堀口バージョンアップ!【UFN87】


堀口恭司 def ニール・シーリー【UFCファイトナイト・ロッテルダム】

堀口、スピードはこれまで通りながら、パワーが4割増しになったようにみえる。以前と同じフライ級なのに、身体も一回りガッチリしたように見える。スキンヘッドにしたことで、自信満々にもカリスマティックにも見える。表情からは若さ、甘さが消え去っている。ATTでの練習が功を奏したのか、これまでの印象からはっきりと一線を画したモンスター堀口になって戻ってきた印象だ。これは頼もしい。

Fight Pass放送席のケニー・フロリアンも、「Amazing speed, crazy angle」と堀口の打撃を絶賛、タイトル再挑戦は思ったより早いのではないかと評価していた。堀口が進化していることはもちろん、この階級の挑戦者不足の現状を踏まえると、フロリアンの言うとおりで、たとえば次の試合でど派手なKOでも飾ろうものなら、そのまた次にはもうタイトルマッチということもありえるかもしれない。試合全般を通じて、ニール・シーリーの困惑しきった表情が印象的だった。今日のシーリーは気の毒だった。

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榊原伸行氏が米国出張中に米MMA記者の取材を受けたことが本人のTweetで紹介されていたが、さっそくMMA Fightingに榊原氏のインタビュー記事が掲載されていた。で、読んでみたところ・・・

選手の個性を尊重しないといけないと思いますね。各選手のキャラクターや個性が重要なのです。

UFCは個人個人を重視していません。選手はコスチュームのせいでみな同じに見える。目立とうと思うなら、マクレガーのようにタトゥーだらけになったり、おしゃべりをしてユニークさを際立てないといけない。そうすれば目立つこともできるでしょう。



なんと!この記事では、榊原氏の発言はたったこれだけしか掲載されていないのである。これからもっとしっかりしたインタビュー記事が出てくるのかもしれないけれども、この記事を見る限り、逆にたったこれだけの記事をわざわざ載せたのは何故だろうと不思議な気持ちになる。


榊原氏といえば、BloodyElbowが最近の記事で昔話を掘り返していて、2007年3月にUFCがPRIDEを買収した後、UFCがSpectrum Gaming Groupという会社に委託して実施した、榊原氏を始めとするPRIDEの主要役員に対する経歴調査の結果報告書を公開しつつ、その概略を紹介している。

生々しいやら長いやらなので翻訳はしないが(いやいや、ホントに生々しいわ)、要するに諸氏はこうした調査にほとんどまともに協力しなかったということが書かれており、Spectrumの結論としては、こういう人たちは良い取引相手とは見なすことができないなどと書かれている。

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6月4日に開催予定のUFC199ロサンゼルス大会では、カリフォルニア州アスレティックコミッションが新たに導入した「尿の比重検査」が行われることが明らかになった。これは選手の脱水の状態を尿検査によりチェックするもので、基準値を満たすことができず脱水状態にあると判断された選手は、出場することができなくなる。

この大会に出場するドミニク・クルーズは「このニュースを聞いて、心臓が止まるかと思ったよ。キミらなら、僕がいつも計量の時に脱水状態になっていることはしっているだろ。ワイドマンだってロックホールドだって、計量の時にはいつもカラカラ状態じゃないか。ありえないよ」などと語っている。

また、クルーズと対戦するユライア・フェイバー(163パウンドから135パウンドまで落とさなければならない)は、まだ検査詳細の案内がなくて困っているとしながらも、「こういう検査があるのなら、今後はカリフォルニアでは試合ができない。僕はたくさんの減量をしないといけないから」と語っている。フェイバーはさらに、「実はこの検査を誤魔化す方法はちょっと知っている。脱水症状を起こしながらでも、膀胱を水で一杯にしておくことはできるよね」と述べている。

なお、尿の比重検査は計量の日ではなく、試合当日に行われる。同様の検査はカンサス州、コネチカット州でも導入されている。減量に手こずった選手を中心に、当日に出場をキャンセルされる選手が現れてしまうかもしれない?!


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