UFCもWWEも、テーマは中国市場!


レスリングオブザーバーが、WWEの中国進出作戦について報じている。

WWEでは2012年と2013年に中国で無料大会を開催、大成功だったとされているが、その後継続できていない。シェーン・マクマホンは中国でビデオオンデマンドのビジネス(プロレス関連ではない)に取り組んだが、売り上げは驚くほど低く、大赤字であったとされる。UFCもTUFチャイナをやってみたり、テレビ中継も取り付けたりはしているが、いまだにマカオでしか大会を開催できていない。もっとも今回UFCが中国資本を導入したことで、様相が一変するかもしれない・・・

WWEは6月15日に3つの発表を行った。1つは、RawとSmackdownを中国のPPTVを通じてストリーミング配信を開始すること。2つめは、現地プロモーターExpo Groupと提携し、9月10日に上海で大会を開催すること。そして3つめは、IGFのワン・ビンとの契約だ・・・

・・・WWEがリアルスポーツよりも有利なのは、作ろうと思えば中国人のスター選手を作り出せることである。とはいえ、そうしたからといって成功が間違いないというわけではない。かつてWWEはタイガー・ジェットシン・ジュニア、タイガー・アリ・シンと契約したが、インド市場を開拓できたわけではなかった・・・

6月28日開始のストリーミング配信では、RawとSmackdownのほか、PPV大会も数日遅れで配信するという。最終目標はWWE Networkを中国でサービス開始させることだ。これまでもWWEは中国でテレビ中継はあったが、3週間遅れでRawの1時間短縮版を放送していたに過ぎなかった。

HHHとジョン・シナが上海で記者会見を行った・・・・シナはここ数年、広東語を勉強しており、記者会見では広東語で話していた。



One FCのヴィクター・キュイCEOが、UFCは中国資本を導入したからと言って中国市場で成功するとは限らないと憎まれ口。MMA Fighting

中国企業が外国企業に投資をするのは、アジアの外に事業を拡大したいからだ。彼らの目標はそこにあるのであって、中国で成功する手助けをするために出資をするのではない。そんなことには興味がないんだ。だって中国市場ではもう成功しているんだから、いまさら外国の企業に助けてもらう必要はない。



ONE Championship's Asian Fighters Have Very Different Stories, But Share Common Bond As Local Heroes (Forbes)
そのOne FCといえば、Forbesに長い紹介記事が掲載されていた。記事の中では、Oneが今後12~18か月間で企業価値10億ドルに達する見通しだというチャトリ・シットヨートン会長の言葉が紹介されている。UFCが40億ドルであることを思うと、Oneが10億ドルだというのは正直失笑ものだとは思うが、まあ、あくまで個人の意見なのであろう。

ここでひとつ、かねて感じていることなのだけれど、Oneの紹介記事はときおり、こうした主流派メディアに載っていて、一見ずいぶん立派なのだけれど、問題はすべからく内容がインフォマーシャル的というのか、大本営発表的なものばかりで、全然おもしろくないということである。おそらく濃密に原稿チェックを入れているのか、あるいは自社で書いているんじゃないかという気さえする。Oneはもう結構長年やっているけれど、実感として少なくとも日米ではプロモーションとしての人気も認知度もは上がってきていないし(日米は彼らのターゲット市場ではないのかもしれないけれど)、生え抜きのスター選手といえばアンジェラ・リーくらいしか思いつかないし、せっかくベン・アスクレンや青木真也がいるのに、彼らが東南アジアのどこかの国で人気爆発しているという報道も目にしない。プロモーターなのに、プロモーション活動が苦手なのではないか、という風にも見えるほどだ。大会の年間スケジュールを、何の断りもなくしれっと無視するのは、10億ドル企業にあるまじきことだ。次回大会はAbemaされるのだろうか。その辺もつねによくわからない。



WWE® Cruiserweight Classic™ to Premiere on WWE Network Wednesday, July 13(WWE公式)
WWEクルーザー級クラシック、7月13日スタート。うーん、食指をそそられますねえ、これは。



スカイAでやっていたキックボクシングの『RISE』中継を見ていますが、みなさん、番長兇侍 (ばんちょう・きょうじ)という選手の試合を見た方がいいですよ。山っ気のあるときのディエゴ・サンチェス、ガルシア・ゾンビ戦、高山・フライ戦あたりが好きな人は、無理矢理探し出してでも見るべき。見事にあっぱれ、心晴れ晴れ。よし、オレも一発、がんばって仕事するか、と思えますよ。



ほほお、イギリスのプロモーションで8月12日に実現。

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高橋テツヤ

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