UFC、日本で定期興行開催を検討中!

UFC expansion not without risks (Dave Meltzer, Yahoo! Sports)

デーブ・メルツァー:UFCの海外進出戦略では、すでにイタリア、スエーデン、オーストラリア、フィリピンの名前が挙がっているが、これらは第一陣にすぎない。世界進出こそがロレンゾ・ファーティタの仕事であり、Zuffaが日本でテレビ放送を得た目下、まだまだ先の話とはいえ、日本での定期興行開催に関する検討が真剣に行われている。


Report: UFC wants to run shows in Japan… again (Fight Opinion)

ザック・アーノルド:UFCがWOWOWで復活したことに重い意味があると考えているなら、とち狂っている。せいぜい5千席の横浜文体を満員にするのが関の山、1万1千席の両国なら7割埋まれば御の字だ。

WOWOWでの放送では、90年代初頭のSWSや、90年代中期から後期のRINGSも生き残れなかった。UFCにとっても、十分な露出が得られるとはならないだろう。日本の総合シーンが崖から落ちようとしているときに、どうしてわざわざ進出しようとするのだろう?現地のプロモーターですら、今の市場からジュースを搾り取ることなど出来ていないのに。

UFCへのアドバイス。日本市場は2,3年様子を見ること。そして石井和義が何をするかを見ていればいい。もし石井がDREAMを復活させたり、新しい総合のプロジェクトをつくってうまくいきそうなら、たぶんK-1と共同開催という線がいいだろう。そうでないなら相手にしない方がいい。


なおデイブ・メルツァーの記事の趣旨は、UFCはすでにたくさんの大会を行っており(今年は19のUFC大会、6のWEC大会を開催。来年はおそらく23-25のUFC大会、8のWEC大会を実施)、さらに海外に進出するとすれば、スター選手の不足からくる試合内容の低下、しいてはUFCブランドの希薄化がおきないだろうかと分析しています。また、イギリス進出で巨額のマーケティング費用を使ったUFCですが、現在は当時の2割程度のマーケティング費用しか使っていないそうです。

UFCはWWEの成功例を分析しながら進めていくようですから、ザックの言うようにWOWOWでは弱いとしても、フジテレビの深夜放送でも十分勝負出来る可能性はあるということにはなるでしょうね。上手く波を作れればね。それと、RINGSやSWSが潰れたのは、WOWOWのせいとは言えないでしょうね。RINGSの場合はそれがWOWOW撤退が最終的なきっかけにはなったかもしれないけど。

*****
小路伸亮、突然の引退に関して、パンクラス坂本常務が事情説明 (Kamipro)

結婚などの私的な事情で引退を表明、パンクラス8/27後楽園のメインイベントをドタキャンした小路に対し、パンクラス坂本氏が、

「最近、自分勝手な選手が多い。本人にとってはステップアップかもしれないが、もっと筋を通してほしい」
「試合をすることはできても、それで負けるのはイヤだったのかも」

等と反論しています。これだけを見れば、小路選手がこの先、パンクラス以上の大舞台への登場機会を持っていて、今回パンクラスで万一負けることでミソを付けるのを嫌ったのかな、と推測させられます。ただしパンクラスとの契約により、小路は今後一年間、他団体での試合が出来なくなるそうです(今となってはこの契約が有効なのか、あるいはそもそもこんな条項は有効なのかは別として)。

怪我などによる欠場ではないのだから、試合をしてから引退してもいいはずで、小路選手の行動は確かによく理解できません。嘘も方便で、怪我による欠場と言っておくだけでも良かったはず。パンクラスサイドとのコミュニケーションが壊れていたのではないかと思わせます。

小路は最近、山本KID主催のクレイジー・ビーを脱退してフリーになったところでした。

*****

読売新聞(8月22日)が、「クチパク、CG、民族融和・・・見栄え優先、虚飾の五輪」という記事を掲載していました。北京五輪開会式について、下記の点について中国当局が認めたという記事です。

●花火のCG
●少女の歌がクチパク
●少数民族の子供たちは大半が漢民族
●空席の多い競技場に黄色いTシャツの中国人応援団を動員

このほか、「金メダルが有害物質を含有している」という噂は当局が否定、「五輪テーマ曲が盗作」については真偽不明だとか。読売の論調は、これらの「偽装」がまたもや世界を驚かせた、このように中国には事実を軽視する姿勢があると批評、中国当局の「国家の利益の前では、個人は部品に過ぎない」というコメントを紹介している。

産経新聞はこの件についてのコラムで、「これじゃ、ペテン五輪」「北京五輪組織委員会は・・・もうやけっぱちなんだろうな」「あの感動、返してはもらえないだろうか」とコメント。

そんなこと言ったらプロレスなんて使いたくてもCGを使う金はないし、川田の歌だって(踊りが激しいときにはどうみても)クチパクだし、レスラーの国籍なんて偽装の歴史だし、空席が多ければ動員だってするし(動員できればいい方)、そもそもプロレス自体がXXなわけで、だからといって感動を返せとは普通言わないわけで、これだけの偽装をしてもなお、あれだけ完成度の高い式典にまとめた演出力や組織力は見事であったという評価も出来るのではないかな。そもそも偽装と演出は紙一重なんだから、あまり潔癖になるのはつまらないですね。

湾岸戦争のころのアメリカ、スーパーボウル開会式でホイットニー・ヒューストンが登場しアメリカ国歌を熱唱、そこに戦闘機やら若い兵士の絵をかぶせたものだから、戦地の息子を思いやる親世代などを中心に感動の嵐がわき起こり、アメリカ国歌がヒットチャートを急上昇する事態となったのだが、後日、ホイットニーの歌声がクチパクであったことが暴露された。

ただ中国がヒールとして凄いなあと思うのは、毒入りギョーザ事件などの前振りがずっと効いていることだ。本質的にヒールというか、一貫性があるというか、アングルが完全に機能しているというか、中国ってホントにこういうところがあるよなあと痛感させてくれるところ。クチパクなんて言う話は普通は黙っていれば済むこと。それを政府関係者までもがあっけらかんと認めるところが魔王的である。

中国でプロレスや格闘技の興行をしたり、中国人選手を招聘する場合などは、この「あっけらかん」感覚に注意しないと、ひどい目に遭うのではないかという気もする。

*****

森嶋がWWEの前座試合に登場したことについて、デーブ・メルツァーがネットラジオでコメント、WWEとNOAHの間にはディールがある、ただしWWEの方がちょっと及び腰になっていると語っています。ともあれ、WWEが孤立主義をゆるめ、実際にビジネスベースでNOAHと話をしているという点はとても興味深い展開だとしています。

表敬訪問した森嶋が、たまたまアンダーマッチにかり出されたというだけではないようですね。WWEとNOAH、何をしようとしているのでしょうか。


スポンサーサイト

毎週更新!

Ad

Ad

MMA Update