『UFN 108: Swanson vs. Lobov』レビュー


『UFC Fight Night 108: Swanson vs. Lobov』、けしてビッグイベントではないけれど、細かい見どころの積み重ねがあって、マッチメークの妙もあって、なーんか楽しかったですね。


スワンソン def ロボブ
スワンソンはいろんな技を仕掛けて楽しむ余裕があったように見えたけど、ロボブが思ったよりずっと頑張って、余裕をかますスワンソンにいつビッグパンチをヒットさせないとも限らず、ヒヤヒヤするサービス精神あふれる展開に目が離せない5ラウンドだった。それにしても、こうしたかなり格の違うマッチアップって、往々にして判定決着までもつれ込むものだ。格上が負けない試合をしがち、ということなのかもしれない。解説のブライアン・スタンがトークの中で、スワンソンのキャリアベストマッチに、チェ・ドゥホ戦ではなく川尻戦をあげていたのが印象的だった。


アイアキンタ def サンチェス
ファイトマネーに不満でUFCを離れ、不動産業に専念していたアイアキンタ、今回のタイミングで何故復帰したのかは意外に語られておらず不明であるが、リングラストも感じさせずサンチェスをKO。勝ったアイアキンタ、セコンドのアルジャメイン・スターリングからリーボックのTシャツを渡されると、それで着るどころか、鼻をかんでスターリングに返してしまったからたまらない。勝利者インタビューではまたしても全米生中継でFワードを口にし、その危なっかしさは健在だ。最高。


このほか、三沢風エルボー一発でエレンバーガーを完全KOすると、勝利のスピンルーニーを舞って見せたマイク・ペリー、挑発合戦の最中にいきなり怒りのビンタで相手を吹っ飛ばしタコ殴り刑に処したブライアン・バーバリーナ、インタビューが愛嬌満点のブランドン・モレノも見どころであった。

****

前回の記事で中邑真輔のテーマ曲のことを書いたけれど、レスリングオブザーバー最新号によると、YouTube再生回数で2位になっているボビー・ルードの『Glorious』という入場曲は、もともとWWEが中邑に用意していた曲だったのだそうだ。しかし中邑がこれをダメ出ししたことで、宙に浮いていたこの曲をルードが拾ったという経緯があったのだそうだ。

同じく最新号オブザーバーによると、ASUKAは現在NXTで163連勝中。WCWでゴールバーグが樹立した155連勝を抜いているが、WWEではASUKAの連勝記録にとくにスポットを当ててはいない。プロレス史に残る連勝記録としては、ルー・テーズの936連勝が有名である。もっともこの数字はかなり怪しげで、統計と言うよりは伝説に近いという評価らしいが、オブザーバーは1948年から1955年頃のテーズの活躍を考えると、実際にはもっとたくさん連勝していても不思議はないと評している。

*****

NHK BSのクラッシュギャルズ特集を見た。山田花子とか相田翔子が、幼い頃にクラッシュを見て、「私も戦おうと思った」「自分がダンプ松本を倒そうと思った」と、ずいぶん直接的で肉体的ななことを語っていた(そう言われると、むしろダンプのすごさに注意がいってしまうのだが)。そして2人とも、女子プロレスに実際に応募しているというのだ。

私的・経験的にも、これくらいの勢いで、「真剣に入門を考えたことがある」などのダイレクトな言い方で、クラッシュを熱く語る女子は何人か知っている。

でもさあ、この気持ちって、猪木に憧れて新日本に入門した男性のプロレスラーや、PRIDEに刺激されてプロになった男のMMAファイターと、全く同じものなのだろうか。そんな直線的で単純な女心って、あるものなのだろうか。同じでないとしたら、ではいったい何なのだろう。

*****

先日のRIZINでRENAが見せた踏みつけのシーンが、後からジワジワきていて、頭から離れないのは何故だろう。


**
スポンサーサイト

毎週更新!

Ad

Ad

MMA Update