ドミニク・クルーズ、100点の敗戦後記者会見


大変立派なUFC 207後のドミニク・クルーズの記者会見。サングラス着用でマイクを手にした立ち姿というタモリスタイル。スタイルはともかく、内容的には敗戦後記者会見の正解、という気もする。ロンダにも見習って欲しい。なお会見終盤で「なぜずっと立っているのか」と問われ、「何言ってる。いつも通りだ」と答えをはぐらかしていた。故障でなければいいが・・・




Q タフな一夜となりました。

何がだ?

Q もちろん、黒星を喫してしまったことです。

敗戦は人生の一部だ。それがなければ成長しない。別にタフなことじゃない。人生そのものなんだ。

Q 試合を振り返っていかがですか。完調ではなかったのでは、という声もあります。

それは違う。100%完調だった。あれだけ近い距離で殴り合っているんだ。もらってしまうことだってある。ガーブランドを殴り、蹴り、その表情を見ていると、自分に落胆する必要は無いと思っている。もちろん、男らしく負けは認める。

Q スピード、動き、試合中の罵倒など、ガーブランドのやったことで驚いたことはありますか

全部予想通りだったよ。オレも全部やり返した。試合の間中、ずっと楽しかった。僕はこの10年、世界のトップファイターとばかり戦ってきた。P4Pランキングにも載っている。ヒザを2度も手術しても復帰してきた。今日の試合はいつもの試合と変わらない。彼が強いことは分かっていた。チャンピオンというのは追われる身なんだ。これからは僕が追いかける側になる。

格闘技ではこれまでも、最高の選手が負けることもあったし、その選手がやり返すこともあった。マイケル・ビスピンを見てみろ。何回も負けてきたが、今ではチャンピオンだ。ダニエル・コーミエもベルトを落としたことがある。それでもみんなから尊敬されているし、ベルトも取り返した。そういうことは起きるんだ。トップファイターはみな、紙一重で戦っている。ガーブランドは今日、紙一重で僕に勝った。それはそれでいいじゃないか。

Q ガーブランドは次戦にディラショーを指名しています。

それもいい試合なんじゃないか。キミらはどうだ。僕の試合を楽しんだか。それが僕の仕事だ。意外に思うかもしれないが、僕はエンターテナーなんだよ。試合前のトラッシュトークも、試合後に僕が負けたことに喜ぶ人がいることも、全部エンターテインメントなんだ。僕は結構嫌われていることはわかっている。でも、目をキラキラさせて試合を見てくれている子どももいる。そういうのを見ると、他人にいい影響を与えることができているのかなと思う。僕は勝っても負けても、そういう仕事をしていきたいんだ。

ディラショーが挑戦したいのならそれもいい。僕はこの階級の選手のことを色々言うが、一言たりとも撤回するつもりはないし、謝罪するつもりもない。嘘はついていないし、根拠のない批判もしたこともないからだ。僕の言うことは統計的な事実ばかりだ。そんな男のどこが失礼だというのか、さっぱりわからない。みんな、真実を聞かされるのが嫌いなんだろう。まあ、今日僕が負けたというのも真実だ。受け入れよう。



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高橋テツヤ

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