米MMAの屋台骨はカジノからTシャツ屋に

Josh Barnett Will Not Accept a Pay Cut (BloodyElbow)
5 Oz. Exclusive: Arlovski vs. Fedor likely to be scrapped(Five Ounces of Pain)
More positive drug tests on the horizon? (Five Ounces of Pain)

アフリクションは何人かの選手に対し、次回大会は楽な相手をあてるからファイトマネー半額で頼むと打診しているようです。

これに対しジョシュ・バーネットはネットラジオのインタビューで、ファイトマネーのカットには応じないと明言。さらにヒョードルとの対戦について奇妙なことを言っています。

「試合が組まれるかどうかにあたって、自分の意向は関係ない。闘いたいとは思うが、闘えない政治的理由については手を出せない」

ちなみに、ヒョードルはやはり手の怪我で欠場濃厚、代替メインはアルロフスキー vs ジョシュが噂されていますので、そもそもジョシュのファイトマネーはカットされることはなさそうです。

また次回大会ではマッチ・リンドランド vs ビトー・ベウフォートが検討されているようです。ベウフォートは「ベルトを賭けて戦う」と発言しているようですが、何のベルトなのか、意味が分かりません。ちなみにリンドランドの前回のギャラは30万ドル、ベウフォートは14万ドル、楽な相手とは言えませんからこちらの半額にはならないのでしょう。ギャラを削る前に、こういうカードを止めて、安い若手に切り替えていかないとマズイのではないかと感じますがねえ。

なお、アフリクション大会のドラッグテストの結果発表が遅れており、スター選手の検査結果に不安が持たれているようです。

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ゴング格闘技の最新号で須藤元気が、選手がビジネスセンスを身につけるような学校をやりたいと発言しています。アメリカでは ロイ・イングルブレチットというプロモーターが、Fight Promoter University という、プロモーター向けのビジネススクールを開催しているようです。この人はボクシングやMMAの小興行で手堅く儲けを出し続けているプロモーター。それにしてもプロモータ向けの学校なんて、MMAのような成長分野があるとせっせと参入してくるアメリカらしいビジネスです。

(参考)
2006.10.04 Fight Promoter University(FSU)について - ボクシング (Boxing Overview)

このイングルブレチットはいま、「アメリカン・チャンピオン」というテレビのリアリティ・ショーの制作を開始、ボクシングのヘビー級選手を育成するものだそうです。なおイングルブレチットはゴールデン・ボーイのブレーンで、次回アフリクションのラスベガス大会は彼のプロモーターライセンスで開催される旨、どこかで読みました。

リアリティ・ショーといえば、今話題なのが、WECを放送中のケーブル局Versusで放送中の「TapouT」。これは、MMAのTシャツ販売で業績好調なTapout社が制作し放送中。毎回一人の若手選手にフォーカスをあてた成長物語のようです。Tapoutは2006年度の年商が1200万ドル、お金がないためTUF登場の若手選手のスポンサーをするのがやっとでしたが、ドンドン成長し2009年の年商予測はなんと2億2500万ドル!。Zuffaの2006年の年商は1億9千万ドルですから、もはや「Tシャツ屋は何でも出来る」わけです。

Tシャツといえば、MMAファッションで好調なのは Affliction, Tapout. Ecko Unlimited といったところ。Eckoは年商4億から5億ドル、MMA専業ではありませんが、本気になればMMA業界に多大な影響力を持てる潜在能力。今週末にはフロリダで、MMAファッションの展示会が開催されるということで、ティト・オーティス、ティム・シルビア、フランク・ミア、ダン・ヘンダーソンといった選手も顔を見せるのだそうです。

他方でファティータ兄弟のステーション・カジノの信用格付けがB+からB-に引き下げられたという報道もありました。B-といえばZuffaと同じ格付けです。ゲーム産業の凋落が影響しているようです。米MMAシーンの牽引車が、カジノからTシャツ屋に変わりつつあるトレンドを感じます。

(出所)

Talkin’ MMA & Boxing with Roy Englebrecht(MMA Memories)
IMMAE This Weekend: TapouT vs Ecko (MMA Payout)
Station Casinos Credit Rating Cut (MMA Payout)

