MMA業界、地獄の地殻変動!!

Five promotions could be gone in 18 months (MMA Memories)

いつも悲観的なザック・アーノルドの憂鬱なエッセイ。私見を挟まず抄訳します。

<5つのMMAプロモーションが18ヶ月以内に倒産する可能性がある。5つのプロモーションとは、エリートXC、DREAM、パンクラス、戦極、そしてアフリクションである。業界下位のプロモーションが淘汰され、上位のプロモーションに固まってしまうという、プロレス業界と同様の様相を呈してきた。

石井和義が出所して以来、MMA業界の統一を試みようとしているとか、戦極とパンクラスを買収しようとしていると言った噂があった。エド・フィッシュマンもかつて、パンクラスに接近し投資をしようとしたが、調べてみたところパンクラスには7桁の負債があった(訳注:単位はドルだと思われます)。いま流れている噂は、WVRがパンクラスに資本参加したというものだ。もしそれが事実なら、パンクラスは基本的には、戦極の人材育成システムになってしまったことを意味する。とはいえ戦極自体も赤字の状態であるため、石井が吸い上げてしまうかもしれない。こういった事象の他方で、DREAMも最終段階にさしかかっている。私は長く予想していたが、石井が出所すれば、DREAMは終わりを告げ、2009年には新しいMMAのプロジェクトが立ち上がる。

要するに日本ではいま、大変な混乱が起きていて、市場は立ち止まっている状態だ。舞台裏ではあまりにも多くのことが未確定すぎて、投資家もこの業界に資金を入れようと考えることすらできない。この先数年、UFCが大規模に日本に進出しようというのは愚かな試みだろう。

旗揚げ戦で火事のような赤字を出したアフリクションは、いまは第二回大会を控えて静けさを保っている。アルロフスキーvsジョシュについても、アンダーカードに登場する有能だが知名度のないIFL戦士たちについても、メディアが取り上げることは少ない。旗揚げ戦の大騒ぎの後、皆の反応は「次はどうする」というものだったが、どこに向かうのかよく分からない。業界内外の人で、アフリクションが長期的にやっていけると考えている人は少ない。

最大の赤字を出しているのはエリートXCだ。同社の財務諸表を見た人は、巨額の損失に圧倒されるはずだ。6ヶ月間、ウェッブサイトを運営するだけで130万ドル使っているのだ。それだけの金額があれば、世界中のMMAサイトを買収しても100万ドルのおつりが来るだろう。少なくともどこかのウェッブ・ディベロッパーが、ロクに機能しないこのサイトでいい給料をもらっているのだろう。エリートの財務状態には、構造というものが欠けているし、長期計画にも欠けている。

仮にこれらの5団体が来年、無くなってしまうとしよう。選手はどうしたらいいだろうか。二軍的なプロモーションはほとんどなくなった。日本も死に体なので、(アメリカ人選手にとって)大金を稼ぎに行く場所ではない。WECは階級を減らす。UFCにとっても長期的には悪影響が出る。マイナー大会での仕事が無くなれば、選手はこの仕事を辞めてしまい、タレントプールが枯渇する。
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エリートXC10月4日CBS地上波放送のカードが発表されましたが、メインイベント「キンボ・スライス vs ケン・シャムロック」に向けて、色んな人が援護射撃を始めています。

ジャレッド・ショー(マッチメイカー)「スタンドではキンボは地球上最強の男だ。スタンドでキンボを倒せる人類はいない」

フランク・シャムロック「ケンの能力はキンボの10倍。だからケンが自分の力を10%でも出せれば勝てる。」「キンボの打撃は原始的で、基礎的で、パワフルではあるが、地球上最強からはほど遠い。打撃とは習得に時間の掛かる芸術。彼が芸術を身につけていないことは、あの身体を見ればすぐ分かる」

ブレット・ロジャース(キンボの対戦相手として有力だった選手)とそのマネージャの深刻な声明文

10月4日は我々の場所であるはずだった。シャムロックが知名度とエゴを振りかざして列に割り込んできた。我々のせめてもの願いは、ケンがキンボを倒してくれれば、そのあと我々がケンをようやくMMA恐竜博物館に送り込むことができるということだ。彼を剥製にして、ダン・スバーンの隣に置いて、回転台座にでも飾ってやろう。

