RIZIN「IZAの舞」レビュー


明けましておめでとうございます。健やかに新年お迎えでしょうか。
RIZIN IZAの舞をフジテレビ地上波で観戦した。

RENA def. イリアーナ・ヴァレンティーノ

キャー。RENAちゃん萌えるわ。ウルウルくるわ。劣勢を跳ね返しての、まさかの一本勝ち、IT(イット)ファクターが基準値を超えて陽性反応しておるわ。試合前PVもめっきりアイドル風、計量でもセクシー水着で、露出にもノリノリ。思えば以前雑誌のコスプレ撮影の依頼にけっこうな堅さで応対していたと読んだ記憶があるけど、その辺はさすがの大阪人、カネの匂いに態度を変えたということやろか。そらそうやなあ。ええこっちゃ。打撃の人やから、和製ジナ・カラーノかなと思うていたけど、こんな決め技見せられたら、和製ロンダまで乗せてきてるで。これでスターにならんかったら、こらもうプロモーターのせいやで、ほんま。

ヴァレンティーノのPVでのセリフ「格闘技はすべての人に好まれるスポーツではありません。でも私たちは人生のすべてを献げているんです」にもちょっと胸が詰まりましたね。


ギャビ・ガルシア、バルト、サップ、曙
・・・このあたりが続いた時間帯は、あまりの冗長さにこちらも意識混濁だ。もう老いぼれてしまっていて、長時間のテレビにつきあうスタミナがないのである。ピーター・アーツが、無造作に近づいてくるバルトをロクに殴りも蹴りもしないのは、いったいどうしたことだったのだろうか。チラッとアーツは足をケガしていたなどと言っていた気もするが、それは本当?アングル?「曙 vs サップ」では、ああ、シーザー武志が乱闘に巻き込まれて激高し、両選手をKOしてくれないかなあなどと夢想しながら、スティッチにも止められない流血があるのかと思いつつ、試合終了の意志決定が遅いなあとか、あんなに誰が見ても明らかな判定結果の発表にどうしてこんなに時間がかかるのだろうとウンザリし始めたあたりから、自分の注意力がテレビからスマホやら、やり残した仕事やらに切り替わってしまって、集中力を完全に削がれるようになった。

で、そのまま「クロン vs. アーセン」の試合になだれ込み、いかんいかんと襟を正して観戦、両選手素晴らしい動きにホレボレしたのだけれど、もう少し注意力のある段階で観戦していたら、感想の言語化も進んだと思うのだけれども、いまは良い試合だったなあ、くらいの語彙しか頭から出てこない。これまでアーセンについては、モハメド・ヨネ的なルックスの人なのかと思っていたのだけれど、全然シュッとした今風のアスリートだったですね。ずっとMMA専門でやるわけではないんだよねえ?

ヘビー級GPについては地上波では、何か恨みでもあるのかと思うほどムチャクチャ編集されていて、取りあえず結果だけ放送しておきますと言った塩梅だったので、具体的なことは何も分からなかった。モーの優勝は順当なのだろうけれど、いまさらモーあたりに妙に高い壁になられてもなあ、という気もする。MMAファンとしては、このGPについては、ちゃんとPPVで見ないとダメだったかもしれない。

それから、「IZAの舞」は、リング設営からリングアナウンサーから、何から何まで刷新され、一目見たらびっくりしますよなどと宣伝されていたと思うのだけれど、2日前の大会とどこがどう変わっていたのですか。ケイ・グラントもレニー・ハートもそのままいるし(・・・個人的にはレニー・ハートはもう完全に飽きたわ・・・)、光るロープがあったのはわかったけど、事前にアピールしていたのはあれのことだったの?

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タイムラインを見ている範囲では、どうも地上波版より、会場やPPVのほうが面白いと感じた人が多いような気がするが、地上波版だけをみた限りで、面白かったか面白くなかったか、2つに1つで答えよと言われれば、RENAとアーセンと武尊を除くと、とくに面白くはなかったと言わざるを得ない。でもね、大晦日にこうしてヘトヘトになって、肩や首が凝ったわー、面白くない試合だな~なんてブツクサ思いながら格闘技中継を見るというのは、やっぱりいいものではある。旗揚げ会見で説明されていたRIZIN3つのコンセプトはどこへやら、SARABAとIZAの区別も判然とせず、結局幕の内弁当的になっていたようにみえたのは残念だ。粗い編集で同じ試合を何度も流す手法を含め、なんだかフジの番組と言うよりは、TBSの格闘技番組みたいだった。それってリスク管理をしたようでいて、実は熱を持ってみている人が誰もいなくなってしまうという意味では、一番リスキーだったりするのではないかと思う。

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ついでにTBS「魔裟斗 vs. Kid」2も大急ぎで再生。魔裟斗のキビキビした動きが印象的だったのだけれど、観戦しながらよくわからなくなってきたのは、この試合って、エキシビションではなかったんでしたっけ?。魔裟斗の打撃は仕留める気満々に見えたけれど、でもまあせっかくコーナーに詰めてもKidをスッと逃がしてやっていたようにも見えなくもなかったし、他方のKidは自分からはほとんど何もしていなかったようにも見え、だから試合自体もガチンコのようにも、エキシビションのようにも見え、これはいったい何を見せられているのだろうと思いあぐねている間に、あっと間に3ラウンド終わってしまったといったところだった。それにしても、全面広告だらけの、あんなに醜いリングを見たのは初めてだった。それと、娘を肩車するKidを見て、初田とかいうTBSお得意のアナウンサーが昔の安田忠夫の同じシーンに言及したことには、ああ、TBSなりに大晦日の歴史を大切にしているのだなあと、なんだか気の毒になってしまった。時代は進んでいるのかいないのか、あのとき安田が金星を挙げた相手も、ジェロム・レ・バンナだったでしたかねえ・・・(ちなみにアメリカのMMAニュースサイトでは、RIZINがバンナのファイトマネーを下げようとしたとの噂が流れているけれど、どうなんですかね)。

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『巌流島・第2回大会』に関するお詫びとお知らせ(フジテレビCS)
不思議なタイミングで不思議な内容の発表ごとだ・・・それに、「株式会社ひとだんらく」って・・・


「マニー・パッキャオ vs. ティム・ブラッドリー」が4月9日、ラスベガスMGMグランドで行われることが明らかになった。パッキャオ連敗を受けての3度目の対戦。



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