マーク・ハントのギミック、またしても剥がされる



マーク・ハントは依然として、UFC 200で対戦したブロック・レスナーがジュースアップされていた件への怒り収まらず、弁護士を雇ってUFCを訴える準備をしている。ハントの主張は、レスナーがインチキをしていたために、ハントが不当な黒星を付けられた上、健康被害の可能性もあった以上、リスク料としてUFC 200でのレスナーのファイトマネー全額をよこせ、というもの。また、今後の試合の契約書にも、同様にPED利用者のファイトマネー召し上げ条項を書き足せと主張している。

MMA Maniaにハントの弁護士のインタビュー記事があるが、これによるとハントはUFC 200以来、ジョシュ・バーネット戦、ジュニオール・ドスサントス戦をオファーされたが、UFCが契約書の変更に応じないため、オファーを蹴っているのだという。

また弁護士の1人、マイケル・コネット氏はこの機に乗じて、「PRIDE買収後のUFCが、契約の残っていたハントに、金を払って辞めてもらおうとしたのに、ハントがそれを断り、どうしても戦うと言い張った」という、UFCでのハントのフィールグッド・ストーリーのギミック性を暴き出している。

私はPRIDE時代からマークとは親しい。マークがK-1からPRIDEに乗り換えたころ、私はPRIDEの弁護士をしていたんだ。その後我々はPRIDEをUFCに売却した。マークはDREAMで試合をしていたが、それもやがて店じまいした。

それから私とマークは、PRIDEとの契約書をめぐって、UFCを訴えた。デイナ・ホワイトは”ハントに金を払って辞めてもらおうとした”などと不正確な話をしているが、それは間違っている。マークが契約違反でUFCを訴え、UFCは解決金を支払ったんだ。最終的には和解をしたのだが、その内容については伏せておく。とにかく、マークのUFCでの船出は厳しいものだったんだ。たまたまUFC側の弁護士がマークの大ファンで、とにかく契約だけはしようと頑張ってくれた。それでマークはUFCに出場するようになったんだ・・・



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●出来レースを揶揄する際などに世間でよく発せられる「プロレス」という言葉には、その言葉を発している人の唇を歪めたスマート気取りが鼻について頭にくることが多いのだけれども、今話題の「田舎のプロレス」発言は僕は意外に好感を持つ。結果的に失敗しているけれども、意図としてはプロレスへの遠慮があったことが感じとれるからだ。フレーズとしても意外に斬新である。馳さんがちゃんと反応しているのも大事なことである。


●大晦日に「魔裟斗 vs. 五味」との一報。公式サイトによると、「ルールは、昨年同様、K-1ルール。3分5ラウンドに決定した。両陣営との協議の末、判定はなし。決着はKOのみの“極限ルール”にて行われる」とある。”極限ルール”が何を意味しているのかが書かれていないところが人を馬鹿にしているが、あの風船みたいなグローブでは、おそらくフルラウンドやってもKOにならないだろうから、その暁には判定決着すら付けませんよという意味であろう。それなら、大人同士の仕事なんだから、ドローにしようとする意図が働くだろう。こういうのを田舎のプロレスという。選手になんら恨みはないが、TBSに対しては、格闘技市場の上澄みだけを食い逃げされているような不快感がある。


●日本でも妙に知られ始めているブラック・フライデー。かつてはUFC Fight Passでもブラック・フライデー・セールがあって、安く加入できたものだが、ここ2年ほどはお目にかからない。レスリング・オブザーバーはいま、入会月3ドル99というキャンペーンをしている(通常は10ドル99)。こうしたサブスクリプションなどを米国から購入している人は、このブラック・フライデーからサイバー・マンデーまでの時期の告知事項には注意しておくと得をすることがあるかもしれない。



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