神の子の背信


KID、右ヒザ前十字靱帯部分断裂で『DREAM.5』欠場が決定!!(DREAM公式)
KIDと対戦予定だったジョセフ・ベナビデスが来日
KID欠場に「とても残念です。ガッカリしています……」


これは残念だし、怪我だから仕方ないけど、ズバリ言って白けた。半年治らないというから、KIDの出場は大晦日だって怪しいわけだ。ベナビデスに帯同して、ユライア・フェイバーもせっかく来日していたのにね。

記者会見では「週刊誌報道と関係があるのか」という質問が飛び出している。週刊誌報道とはどうやらこの、週刊現代のことらしい。

怪我のせいにせよ報道のせいにせよ、KIDが年齢的なプライムタイムを無為に過ごすことにならなければいいが、どちらにしても自己責任の話だろ。プロモーターもテレビ局もスポンサーも気の毒だよ。

これで谷川さんが、「所はとても戦える状態ではなかった」などと、あとから言うような展開にはなってほしくない。ベネビデス vs 山崎でもかまわないと思う。それにしても大会直前の相次ぐ事故をみていると、なんだか呪われてるというか・・・もうこれ以上の事故もなく、大会の方もつつがなく無事に終わることを祈りたい。

*****

Kamipro 125号を読み始めてます。DREAM.5の予想ないし煽り的な記事がたくさんあるので、早めに読んだ方が良さそうですよ。宇野 vs 青木の勝敗予測では、読者投票では青木が、プロや識者の投票では宇野有利という下馬評みたいです。僕自身は「勝敗予測」なんか全く出来ないけど、物語的には宇野優勝を希望。宇野と青木の対立軸としては、「PRIDE vs HEROS」が打ち出されているけど、僕には「守る者」と「攻める者」、あるいは「下がらないように踏ん張る者」と「上がる者」の対決に見える。個人戦ですよ、これは。で、「守る者」には一度は勝って欲しいんですね。壁であることをはっきりと示して欲しい。そうすれば、みなが宇野のクビを狙うという展開がひらけてくる。ここであっさり青木が勝って涙を流して、さっさとアメリカに行ってしまうというのは、割に当たり前でつまらない気がする。長州が猪木に勝つまでにどれほどの時間がかかったことか。天龍は初対決で猪木に勝ったけれど、長州が勝ったときほどのカタルシスがあったか、という話。

川尻とアルバレスはアルバレス勝利を希望。川尻に個人的に乗れないので、二試合も見たくないから。でもアルバレスはこのトーナメントが終わると、エリートXCが待ちかまえていたかのようにオファーを出しまくって、大忙しになって、なかなか来日は出来ないと思うので、まるでWWEに転出してしまうガイジンレスラーのような感じで、最後に良い格好をさせてはいけないと思う。準優勝が丁重かつ妥当なおもてなしだろう。

「柴田座談会」には基本的に賛成。新日本離脱からBML参加、前田や船木に弟子入り、という人生の歩み方、BML時代のフィジカル的には究極とも思える「記憶に残る」丁寧な試合などを見てくると、柴田という人間そのものを信用してしまうので、DREAMで多少勝とうが負けようが、値打ちは下がらないのである。BMLを見てない人には理解しがたいだろうなとは思うけど、秋山戦を受けた時点で「柴田らしさ」はすでに発揮されている。柴田にはプロレス頭を使って欲しいと思う。噛ませ犬カードを組まれて悔しいときにどうするか、プロレスラーなら色んな引き出しがあるだろう。秋山の勿体ぶった入場を邪魔するとか、花束を投げつけるとか、試合直前のメンチの切り合いで目で殺すとか、いきなりマイクを持って挑発しても良い。試合中でも、たとえば猪木はチョチョシビリの柔道着を噛んで見せたぞ。柴田に失うものはないんだから、それくらいのことで一瞬、秋山の表情を曇らせたり、韓国人ファンのヒートを買えれば、結果的に柴田だけじゃなくて秋山ももっと光るはずだ。秋山はそんなことはまるで考えない勝手な人だから、勝ち負けはともかく、この試合は柴田がコントロールしているわけだ。ああしんど。

