【DREAM.5】アメリカ人はトーナメントがお嫌い

●Dreamの米国での評価

これまで見た範囲では、米MMAサイトにDREAMの評価はあんまり書いてないんだよな・・・もちろん、結果や経過はたくさん書いてあるんですけどね。おりしも夏休みシーズンだし、記者もアフリクションとUFCの興行戦争にお疲れ気味の感も・・・

Hellboy steals Dream crown (Dave Meltzer, Yahoo! Sports)

トーナメント形式の大会は、日本では創世記の総合格闘技や、キックボクシングでよく採用される形式ではあるが、正統性の高い王者を決定するのは、中々難しい。

DREAM.1は、ミルコ・クロコップを中心とする大会であったが、視聴率的には弱かった。その後の大会はプライムタイム放送ではなかった。青木がDREAM初の王者になること、ミルコやKIDが登場することこそ、興行をプライムタイム放送水準に引き上げてくれる。


Sketchy ending kinda ruins DREAM grand prix (FightLinker)

DREAMはPRIDEのゾンビで、ライト級GPのエンディングもそれにふさわしいものだった・・・アルバレスを離脱させたのは、本当に完全に、医療的判断であったと信じることが出来たらどんなに良いだろう・・・それとも、青木にとって都合の良い計画を立てたということはないのか・・・個人的には後味が良くない結果だった。


どうも、トーナメント形式じたいに合点がいっていないようですな。
それと、ハードコアファンとしてはヨアキム優勝もありだけど、青木を売り出さないと確かにテレビ的には弱りますなあ。見逃したけど、青木のドキュメンタリー番組もやってたというし、優勝してたら見方も変わっただろうし。


●Zuffa財務
S&P Issues Revised Rating Outlook for Zuffa to Stable from Negative (MMA Payout)
Flight To Quality Underscores Credit Rating Importance(MMA Payout)
UFC Pay-per-view Revenue Up, Buys Flat; UK Expansion Turns Profitable(MMA Payout)

信用調査のスタンダード&プアーズがZuffaの信用格付けをBBマイナスで据え置きましたが、将来見込みを「否定的」から「安定的」に格上げしました。業績は改善しており、昨年赤字だった海外事業からも利益が上がるようになっているそうです。業績改善の理由の一つにはまた、売り上げの75%を占めるPPV収入が上昇していることがあります。これは、PPV件数が増えたと言うより、PPV業者との契約内容の改訂があり、Zuffaの取り分がアップした、ということもあるようです。米国ではPPVは44ドル95(HD放送は54ドル95)で販売されています。

ちなみに格付けは、A、Bなどの絶対評価と、今後の見通し・方向性についての標語で成り立っています。BBマイナスという評価は「投機グレード」とされており、投資や融資の審査では大変リスクが高いと見なされます。サブプライム問題などで不況のアメリカでは、このグレードで新たな資金調達を行うことは難しいか、可能でも相当なコスト高になると見られ、Zuffaの拡大戦略にブレーキがかかるかもしれない、一つの懸念材料にはなるそうです。


●UFC視聴率
UPDATED: UFC: Silva vs Irvin Rating Peaks at 4.46 Million Viewers(MMA Payout)
Spikeで無料放送されたUFN14「シウバ vs アーヴィン」の視聴率は2.1%、視聴者数310万でした。最高視聴率はシウバの試合で、446万人が視聴、北米で3番目に多くの人が見た試合となりました。もっとも視聴者数が多かったのは、5月にCBSで放送されたエリートXC、ジナ・カラーノ、キンボ・スライスの試合です。


●ZuffaのIFL買収
UFC (Zuffa) looking to acquire the IFL (Five Ounces of Pain)

5 Ouncesブログが複数の情報筋に確認したところ、UFCがIFLを買収する見込みだそうです。

IFLは最低100万ドルで買収提案を募っていたところ、エリートやHDNetを抑えUFCが最高値を示した模様。それでもその金額は100万ドルに達していないそうです。IFLの主な資産には、400試合分のフィルムライブラリ、主要選手との契約があります。

UFCは最近すでに、多くのIFLの選手と契約を結んでいます。

Analysis of Reported Zuffa Acquisition of the IFL(MMA Payout)

UFCがIFLを買収しようとしているのは、競合他社、とくにエリートXCに買収されるのを阻止するためだと、MMA Payoutは分析しています。




●EliteのFSN開始

http://www.mmapayout.com/2008/07/elitexc-and-fsn-deal-in-the-works/
EliteXC and FSN Deal In The Works? (MMA Payout)

エリートXCのダグ・デルーカ社長が、放送局を増やす交渉をしていると発言しました。他方、アフリクションの記者会見でケーブル局フォックス・スポーツネットの担当役員が、もうすぐエリートを放送すると漏らしました。

エリートは地上波CBS、有料ケーブル局Showtimeですでに放送を行っています。

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