いきなり名勝負!アンジェラ・リー vs. VV Mei


アンジェラ・リー def VV Mei (5月6日 One Championship シンガポール大会)

これはMMAファンならどうにかして見ておくべき、すさまじい好試合だった。僕も戦前から楽しみにしていた試合だったけど、期待値の遙か上をいっていてクラクラした。これまでスイスイと勝ち抜いてきたOneのアイドル、アンジェラ・リー。ついにベルトが制定されることとなり、初代王者決定戦がOne初参戦、ベテランのVV Meiを招聘して行われたという文脈。One的にいえばリーのためのベルト、リーが敷かれた王座への道を算段通りに駆け上れるのか、それとも百戦錬磨のMeiが計画を台無しにしてしまうのか。

1R、リーの攻撃にはさすがに勢いと花がある。豆タンクのような体型のMeiが相手だと言うこともあるが、見るからに長い四肢をいかしての攻撃には殺傷力がありそうだ。リーが押し気味に試合をスタート。ところが2Rに入るとさすがベテラン、Meiがもつれ合うように距離を詰めてテイクダウンしてリーを無力化、トップコントロールを維持しながらコツコツと削り始める。そして3R、開始直後にMeiのオーバーハンドがいきなりリーをとらえ、リーをノックダウン!すぐに追撃するMei、次から次へとサブミッションを仕掛ける。Meiのアームバーで、リーの腕はあらぬ方向に曲がっている!いったん関節を外したのではないかと思えるような、口あんぐりのミラクルなエスケープを繰り返すリー。Oneを背負っている決意、初代王座をとるのだという決心、アイ・ネバー・ギブアップ精神がヒシヒシと伝わってくる。この3Rは今年これまで、UFCもふくめて、ラウンド・オブ・ザ・イヤーかもしれない。リーをこれまでにないほど追い詰めたMeiの外敵としての仕事ぶりはすばらしいし、このラウンドをサバイバルしたリーにとっても、説得力の高い実力証明になった。最後はMeiもバテたか、あるいはどこか故障でもしてしまったか、チャンピオンシップ・ラウンドの4R、5Rにはリーの攻勢に防戦一方に見えてしまった。しかしこれまでフィニッシュ負けのないMei、最後までフィニッシュを許さない難攻不落ぶりを見せてくれた。

アンジェラ・リー、ブームの匂いのするいいチャンピオンだ。問題は、対戦相手がいるのかということ。日本でも女子のトップファイターはすぐに対戦相手に事欠いてしまうのが難点だった。米MMA記者の中には早速、リーとヤンジェイチェックを見たいとの声も出ていた。まあ、それも見たいと言えば見たいが、やっぱりそんなことになってしまう前に、ここはやはりRenaに仇を討ってもらうべきではないのか。基準外のイット・ファクターをもつ美女2人によるアジア最強決定戦、想像するだけですさまじい決闘の予感がする。今ならRenaが負けて元々だしさ。

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RIZINスターのダロン・クルックシャンク、これはRIZIN名古屋大会前のインタビュー。MMA Fighting

日本はいろいろ違いがあるよ。公衆便所は基本的に、地面に穴が空いているだけなんだよ!こんなもの、クソまみれにしないように使うのは無理だよ!でもホテルの部屋のトイレには、ヒーターが付いているんだ。だから、座る前に温めておくことができるんだよ。しかも水が噴き上げてきてケツの穴を洗ってくれるんだ。可愛いだろ。

前回のUFCでの試合(1月のUFN81)のあと、僕はいつものようにUFCに連絡して、次はいつ試合ができるかな、あまり休みたくないんだけど、とか尋ねたんだ。そしたら彼らは、「ふむ、これで3連敗になったから、もうキミを使うことはできない。次の試合はずっと先になるか、あるいはショートノーティスの試合で必要となれば連絡する」と言うんだ。僕は「いや、試合をしたい。生活もある。これが僕の仕事なんだ」と答えた。でも彼らは、「リリースしないまでも、控え選手としてベンチに座って待ってもらうことになる。それがいやなら、ほかで戦え。将来戻ってくるもよし、ほかを本拠地にするもよし」などという。だから基本的にはリリースで双方合意したようなものだった。

日本ではできるだけアメリカ人っぽくしようとしている。アメリカ人のバッドアスといえば、まずヒゲはマストだよね。何だか僕もだんだんおかしな感じになっていくようだけど・・・



こちらは試合後のインタビュー。BloodyElbow

UFCのファンはワーワー騒いで、声援やブーイングをしてくる。で、RIZINで戦ってみると、これはちょっとビックリしたんだけど、試合中に誰も声を出さないんだ。どこかでピンが落ちたらその音が聞こえそうなくらいだった。まあ、酔っ払いが「蹴り殺せ!」とか言っている声ではなくて、セコンドのアドバイスがちゃんと聞こえてきたのはありがたかったけれどね。まあ、そこはずいぶん違うなあと思ったよ。すぐに慣れたけどね。

(青木のマイクについて)基本的には僕とは戦いたくないと言っていたんだと理解している。もし戦うことになれば、アオキの頭を客席3列目まで蹴り飛ばしてやるけどね。

(タッグマッチをするとしたら、誰と組みたいか)ドン・フライだよ。



RIZINとは3試合契約、日本では独占契約だが、海外では他団体に出場できる形になっているという。

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元UFCのクリス・ライトル(41)がRIZINマットで4年ぶりの現役復帰を希望している。FloCombat

ヴァンダレイ・シウバとはずっと戦ってみたいと思っていた。まっすぐに向かってくるファイトスタイルが好きなんだ。判定を取ろうなどという気持ちはみじんもない。スタンドで相手の頭を刈ることしか考えていない。私もそんな風に戦ってきたんだ。ファンにとっても記憶に残るショーをお目にかけられると思うよ。ヴァンダレイはRIZINと契約した。私も日本で戦うのは好きだから、ちょうどいいじゃないか。


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高橋テツヤ

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