UFC on FOXカンザスシティ、RIZIN横浜短評など



ウィルソン・ヘイスを相手にやりたい放題、まるで危なげもなくベルト10連覇を達成してしまったデミトリアス・ジョンソン、試合前のインタビューから。BloodyElbow

(フライ級人気が盛り上がらない理由について)さあね、知らないよ。この階級にはドラマはないよね。僕自身もあんまり賛否両論というタイプじゃないしさ。僕はオクタゴンに入って仕事をして、それが済んだら家に帰って家族と過ごしているだけだしね。

ライトヘビー級とか見てみなよ。人材という面からはとても薄味な階級だけど、問題人間のジョン・ジョーンズとコーミエの確執だけで話題をさらっているよね。正直、フライ級にはああいうアホがいないから話題が足りないんだろうね。

(2階級制覇を狙わないのか、以前負けているドミニク・クルーズへの雪辱戦をやりたくないのか)あのさ、そういうことを聞いてくる人が多いんだけど、僕は目の前の試合のことしか考えていないんだよ。そして試合が済んだら家に帰る。家では、ビデオゲーマーとしてのキャリアをどうしていこうか、といったことを考えるのに忙しい。毎晩寝る前に胸をかきむしりながら「ああ、クルーズと戦いたいなあ」なんて考えているわけじゃないんだよ。そういう流れになれば戦うし、ならなければそれでいい。




UFCファイトナイト・カンザスシティ(ミズーリ州なのにカンザスシティって、ちょっと不思議ですよね)、「ティム・エリオット対ルイス・スモルカ」は何をやっても両者スルリとすりぬけて攻防が止まらないグラップリングの名勝負。クルクル回ってバタフライロックみたいな技までかかっているのに、傘を畳むかのように腕がスッと抜ける。肩甲骨がそっちに動くっておかしいでしょ!

ローズ・ナマユナスはカラテ・ホッティをアゴへのハイキックで吹っ飛ばし、追撃のバックチョークを決めると、ザンバラ髪と化したウォーターソンは鼻からたらりと流血しながらタップアウト。暴力的で残酷、かつスマートで冷静。ナマユナスは負けた次の試合に確かなステップアップした姿を見せてくれますね。次はタイトル挑戦かな。

そしてジャカレイの敗退は残念だけど(結果的にはフリーエージェントの道を選ばなくて良かったですね)、それにしてもウィテカーの打撃はスピードありすぎ!あれはやられるわ。こんなすごい選手でしたっけ!?

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RIZIN横浜大会。KINGレイナ、那須川、RENA最高。もうほんと、面白いのははっきりと若い選手の試合ですね。堀口は、あのフットワークをフル活用するには、物理的にも象徴的な意味でも、リングが狭すぎるように見えた。

今回特に気になったのは石井の試合で、負けても負けてもまた出てきて、いったい何を考えて試合をしているんですかね。もう信頼度がないですね。KINGレイナに人気者になるコツを教えてもらった方がいいんじゃないでしょうか。あれだけ膠着しているのだから、レフリーももっとブレイクをかけるべきではないのかと思うのだけれど。

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レスリングオブザーバー4月10日号。新日本プロレス・ロングビーチ大会(7/1、7/2)の前売り券は、2日合計で4,300〜4,400枚が発売当日2時間で完売したのだそうだ。一番安い30ドルの席と、一番高い席はいずれも2分で完売。翌日にチケット再販市場でわずか60枚程度のチケットしか流通していなかったことから、ブローカー業者もほとんど購入できなかった模様。オプションとして発売された1日当たり800枚ミート&グリート(握手会かな)のチケットも数時間で売り切れた。米国ではライブもしくは1週遅れでAXSで中継される見通し。新日本の米国代表者によると、2日に分けてほとんどの主要タイトルマッチが行われる予定で、大会の設営や進行は米国にあわせるのではなく、普段の日本での大会と同じように行う予定であるらしい。

オブザーバーは、米国にも一定の新日本プロレスのハードコアファンがいることはわかっていたが、今回はそのことがはっきりと証明された、ただし実際の市場規模は分かっておらず、天井がわからない、次回はさらに大規模会場で開催してみるべきではないかと論じている。今回の大会については最初から熱心なファンの間で、この規模ではチケットを入手できないのではないかとの不安感が蔓延していたことは確かだったという。

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米アメリカン大学に『Writing and Fighting』という大学の授業ができたらしい。ウェブサイトにはブルース・バッファーが高らかに開講のアナウンスをする動画が掲載されている。ボクシングやMMAを通じて人種やジェンダーの問題に触れつつ、ライティングスキルを向上させようとするものらしい。ちなみに担当のNancy Kidder教授は女性である。文献リストやシラバスも公開されていて、個人的には超絶に興味深くて垂涎ものである。



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高橋テツヤ

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