*****

Kamipro がU変態座談会をまとめて「U.W.F.変態新書」として出版するそうで、ポッドキャストで特集していました。この座談会、「実はあの時はこうだった」という系統の事実露出話は面白いんだけど、話の組み立てや深み自体は個人的にはピンと来ていなかったので、出版するほど評判が良いとは意外。昭和プロレス人間にとっては、これくらいで変態って言うなよ、という感はある。

*****
インベブによるアンハウザー・ブッシュ買収にあたり、UFCへのスポンサーシップへの影響について、各種報道よりサマリー。

アンハウザー・ブッシュ社は2007年、スポーツイベントでの広告費を2億1821万ドル使った。同社のテレビ広告費の83.8%を占める。スポーツイベントの広告主の第二位はシボレー社での4500万ドルなので、存在感は圧倒的である

ビール業界では世界的再編が進んでおり、モルソン・クアーズ社とミラー社も7月1日付で合併している。両者のスポーツイベント広告費を足し合わせると1億7200万ドルになる

アンハウザー・ブッシュは、UFCのほか、メジャーリーグ・ベースボール、ナショナル・バスケットボール・アソシエーション、ナショナル・フットボール・リーグ、2010年および2014年FIFAワールドカップ、ナショナル・ホッケー・リーグ、北京五輪およびアメリカ選手団などの公式ビールスポンサーとなっている。

インベヴ社としては、今回の買収を機に、バドワイザーの強力なマーケティング戦略を活用し、バドワイザーを世界ブランドに育てようとしている。とくに、バドワイザーブランドで中国やブラジル市場に参入することが主目的だという。

インベヴではアンハウザー・ブッシュでの年間15億ドルのコスト削減を計画、社員1185人の整理解雇と、流通面での業務改善を予定している。もともと同社はシビアなコストカットで有名で、役員でもプライベートジェットではなく一般航空機で、リムジンではなく電車で移動する習慣を持っているという。

インベヴ社CEO「消費者にとって大切なことは、バドはいつまでもバドであり続けることだ。歴史も、醸造所も、全て引き継いでいく」「今回の買収は、むしろインベヴ側に変化を強いる。インベヴはマーケティング主導の企業文化に変容していきたいのだ」「アンハウザー・ブッシュの強みはマーケティングだ。米国での広告費を削減することは考えていない」

しかしながら、Brandweek 誌によれば、インベヴはカナダの大手ビールメーカーなどを買収した際に、マーケティングやキャンペーンの手法を変えてきた歴史と実績があるという。

UFCスポンサーシップに対する見方は三分している。

● インベヴ社が今後コストカットを行うようであれば、スポーツへのスポンサーシップは削減の一番手なのではないか

●スポンサーシップ契約などの付属契約に影響を及ぼすものではないのではないか

●欧州で強い知名度を持つインベヴがスポンサー契約を引き継ぐなら、UFCの欧州展開にとってはかえって有利なのではないか。

というわけで、まだ買収が発表されただけの段階で、UFCへの影響を論じるのは時期尚早すぎてよくわからないというのが、現時点での当たり前の結論。ただインベブは、アンハウザー・ブッシュの先進的なマーケティングを学びたい、といっているので、ある種コスト削減の聖域として残りそうな感じはしますね。

(出所)
Anheuser-Busch: Will It Continue To "Brew" Sports Advertising? (CNBC.Com)
UFCʼs Biggest Sponsor Bought Out (MMA Opinion)
Bud Merger And The Possible UFC Effects (MMA Payout)

*****
「俺たちは“オリジナル”!」 前田日明×窪塚洋介(前編)(日刊サイゾー)

前田日明が仕掛けた不良と不良のぶつかり合い
『THE OUTSIDER』が7月19日に第2回興行を開催!(日経トレンディネット)


DEEP「M-1チャレンジ5」結果(スポナビ)


スポンサーサイト

毎週更新!

Ad

Ad

MMA Update