好試合連続!UFN91スーフォールス 


UFC 200明けの木曜日の朝(米国時間で水曜夜)というエアポケットのような時間帯に開催されたUFN91スーフォールス大会は、Fox Sportsでの視聴率も今年最低だったと報じられており、僕もこの大会の存在をうっかり忘れるところだったのだが、どうにか遅れて視聴したところ、どうしてどうして、これが熱戦・好試合連発の非常に見やすいイベントだった。中村K太郎氏はまたしても鮮やかな逆転一本勝ちを飾ってくれたし、トニー・ファーガソンはトウのたった新人ランド・バネッタに思いの外攻め込まれ、自分の足のありかが分からなくなるくらいフラフラになっていたが、こちらも体勢を立て直してどうにか勝利。メインも見事なKO劇で締めくくられ、終わってみれば実際かなりおもしろい大会だったのだ。

中村氏はパフォーマンスボーナスをよこせとアピールしている。たしかに通常であれば十分にボーナス対象になるような見事なパフォーマンスだったが、他にも好試合があまりに多すぎたのは不運だった。ここでひとつ、中村氏は試合直後の勝利者インタビューでボーナスをよこせとアピールしたわけではなかったのだが、ときおりそういう選手が実際にいるじゃないですか(「デイナ!ロレンゾ!ギブ・ミー・ボーナス!」)。僕が観察した範囲だと、こういうアピールをして、実際にボーナスをもらった選手というのはほとんど見たことがないのだ。たぶんサイコロジー的に、こういうことを叫ぶのは逆効果なのではないかと思う。ここら辺りはちょっと研究の余地がある。

大会が行われたサウスダコタ州スーフォールスは、Wiki情報だと2010年の人口が15万人というから、市といってもかなりの田舎だ。中村氏も現地入りしたはいいが、これといってやることもなかったのではないか。来月に川尻・石原両選手が出場するソルトレイクシティは人口18万、ここはモルモン教の総本山という真面目な土地柄のはずであり、こんな町で石原氏がビッチと叫ぶとどうなるのだろうかと案ぜられる。そして9月にファイトナイト大会開催がアナウンスされたテキサス州ヒダルゴはなんと人口11,198人。このところのUFCはずっとラスベガスばかりで大会を開催していると思ったら、急に地方どさ回りを始めたかのような不思議な日程である。

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レスリング・オブザーバー・ラジオに、最近アメリカで『Inoki vs. Ali』を上梓したJosh Gross記者が出演、猪木・アリ戦について語っていた。その中で、「猪木戦に先だって行われたゴリラ・モンスーンとのプロレスで嬉々として負けて見せていたアリが、なぜ猪木とのワークを急に拒んだのでしょう」と問われたGrossは、「猪木陣営からダブルクロスの可能性をかぎ取ったんじゃないのか」との仮説を提示していた。わわわ。これはあると思うわ。アリはワークのつもりで来日したのだ。しかし実際に来日してみると、あれれ、猪木、なんかおかしくね、話が通じなくね?となったという解釈である。こりゃこれまでの説明で一番腑に落ちた。鳥肌立った。

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●ネバダ州コミッションが、レスナーのUFC 200でのファイトマネーが250万ドルであったと発表している。またアリエル・ハレワニ記者が、ブロック・レスナーのファイトマネーは、PPVボーナスを含めると1,000万ドル(約10億円)になる模様だと報じている。レスナーは引き続きUFC契約配下選手として、USADAの薬物検査対象者となっているとの報道もある。単に形式上の必要性という可能性もありつつ、薬物検査的にはいつでも次の試合ができる状況にはあると言うことになる。


●ジェイソン・メイヘム・ミラーが米国時間7月10日深夜、地元オレンジカウンティのステーキハウスで逮捕された。ミラーが女性と口論していたところ、警備員がミラーを取り押さえたという。駆けつけた警察官に連行される際、ミラーは警官につばを吐きかけた。ミラーは顔面に負傷しており、まずは病院で治療をしたあと、暴行と公務執行妨害の容疑で逮捕された。すでに釈放されている。レスリングオブザーバー。

よく注意してほしい。怪我をしていたのはミラーの方である。ミラーはしょっちゅう逮捕されたり、騒動を起こしているように見えるが、こちらの記事にも書いたとおり、最終的に裁判で有罪になったことは一度もない。

隙あらば逮捕! ジェイソン・“メイヘム”・ミラーはダメになってしまったのか■MMA Unleashed
2016-06-24

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里村明衣子 vs. 紫雷イオ(センダイガールズ 2016/7/2新潟)

ボラドールJr vs. KUSHIDA (CMLLアレナメヒコ2016/7/8)


●え?何でこのごろアクセス数増えてんの?なんかいけないこと書いた?


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