【アフリクション】プアな制作進行、リッチな試合


アフリクション旗揚げ戦の評価について、米MMAサイトを眺めてみました。

Sherdog
プロダクションは唐突で奇妙なものだった。人々はメガデスに無関心で、これなら汚い商店街で演奏した方がましなくらいだった。演奏が悪かったわけではないのだが。

高級な大会なのか、アングラな雰囲気を出したいのかがごっちゃになって、アイデンティティ・クライシスを起こしており、K-1 Dynamite を彷彿とさせ、ファンを混乱させた。それでも、許し難いと言っている人はいない。ルーキーのちょっとしたミスだ。トム・アテンシオとスタッフたちにとってラッキーだったのは、試合自体に説得力があったことだ。

現UFCヘビー級王者であるノゲイラを二度下しているヒョードルの存在は、UFCこそMMAだとするダナ・ホワイトの説得力を削ぐものだ。ゆらぐことのないヒョードルの反UFCの姿勢は、UFCにずっとダメージを与え続けている。

そのヒョードルが、WAMMAという独立機関が認定する王座を獲得したことは、独占契約を特徴とするUFCのビジネスモデルへの挑戦だ。

Figure4Online 683号
アフリクションのショー自体は惨めな感じでスタートしたが、ジョシュがKO勝ちした当たりからあとは、ドンドン勢いがつき、最終的には素晴らしい大会として幕を閉じた。最後の三試合は素晴らしかった・・・ラスベガスで同時刻に開催されたUFCの大会は、会場キャパの観点でも、観客の熱の観点でも、スター選手の顔ぶれの点でも、二級品に見えたほどだ。

Yahoo!Sports : Kevin Iole
ダナ・ホワイトはヒョードルのパフォーマンスについて、強い印象を受けたと認めた。「シルビアは本物の対戦相手だった。ヒョードルに対する考えを変えさせられた」

Yahoo!Sports : Dave Meltzer
アフリクションの大会は満員で、メジャー大会の雰囲気をたたえており、これまでUFCに敵対してきたプロモーションとははっきりと違っていた。

BloodyElbow
アフリクションがUFCに対抗できると考えるのは夢物語だ。アフリクションのPPVは、ときには見るに耐えないようなひどい代物だった。基本的にはメタルのコンサートで、合間に試合が挟まれている。これに対し、UFCの番組はタイトで、健全で、きりっとしていて、プロフェッショナルな作りだった。

Five Ounces of Pain
全体的に言ってイベントそのものにはいろいろな問題があった。ただ、一つのことには非常にはっきりした回答を出した。ヒョードルだ。彼の過去二年のマネジメントやプロモーションはおかしかったのではないか。彼はプロテクションの必要のない選手だ。肉体的にも全盛期だし、どこででも、誰とでも、闘うべきだ。

旗揚げ戦であることを考えれば、ソリッドなイベントだったと言っていいのではないか。UFCではない、他の何かになろうとしている努力は見えたし、独自のブランドを育てようとしているようにも見えた。

アフリクション旗揚げ戦のお勘定。

ゲート収入 2,085,510ドル
 有料入場者数 11,242
 招待券入場者数 3,590
 売れ残り 740

ファイトマネー総額 3,321,000ドル
 
- Fedor Emelianenko ($300,000/no win bonus) def. Tim Sylvia ($800,000)
– Andre Arlovski ($750,000/$250,000 win bonus) def. Ben Rothwell ($250,000)
– Josh Barnett ($300,000/no win bonus) def. Pedro Rizzo ($70,000)
– Mark Hominick ($10,000/win bonus was $5,000) def. Savant Young ($7,000)
– Renato “Babalu” Sobral ($90,000/win bonus was $30,000) def. Mike Whitehead ($50,000)
– Matt Lindland ($300,000/win bonus was $75,000) def. Fabio “Negao” Nascimiento ($20,000)
– Antonio Rogerio Nogueira ($50,000/no win bonus) def. Edwin Dewees ($15,000)
– Mike Pyle ($20,000/win bonus was $5,000) def. J.J. Ambrose ($5,000)

– Vitor Belfort ($140,000/win bonus was $70,000) def. Terry Martin ($30,000)
– Paul Buentello ($80,000/win bonus was $20,000) def. Gary Goodridge ($25,000)
– Justin Levens ($6,000) vs. Ray Lizama ($3,000)*
*Bout did not take place. Total pay was negotiated.

