UFC売却完了か / UFC公式ポッドキャスト第1弾の内容


FloCombat等の報道によると、UFC売却は完了した模様。UFCではなぜか火消しに躍起で、ゴシップサイトTMZが「UFC売却はガセ」と報道。近年めっきりメディアコントロールがタイトなUFCが、とうとうTMZしか頼れなくなったように見えるのはやや悲しい。

入札を勝ち抜いたのは大手芸能事務所William Morris Endeavor-IMG、中国の不動産業Daian Wanda、中国のネットポータル運営Tencent、米スポーツフランチャイズのオーナー企業Kraft Groupの4者からなる合同チーム。落札金額は42億ドルで、発行済み株式の100%を買収。もともとフェルティータ側は、40億ドルの提示があれば売却をする心つもりだったとされるが、その金額を超えた入札が2件あったとのことだ。

売却前の株主構成は次の通りであった。

71.89% Ferttita Business Management LLC
9.98% January Capital (Flash Entertainment Abu Dhabi)
8.09% The Dana White Family Trust
4.49% The Frank Ferttita lll Family Trust
4.49% The Lorenzo Ferttita Family Trust
0.90% The Dana & Anne White Irrevocable Trust
0.15% Zuffa Pipco LLC

社長の座にとどまると見られるデイナ・ホワイトは、いったん持ち株を売却、およそ3億5000万ドルを受け取った上で、新オーナーから一定比率の株式の付与を受ける見通し。

制作や広報の社員に異動の予定はなく、マッチメーカー(ジョー・シルバ、ショーン・シェルビー)も留任、少なくとも当面はファンの目にはこれまでと変わらない形で運営されることになりそう。

ロレンゾ・フェルティータは退任し、ロレンゾのポジションにはゲイリー・クックが就任の見通し。WMEのCEOアリ・エマニュエル氏もおそらく非常勤で経営に参画するものとみられる。

中国資本の参画を得て、新オーナー軍団の大きな目的は、UFCの中国本格進出であるとされる。

正式発表はUFC 200が行われるインターナショナル・ファイトウィーク中に行われる見通し。

フェルティータ兄弟は2001年にSEGからUFCから200万ドルで買収。それ以来15年で企業評価額を実に2000倍にして売り抜けたことになる。

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UFC公式のポッドキャスト『UFC Unfiltered』が配信を開始している。コメディアンのジム・ノートンとマット・セラがホストを務め、第1回配信分ではデイナ・ホワイトをゲストに迎えている。最近は記者会見にも姿を見せず、囲み取材にも応じないデイナの強烈な言いっ放しが久々に耳にできたことは嬉しい限りだ。1時間にわたり、最近の話題について浅く広くコメントしている。いくつか、興味深かった発言を紹介しておこう。

(ヒョードル vs. マルドナドについて)
レフリーはヒョードルを殺すつもりなのかな。まあ、ヒョードルがそれだけ頑丈で、気持ちが強いことはよくわかった。ヤツは失神していたよな。あんな風にクレイジー・レッグになりながら、なお打撃を受けて、どうにか生き延びた。まあ、見ている分には面白い試合だった。

(ヒョードル本人は、UFCとの契約も間近だ、と語っていますが)
交渉自体はもう長年やっているんだよ。ファイトパスの視聴者数は良かった。まだヒョードルへの需要があることは分かった。それにしてもこの大会は長かったな。700試合くらいやっていたんじゃないのか。参ったよ。

(「マイケル・ビスピン vs. ダン・ヘンダーソン」リマッチの可能性は)
ダンヘンの試合はUFC 199でベストファイトだったかもしれない。ワンパンKOの威力のある2人の殴り合いはすばらしかった。ダンヘンがタイトル挑戦というのはずいぶん飛び級にはなるのだが、実際にトップコンテンダーはけが人ばかりなのが現状だ。ジャカレイもワイドマンも怪我をしている。ロックホールドは負けたばかりだ。だからダンヘンの線も否定はしきれない。

(会社売却の噂は本当なのですか。我々の仕事はなくなったりしないですよね)
あのな、社員が450人もいるんだぞ。会社にとって非常に大きなことが起きていることは確かだ。ただし私のために働いてくれている人は、仕事の心配などしなくていい。

(ということは、あなたは会社に留まると言うことですか)
そんなことは心配せんでよろしい。そんなことより、心配しないでしっかり仕事をしてくれ。言っておくが、報じられていることには何の根拠もないぞ。

(「スティーブン・トンプソン vs. ローリー・マクドナルド」について)
この試合が退屈だったと文句を言っているヤツらがいる。あの試合が分からないヤツはもう格闘技を見なくてよろしい。精神がどうかしている。カネなら返す。どこへでも行ってしまえ。いいか、空手の名人トンプソンの、テイクダウンディフェンスのうまさ、マクドナルドのあの頑丈さがわからないヤツなど、話にならん。マクドナルドの鼻は、練習でも何回か折れているのだそうだ。5ラウンド、マクドナルドは鼻をむき出しにして攻め込んでいった。トンプソンはあらゆる角度から鼻を打ち抜いた。どれだけタフなんだという話だ。

(ドナルド・セラーニがファイトマネーに不満を漏らしている件について)
今回ヤツは、フリーTVのセミファイナルで、ゲート収入90万ドルのなかから20万ドルを持って帰ったんだぞ。いったいいくら稼げると思っていたんだ。ヤツとは話はしたよ。半分冗談だったと言っていたさ。セラーニはタイトルも取っていないし、試合内容にもムラがあるんだよなあ。

(アリエル・ハレワニ記者について)
ヤツはファンから楽しみを奪うことがジャーナリズムだと思っているようだ。ヤツはカメラの前で泣いたりして、憐れな独りパーティをしたようだが、ブロックの件ではヤツの知らないところで多くの人が関わっている。情報が漏れると、重要なコネクションが損なわれてしまう可能性だってあるんだよ。WWEだってブロックを貸し出してくれているんだ。そういうことを彼は何も分かっていない。ヤツはジャーナリストではないんだよ。ただのウェッブサイト・ガイだ。これは我々の問題ではないぞ。ヤツの問題なんだ。



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民進党・野田前首相、応援演説で呼び掛け「安倍政治は白鵬の相撲」(スポーツ報知)

野田氏の挑発を聞いていると、むしろ安倍首相の強さに興味が湧いてくるな。


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