で、時間はかかるだろうが、数ヶ月以内にはロシア国籍を取得したい」と語っている。

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あのISIS(イスラム国)のトレーニング風景。まるでTUF。

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高橋テツヤ

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