もしケンがロックというよりシャム(まがいもの)だったということになれば、スライスの幻想が高まることになる。

キンボは、シャムロックと我々に挟まれて、古い方を取ったわけだ。未来ではなく、過去を取った。我々をさらに待たせることは、事態をより悪化させる。これはもうビジネスではない。ブレットは全米一の凶悪街 Cabrini Green の出身、それに比べればキンボの裏庭なんてセサミストリートだ。どうぞタンクやらシャムロックやら、ジュラシックMMAを倒してくるといい。その間にこちらはハッスルマッスルになっておく。ゴングが鳴れば残された質問はただ一つ・・・おまえが目覚めるときに見えるのは、アリーナの照明か、それともマットのキャンバスか?


なお、現在6連敗中のケン・シャムロックがフロリダ州アスレティック・コミッションから無事に試合許可が取れるかどうかというのは、これからの話なのだそうです。(この項ここまで、情報出所を見失った。どこかからの引用のパッチワークです。すみません)

さらにレスリング・オブザーバー9月1日号によると、クリス・サイボーグ vs 高橋洋子の試合は前座試合に組み込まれました。時間が許せば、地上波でも流されることになっており、時間が許さない場合はダイジェストでやはり放送されると言うことです。エリートではクリス・サイボーグとジナ・カラーノの対戦を絶賛煽り中です。高橋は正直、負け役ですが、MMAですからやっちゃっていいわけだし、プロレスラーだから負けるにしてもいい負け方があることは了解していることでしょう。できれば日本人女子選手が後を継げるような形をとってほしいです!

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レスリング・オブザーバー9月1日号に、WWEの森嶋売り出し計画についても詳報がありました。この計画が完全に白紙に戻ったかどうかは、まだはっきりしていないそうです。森嶋の運動能力に注目して、契約を勧める人も中にはいるとか。

この件はジョニー・エースが森嶋の能力を買って推進してきました。ビンスは森嶋では客に受けないと判断しましたが、ビンスは鈴木健想との比較をしていたようです。鈴木はビッグ・プッシュを受けましたが、期待はずれでした。

森嶋がデブだから否定的だというのは本当で、なかには、あの身体ならもっとふさわしいコスチュームがあるだろうとか、40パウンドもカットしてくれればルックスは悪くないのにな、という意見もあるようです。

NOAHは森嶋をムタのような存在にするため、2~3年、WWEに預けるつもりだったようです。KENTAや丸藤にもチャンスを与えたかったようですが、WWEでスターになるには体格が小さすぎました。

森嶋がWWE入りした場合、生活基盤はハーリー・レイスが提供する予定となっていました。

ブラックアイ2さんが、潮崎もトライアウトを受けていると報じていますが、スタイルが真面目だからなあ。いっそ中嶋君とか、思い切って泉田とかどうよ。うまいよ、泉田。ノアが先日、ビデオで撮らない試合を行ったのと、トライアウトと、何か関係があるのかなあ。

森嶋に続き、 潮崎豪 もWWEトライアウト挑戦(ブラックアイ2さん)

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2008-08-23 予告!! [長年日記](T-VOICE、高山善廣公式ブログ)

高山善廣がレジェンド・ロックバンド、KISS新譜のCDジャケットデザインを担当。逆に高山のTシャツにKISSのロゴが入るというクロスセリングを行うようです。

「ドクター・デス」スティーブ・ウィリアムスの入場テーマがKISSの曲でしたね。もしや高山の入場テーマもKISSなのかなと思って検索してみましたが、あれは自分の曲(下掲)みたいです。

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(2008/08/27)
KISS

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高山善廣の逆襲~The Destructive Power高山善廣の逆襲~The Destructive Power
(2007/07/04)
高山善廣&Double Fear

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All-time great heel Kowalski passes away (f4w Online)

ウォルター・キラー・コワルスキー氏が現地時間8月31日午前2時15分、逝去しました。8月8日に心臓麻痺に倒れ、生命維持装置を外されてからも2週間、時には来客と言葉を交わすなど、戦い続けました。トリプルHのお師匠さんです。ご冥福をお祈りします。



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