ASUKAマニア!【NXTレビュー】


4月1日に開催されたNXT Takeover: Dallasの楽しさや異常性、中邑のWWEデビュー戦についてはMMA Unleashedで書いたので、ASUKAの試合の感想についてはこちらで書こうと思う。

ASUKA、桜吹雪の中を、お得意の能面を付けて登場。能面でゆっくりと辺りを見回すので、角度によって怒っているようにも悲しんでいるようにも見える(アメリカのファンにはこの微妙な効果が通じているのだろうか)。と、刹那に能面をはがして口にくわえて不敵な笑み。いやあ、美しいけれどすさまじい表情ですよ。相対するベイリー、不覚にもよく知らない選手なのだが、チアリーダーっぽい入場シーンにはヤンヤの歓声で、どうやら超ベビーフェイスっぽい。その割にはASUKAへのブーイングは少なめだが。

試合が始まると会場のファンが声を合わせて歌い始めたのが。「ベイビー、僕のガールフレンドになってくれないか」と呑気に歌うこの曲だ。これも、どちらの選手に向けて歌っているのか、よくわからなかったのだけれど。両方かな。それにしても、魅力的な女子選手の試合を見ながら、会場全体が合唱しているというのは、なんたる桃源郷か。



試合の方は、さすがにタイトルマッチだけあって、個人的にこれまでよく見ていたような、ASUKAが一方的に攻め込んで大見得を切るという試合ではなく、攻めと守りが入れ替わる一進一退の攻防に。ところが、両選手の表現力に差がありすぎるのがちょっとキツイ。ベイリーが攻め込んでいるときには、ASUKAに比べ動きの切れが悪くて何をしたいのかが分からないほどだし、ASUKAも受けるのをじっと待っているように見えてしまう。そしてASUKAが攻めに転じると、白黒画面が急にカラーになったように華やかにはなるのだけれど、それでもどこか遠慮がちに見えたりもする。そんな大人な試合展開の末、ASUKAロックでベイリーの腕がガクッと落ちての失神レフリーストップというフィニッシュは、まるでミーシャ・テイトがホーリー・ホルムを締め落としたシーンに重なったのであった。

なんにせよ、こんな試合を楽しめるというのは、贅沢なことである。


●最近Fire TV Stickというのを買いましたよ。これでWWE NetworkもUFC Fight PassもHuluもNetflixも、あたふたと接続し直したりせずとも、テレビでラクに見れるので具合がよくなりました。4980円と言う価格もApple TVよりはうんと安いし。WWE Networkのアプリは使いやすいですな。現時点ではFight Passの使い勝手をかなり上回ってる模様。

●そういえば今年のレッスルマニアには、さすがにロンダ・ラウジー再登場はなかったですね。

●デイブ・メルツァー記者がASUKAについて、Twitterでファンとのやりとりをしている。

ファン WWE女子でベストのレスラーは誰ですか。

M 大差でAsuka。

ファン ベイリーやサーシャ・バンクスよりも?

M 2人とも非常に良い選手だけれど、Asukaはレベルが違う。もっとコンプリートだ。

ファン Asukaはサトムラより上ですか。

M いや。サトムラはAsukaよりベター・ワーカーだ。

ファン サトムラはいま、世界最高の女子レスラーですか。

M 最近は日本の女子プロレスをそんなに見ていないので、公平な意見は言えないが、シライとサトムラの試合は素晴らしかった。

ファン 英語を話さないレスラーがWWEでチャンピオンになり得ると思いますか。そうなるためにはビンスの引退を待つしかないでしょうか。

M ザ・シークはかつてNWAコンベンションでこう言った。「私は一言もしゃべったことはないが、この部屋にいる誰よりも稼いだぞ」




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高橋テツヤ

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