ニック・ディアス純情篇


レスリングオブザーバーの速報より

スパイクTVは榊原氏の新しいプロモーションと1大会契約を締結、北米で氏が開催する大晦日大会を放送することとなった。エミリャーエンコ・ヒョードルがこのプロモーションと契約し、メインイベントを飾る。

スパイクTVでは、アメリカ時間で大晦日のプライムタイムに、この大会を録画中継で放送する。この大会にはベラトールの選手が参戦するが、ベラトール以外の選手も参戦する。



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長期出場停止処分で追い詰められたニック・ディアスがMMA Fightingの取材に答えて、とうとうと自分語りをしている。けっこうはじめて聞く話もある。

格闘技に本当にここまで入れ込んでいるのは自分だけだろう。他のヤツらが言いたいことも言わないのは、家族やら嫁さんやらのことを心配しているからだ。でもオレは全身全霊を格闘技に傾けているんだ。だからオレはいつもこんな風にやってきたんだ。他のヤツらには別の生活がある。でもオレには別の仕事なんかない。僕は中学も卒業していない。卒業しようと思えばできたんだが、ケンカをしすぎた。

両親からはABCくらいしか教えてもらえなかった。学校を転々とし、薬を飲まされ、クラスメイトからは馬鹿にされた。というのも、オレが教室でちょっと荒れると、先生がほかのみんなに、ニックはお薬を飲んでいる、ときどき飲むのを忘れる、などと説明するからなんだ。そんな風にされると、どうなると思う?クラスのヤツら全員をぶちのめしたくなるんだよ。女の子まで「大丈夫なの?お薬は飲んだの?」なんて言ってきやがる。

母親が家を取られてしまい、オレはロディ(地名)のじいさんの所に引っ越したりしていたが、転校しなくていいように届け出をしないといけなかった。だって、黒人とアジア系だらけのゲットーのようなストックトンの学校から、ロディのプレッピーな学校に転校するなんてありえないことだからな。

オレにはステファニーというすごく美人な彼女がいたから、高い物は買えなかったが、洋服についてはと手も気にかけていた。彼女の元彼は1学年上で、フットボールチームのアイドルで、フットボール部のコーチがオレのことを悪く言ったものだから、ヤツらもオレにちょっかいを出すようになってきた。ヤツらはほとんどステロイドを使っていたし、多くはメキシコのギャングで、覚醒剤をやったり刺されたりしていた。

高校の時、同じクラスのバートと大喧嘩をやってしまい、割って入った教師から、おまえらはもう学校に来ないでくれといわれたから、オレはホームスクーリングを始めたんだけど、全然うまくいかなかった。勉強で大きく落ちこぼれてどうにもならなくなり、オレはプロの格闘家になる練習をし始めた。オレの彼女はオレを嫉妬させようとして、バートとデートし始めた。バートは銃を持ち歩いていたから、もめ事はおこさないようにしていた。

オレがプロとしてのデビューを飾った2000年7月5日の少し前に、バートが自宅でパーティを開いた。その前夜、ステファニーはオレのことを愛しているといってくれた。パーティの後、オレは彼女の家に行く予定だったんだが、気分が悪くなった友達がいたりして、いったん自宅に帰らないと行けなくなった。

その1時間後に彼女の母親から電話があって、「ステファニーと一緒じゃないの?」というんだ。彼女の母親はオレの家にオレを迎えに来て、そのままオレのばあさんの住むトレイラーパークまで高速99号線をクルマを走らせた。

高速では事故が起きていた。オレがフェンスを跳び越えて眺めていると、クルマが1台に救急車が1台見えた。

ステファニーが高速でクルマを捨てて歩き出し、別のクルマに轢かれて自殺したのだ。俺の愛する女はこれまでにも自殺未遂をしていたが、3度目にとうとう成功してしまった。

彼女は大学に行くことになっていた。彼女はマジメな生徒だったし、オレにはできないことを全部できていた。トレイラーパークに住みながら、他のヤツらのようにドラッグもやっていなかった。オレときたら、学校にいる間中、彼女の元彼やら、フットボール部のヤツらにケンカで負けたら彼女にどう思われるのだろうと心配ばかりしていた。オレは学校には行かず、よからぬ仲間とつるんでいた。

オレが学校にいくわけはなかった。カネもなかったし、クルマもなかった。でもあのとき、オレは彼女を止めに行くべきだったんだ。その後オレは成長し、もう子供ではなくなった。プロデビュー戦は1R、チョークで勝った。でも頭の中は学校時代と変わらず、彼女のことで一杯だった。

オレは彼女の墓まで毎日7マイル走り、彼女に誇りに思ってもらえるようなファイターになって成功することを約束した。

ネバダ州のコミッションは全力でオレが本来いるべき場所から排除しようとしているが、オレはこうしてファイターになり、自分らしい人間になったんだ。オレは最初からずっと、こう思ってやってきているし、これからも自分自身以外の何者かになろうとは思わない。

正直、聴聞会の途中で放り出して帰ってやろうかとも思ったが、弁護士のアドバイスもあったので、オレはそうはしなかった。コミッショナーに面と向かって自分の考えをぶつけてやろうかとも思ったが、それもしなかった。

コナー・マクレガーの元ネタはオレだ。オレがいなければああいう存在はなかったはずだ。コナーを嫌いなわけじゃないが、オレこそがオリジナルのリアルディールだ。オレは生涯1度もステロイドを使っていない。おれはズルをすることなく、格闘技を学んできた。だからオレこそが、世界で最高のファイターなんだ。

コナーのような男は、オレよりウンと稼いでいるし、優秀な代理人や弁護士をつかってしっかり契約交渉なんかもやっている。それに比べればオレなんか、しょうもない柔術コーチにこれまでほとんどの契約を任せてきてしまった。前回の試合から、やっとまともな代理人を立てて、自分でも参加して契約をするようにしたんだ。何せオレは中学も卒業していないからな。

おれは弟のセコンドについてやることもできないことにすごく怒っている。弟を格闘技に巻き込んで悪かったとすら思っている。いくら頭を蹴られても、ろくにカネももらえないんだからな。



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日本滞在中のロイ・ネルソンが、大好きなバーガーキングの代わりに通っているお店を語る。BloodyElbow

(日本は2度目だから)食べる場所はもう把握している。前回来日したときにはシズラーを見つけた。今回はサブウェイを見つけたぞ。

魚は食べないようにしているんだけどね、ホテルの朝食バイキングはいつもおいしくてやばいんだ。

(ジョシュから「ロイはグレイビーソースを違法に濫用している」と挑発されていることについて)少なくともグレイビーソースで検査結果が陽性になったことはないよ。まあでも、グレイビーソースをかけると何でもホントにうまくなるよな。



グレイビーソースかあ・・・うまいか、あれ?

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信じられないほどスイングしていない、ルーク・トーマス記者による桜庭和志インタビュー(動画)。MMA Fighting


女性の言葉を変に翻訳するのをそろそろやめてほしい。



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