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“Becoming the Natural” Makes The Bestseller List (MMA Payout)

ランディ・クートゥアの自伝が、ニューヨークタイムス・ベストセラーリストの33位に登場。
Becoming the Natural: My Life in and Out of the CageBecoming the Natural: My Life in and Out of the Cage
(2008/07/22)
Randy Couture

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EliteXC Announces Four 1-Hour Specials for FSN(BloodyElbow)

エリートXCがケーブル局フォックス・スポーツネット(FSN)でも放送されることになりました。定期放送ではなく、1時間の特番を4本。内容はエリート傘下のKing of the Cage や Cage Rage の昔の試合で、ユライアフェイバーやアンデウソン・シウバの若い頃の試合などを特集するようです。FSNも、IFL崩壊でMMAコンテンツを探していました。

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Kimbo Slice and Hulk Hogan Team Up for Kids' Movie(BloodyElbow)

2009年秋にアメリカで公開予定の子供向け3D映画「Kung Fu U」で、キンボ・スライスとハルク・ホーガンが競演するそうです。駄目な子供が自分を守るためにMMAを学ぶのですが、だんだんと、キンボかホーガンかしりませんが、教える側も子供からいろいろなことを学ぶ、といったストーリーだそうです。なーんか、いいなあ。

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8.15 IGF両国大会へさらに元WWEの大物選手が追加!(Kamipro)

大物選手とはMMAデビューに向けて練習中の筈のボビー・ラシュリー。

カシン、ジョシュ、タンク・アボット、モンターニャら、総合経験者が集結。集まればいいというものでもないけど、無駄に豪華で結構。よく資金がありますね(笑)。RVDも楽しみだな。PPV買うかなあ・・・実際に見てみれば、どうということもない、ということになるのは見え見えなんだけどなあ・・・

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星野vs.山崎ほか、バンタム&フェザーの4試合決定=CAGE FORCE(スポナビ)

<初代バンタム級王座決定トーナメント準決勝 5分3R>
水垣偉弥(日本/シューティングジム八景)
中原太陽(日本/和術慧舟會GODS)

<初代バンタム級王座決定トーナメント準決勝 5分3R>
大石真丈(日本/ K’zファクトリー)
徹肌イ郎(日本/和術慧舟會岩手支部)

<初代フェザー級王座決定トーナメント準決勝 5分3R>
星野勇二(日本/和術慧舟會GODS)
山崎 剛(日本/GRABAKA)

<初代フェザー級王座決定トーナメント準決勝 5分3R>
ウィッキー聡生(日本/シューティングジム横浜
孫 煌進(日本/スクランブル渋谷)


僕はこれ、とっても好きなんですよ。好試合が期待できそうです!

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高阪剛のブログに、WOWOWのUFC番組、第一回の収録が終わったと有りました。実況は高柳さん、解説は稲垣さんとTKという、これまでと変わらぬ布陣が敷かれたようです。

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まもなくWEC35。試合カードなどは更新済みのこちら

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続・柴田勝頼はタップしたのか?~フィニッシュ分析 読者からのメール、kamiproからの回答(カクトウログ)

KamiproHand 堀江ガンツ氏の回答も読んだ。

柴田が力尽きて腕を落としたシーンを見たのなら、単にそう報じればいいのではないか。それを「柴田がマットを叩いた」と報じ、「タップはしていないが、マットは叩いている」と説明している。そんな状況ってありえるのか?マットを叩くというのはタップと同義語と解するのが普通だろう。Kamiproを読むときには、これらの言葉を特に区別して読む必要があるのか。「食べ残し」ではなく「手つかずの料理」だと言い張る人を思い出した。

筆がすべった、不注意だったなどと、さらっと訂正すれば済む話。それを、「総合でタップしないことは美徳ではない」などと頼みもしない説教まで付けられると気分が良くない。当ブログも「柴田は参ったしていない!」と書いた。そういう楽しみ方もあることは、「変態」を売り物にしているKamipro自身が一番よくご存じだろう。

こういうのを見ると、一事が万事に見えてくる。メモ8とかか言う人の話も、グッと共感しやすくなった気がする。

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