NOAH 9.1両国大会レビュー


丸藤正道 vs. ヒデオ・イタミ

NOAH9.1両国国技館のセミとメインをG+で観戦した。もちろんお目当てはKENTA。激しいやりとりはあったものの、これからギアがもう一段上がるのかなと思った頃に唐突にフィニッシュしてしまったような印象。KENTAのWWE殺法が炸裂した感じもないし、2018年にKENTAと丸藤が激突するという意味もあまり伝わってこなかった。こちらの期待値が高すぎたかもしれないし、こちらの予備知識が足りないのかもしれない。場外ダイブ技は封印(両者がそれぞれにセットアップはしたが、すかしあっていた)。

ちなみにフィニッシュは実況アナウンサー氏によれば最近丸藤が使っている、ポールシフト式エメラルドフロージョンという大技らしい。みなさん、どんな技かぱっと想像が付きますか。僕は実際に見たのに、どんな技なのか記憶がない。高いところから落としたという印象しか残らず、あれで成功なのかどうかもよく分からない。丸藤の技は足し算の技が多すぎる印象がある。大技同士を足せばダブルパワーになるとは限らない。回転エビ固めだってやり方によっては衝撃のフィニッシュになるわけで。

NOAHの試合を見るのは超久しぶりで、細かいところに全日本の残り香が懐かしく楽しめた。選手コール後のおびただしい紙テープ。リングサイドには和服や厚化粧のお姉さま比率が高く、会場奥では次期コンテンダーのライバル選手がコッソリと観戦しているギミックも好ましい。キョーヘーコールもまだやっているのか。

杉浦貴&原田大輔 vs 秋山準&青木篤志

セミファイナルではNOAH軍と全日本軍とのインタープロモーション戦。おそらくそれなりの歴史的な意義があるのだろうが、放送席もそのことをさほど強調はせず、リング上もさほど殺伐とした光景にはならず。もうアツくなるにはみんな大人過ぎるのかもね。そんな中で川田の解説が最高。

「今日はここまで、変わった試合ばっかりだったんで、ここでやっとプロレスらしい試合かなと思いますね」

これではここまでに出てきた選手全員、面目丸つぶれである。

(そういえば先日、急に思い立って、川田のラーメンを食いに行きましたよ。秘密基地みたいなお店でしたよ)

セミ前には森嶋がマイクアピール。しかしちょっと何を言っているのか分からない。客席も戸惑っている印象で、歓声もまばらだ。せっかく復帰するなら、もう少しよく打ち合わせてから、他人に伝わるようにしゃべったり、振る舞ったりして欲しい。というか、無理にしゃべる必要はないんじゃないか。これでは復帰が楽しみになるどころか、不安になる。それにしても改めて、森嶋は五味に顔が似ている。ゾッとするほどだ。


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プロフィール

高橋テツヤ

格闘技とプロレス、海外とニッポン、スポーツとエンターテインメント、勝者と敗者の際を究めて極めたい、プロレス・格闘技を愛するライター・翻訳者。

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