ちなみに同日開催のUFC: Silva vs Irvin では、アンデウソン・シウバが20万ドル、ブランドン・ベラが10万ドル+勝利ボーナス10万ドル、フランキー・エドガーが1万3千ドル+勝利ボーナス1万3千ドルといったところ、総額では62万3千ドル。総額で約5倍の差があります。

マット・リンドランドがヒョードルが同額、シウバの上というのは理解を超えますね。もっとも、今は議員さんになったということで、あちらでは妙にビッグネームらしいですけど。もっともヒョードルは、150万ドルを約束されていると言われており、なにかほかの名目での報酬がありそうです(Figure4Online 683号より)。シルビアやアルロフスキーの値札の高さは、だからこそUFCから移ってきたということなのかな。

それにしても、ファイトマネーだけで3億円とは・・・トップクラスをこれだけ集めた大会は、そう続くものではないとは思うけど、たとえばババルとかベウフォート、ブエンテロあたりにこんなに支払っていたのでは、中堅カードも組みにくくなるんじゃないのかと、他人事ながら心配になります。メガデスのギャラなんかも安くないと思うしね。

ダナ・ホワイトは早速、「アフリクションは早晩、倒産する。俺はこのビジネスを分かっている。たくさんの金を使うだけで、戻ってこない場合、普通は倒産するんだ。IFLに聞きに行くと良い」とコメント。これはちょっと、僕もそう思う。トム・アテンシオ(アフリクションのVP)は、ストライクフォースおよびアドレナリンとコラボしていきたいとコメント

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たまったメールを眺めていたら、なんと Affliction Banned Live Stream! というタイトルのメールが入っていることに気がつきました。

MMA Loadというサイトで無料生中継をおこなっていたようです。

ちょっとまえにアクセスをすると、DREAM.5のライブをやった残骸のような状態になっていました。今アクセスすると、今度の土曜日のエリートXCも中継する旨が掲示されています。マックでは見れないようで、画像が映るであろうスペースに、プラグインのアイコンがでているだけです。

どういうサイトなのか、誰が運営しているのかは知りませんが、色んな大会をカバーしているのかもしれません。個人的にお勧めもしませんし、僕は見てません。ただ、そのようなサイトがあるようです、ということだけ、お伝えしておきます。

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OKAMI OFFLINE, SILVA VS COTE LIKELY AT UFC 88 (MMA Weekly)

かねて噂されていましたが、岡見勇信が手を怪我したため、9月のアンデウソン・シウバとのタイトルマッチがキャンセル、パトリック・コーテが代替すると、ダナ・ホワイトが明らかにしました。

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火曜深夜のTBS「格闘王」では、先日のK-1 WorldMaxで未放送だった大月のクレイジーな試合をノーカット放送していました。このほか、大阪のなんとかエモンとかいう子の試合と、ジダ vs レミギウスも放送。

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豊田&堀田、アラフォーパワー炸裂だ!(デイリー)

なるほど、確かにアラフォーだ。なんだかとっても、「新しくていいもの」のように見えてくる(嘘)。
そんなことより、対戦相手が加藤園子と永島千佳世だったそうだが、二人ともなんと、32歳である。アラフォー vs アラサーの対決なのである。豊田が40歳というのは、そうだろうなあ、と自然に思えるんだけど、加藤園子(好きだった・・・)も永島も、ついこの間まで、ガイアのおちびちゃんだったのではなかったのか!おしめの従兄弟が学生服を着て現れたような気分である。この大会には大森ゆかりも登場、47歳と言うからもはやアラウンド・フィフティである。

Perfume新メンバー入りあるかも!? あの美女レスラーが対談(スポナビ)
美人レスラーとは紫雷美央のこと。アラフォーをぶっとばせ!るかな?

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ゆうこりん、故郷・こりん星爆発の危機を救うためにハッスル参戦
こりん星最強戦士「こ・り・た・ん」をハッスルGPに派遣(スポナビ)

ミスターPRIDE小路晃がハッスルGP参戦「日本男児ここにあり」
高田延彦氏が推薦「あのリングで培った経験と力でGPに旋風を」(スポナビ)


芸能プロダクションアバンギャルドは、いまはアヴィラというはずなんだけど、それにしては京楽が最近盛んに宣伝しているのは「ぱちんこアバンギャルド」というのだな。で、このパチンコ台のホームページを見ると、小倉優子、眞鍋かをり、ハマショーの三人が大きくフューチャーされている。ゆうこりん登場により、ハッスルを見れば、パチンコがしたくなるという案配だ。それはともかく、リング上ではゆうこりんは少路晃と闘うのだそうです。ハッスルのデタラメパワーが戻ってきたようで嬉しいですね。こんなもの、少路が小倉優子をPRIDE殺法で仕留めたって仕方ないということはよくわかる。

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明日の新日は(多分)観戦記書きますよ(GGG)
ヒールターン理論をグラフで説明。目から鱗。

「ありがとう」瓜田、敗れて潔し!『THE OUTSIDER 第弐戦』詳報(日刊サイゾー)

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