PEDを使っている選手はまだいる。それが誰なのかも分かっている【GSP激白】【追記】



ジョルジュ・サンピエール、ジョー・ローガンのポッドキャストで語る

今でも薬物を使うことはそんなに難しくないんだよ。

例えば、体内に1日か2日しか留まらない製品を使いたいとしよう。検査が来ない日がわかっていればできるよね。そうでないと大変なことになるからね。そこでUSADAの居場所連絡アプリで、南極かどこか、もっともらしい場所に2日ばかり旅行に行っていることにするんだ。薬物は1日か2日で身体から排出されるけど、効果は1か月は続くからね。

身体から排出されたのでは効果はないのでは、と思う人もいるだろう。80年代なら、PEDはパワーやスタミナ、耐久力を増やすためのものだった。それがいまでは技術が進化して、反応の早さや自信強化といった面にも効くようになってきている。これが大きいんだよ。反応時間が早ければ、頭が冴えてくるからね。運動能力というのは筋力の問題ではないんだ。ウサイン・ボルトは早く走れる理由の1つは、彼の頭脳や神経系が早いからなんだ。

だから神経系の能力を向上させれば、運動能力は増す。もちろん効果には限界がある。でも、マッスルメモリーというのは時には永遠に残るものなんだよ。

現時点でも私は、多くの選手がステロイドやPEDを使っていると考えている。誰が使っているのかについても、99.9%の確信をもって分かっている。ただ、証拠があるわけではないので、名前を挙げて非難することは控えたい。

この業界にいて、いろんな人と話をしていると、選手の間では誰がやっているのか、わかっているものなんだよ。わずか数人の人が、PEDの供給元になっている。供給元が1人いれば、薬物はいくつものチームに行き渡る。噂はすぐに広まるんだよ。



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UFCプレシデントのデイナ・ホワイトが、アーリー・ウェイインを廃止する予定であると明かしている

あれはもう辞めようと思っている。計量は、午後4時の公開計量で本物の計量を行う以前のやり方に戻す。

制度のどこかを変えると、みんながそれを悪用しようとする。アーリー・ウェイインも始めた頃はまだよかった。しかし、リカバリーの時間が長いから、体重をもっと戻せると思って、際どい減量をやる選手がふえてきた。現実問題、そのせいでみんなが苦しんでいる。



(参考)
Broken system? UFC early weigh-ins by the numbers two years later (MMA Junkie)

旧計量方式(試合前日の午後4時に計量) 2014年6月〜2016年5月の統計

全83大会、950試合
計量失格者32名。うち試合欠場者5名。
計量失格者の戦績は12勝15敗
計量失格幅は平均2.97パウンド

新計量方式(試合前日の午前9時〜11時に計量) 2016年6月〜2018年5月の統計

全82大会、962試合
計量失格者62名 うち欠場者15名
計量失格者の戦績は27勝20敗
計量失格幅は平均2.90パウンド
 



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プロフィール

高橋テツヤ

格闘技とプロレス、海外とニッポン、スポーツとエンターテインメント、勝者と敗者の際を究めて極めたい、プロレス・格闘技を愛するライター・翻訳者。

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