ビスピン vs. ヘンダーソン レビュー


マイケル・ビスピン def ダン・ヘンダーソン【UFC204】

37歳ビスピンと46歳ヘンダーソンが2016年にタイトルマッチをやりますよと、1年前に聞かされたら、そんなバカなことがあるかと一笑に付したことであろうシュールな試合。スタミナの化け物、スピードに勝るビスピンがジャブでいたぶり続ける展開を予想していたが、ダンヘンのスピードは要所要所でけして負けておらず、それでいて無駄打ちのない省エネ戦法にも見えて、ああ、この人は腕っ節だけのオールドスクールな選手ではないのだなと認識を新たにする。1R、2Rには”Hボム”が炸裂、ビスピンが吹っ飛び、まさかのUFC 100のKOシーンが何度も甦る。3R、4Rあたり、さすがに息が上がっているようにみえたダンヘンであるが、5Rに入ると復活してくるからたまらない。

技はもはや”Hボム”しかなくて、それが来ると分かっているのに、何度もビスピンの顔面をかすめるからまったく目が離せない。46歳にしてフルラウンド動き続け、現役チャンピオンをボコボコにするダンヘン。もはや世界の七不思議の1つにいれてもおかしくないほど異常な戦闘能力である。おそらくミドル級のどの選手でもKO勝ちできるパワーを秘めたまま、予告通りダンヘンはさっぱりと引退宣言をしてリングを去った(なんだかんだで前言撤回する可能性もあるような予感もしてならないが・・・)。個人的には48−46でヘンダーソンの勝ちだと思った(1R,2R,5Rがダンヘン、1Rは10−8)。リングスKOK時代からずっと強いダンヘン。リスペクトしかない。まずはうまいビールでも飲んでゆっくりしてほしい。

*****

なぜコナー・マクレガーばかりがおいしい目をみるのだ!とUFCファイターがこれでもか、これでもかと不満爆発!

ジョセ・アルド

多くの人から、ものごとが私の思う通りに行かなかったり、私の収入が増えないのは、私が自分の試合を売ろうとしないからだ、と指摘された。「ジョセはもっとマーケティングの勉強をした方がいい」という人もいた。しかし、それは私が教えられてきた哲学に反する。私のコーチも私も、マーシャル・アーティストなのだ。何事もまずはリスペクトから始まる。しかしこのスポーツの将来にリスペクトがあるとは思えない。試合を売っている人たちというのは、相手に中指を突き立てる人、記者会見でものを投げ合う人、コカインを吸った事が見つかって見出しになるような人たちだ。私の信念は、ケージの中でベストを尽くすことにある。ファンの皆さんは、アスリートとしての私の能力を楽しんでいると信じている。だからこのスポーツの行方が、悪いことをして見出しを飾らないと、然るべきリスペクトや収入を得られないというふうになっていくのであれば、私は関わりあいたくない。(出所 レスリングオブザーバー)

ハビブ・ヌルマゴメドフ

オレは怒っている。オレはすでに、UFC 205とUFC 206との両方でタイトルマッチに出場するという契約書にサインをした。その後でUFCはあんなブルシットなマッチメークを決めた。

次の試合(UFC 205でのマイケル・ジョンソン戦)のあと、オレはタイトル戦を要求する。UFCはコナーにパワーがあると思っているのだろうが、アイルランドにはたかだか600万人しかいない。ロシアには1億5,000万人がいるんだ。もしUFCが次の試合のあとにタイトル戦をやらせないなら、オレは自分のロシアンパワーを見せつける。もしオレが次の試合のあとにタイトル戦をしなかったら、UFCは未来永劫、ロシアの地を踏むことはできない。(出所 MMA Fighting

ガブリエル・ゴンザガ

私はもう復帰するつもりはない。ジムの経営も忙しい。私はこれからは柔術の試合を続ける。UFCが試合に出ろというのなら、それなりのオファーでなければならない。金額は10万ドル以上でなければならない。37歳にもなって、これ以上健康のリスクを冒すわけにはいかない。

いまやUFCはスポーツと言うより見世物になってしまった。マクレガーがその見本だ。マクレガーが最大のスターであるようなスポーツに関わるのはみっともない。自分の息子に、UFC最大のスターのようになってはいけないと教育しないといけないというのは、UFCは何かが間違っておる。スポーツというのは社会の見本になるような人材を輩出すべきなのだ。あんな口の悪い男が、これからMMAを始めようという若い人の見本になっているようでは、私は自分の息子にはMMAに関わらせない。(出所 MMA Fighting)

アンデウソン・シウバ

前回の試合(UFC 200でのダニエル・コーミエ戦)のあと、デイナやロレンゾからサンキューの一言もない。もちろん、あの試合は私が自分で手を挙げて出場したことは確かだ。それでも、UFCがブラジル人アスリートに対するリスペクトに欠けていることには非常に残念に思っている。私はこのスポーツを新次元に引き上げたアスリートだ。それなのに私は、しかるべきリスペクトを受けていない。そのことで私はひどく怒っていて、UFCにはがっかりしている。

UFCは、ビスピンとダン・ヘンダーソンの試合で何かあったときに備えて、私に待機していてくれというオファーまでしてきたんだ。しかも、私に直接いわないで、代理人に言付けただけだ。これだけの実績がある私に、スタンバイを命じるのか?いささか不愉快である。

私は自分で自分のことをパウンド・フォー・パウンドだといっているのではない。デイナがそういっていたのだ。しかしそれも、イベントをプロモートしたくて言っただけなのか、本当にそう思っているのか、どうだか分かったものではない。(出所 MMA Junkie

そうか、そこまで言うなら、アルド、さらばだ!


*

スポンサーサイト

毎週更新!

Ad

プロフィール

高橋テツヤ

Author:高橋テツヤ
プロフィール

Ad

MMA Update