はぁ?レスナーに挑戦資格がないって?

というわけで、クートゥア復帰とレスナー戦がアナウンスされました。内容はこの辺を参照。このニュースはすでに4GBくらいアップロードされていますが、いくつかのニュースサイトやネットラジオを情報源に、浮かんできた自分なりの考えは、

1 なぜレスナー?しかもなぜタイトル戦?レスナーなんかに資格はないよ、という意見が日米ともに多し。すまんが、このボタンを押されると熱くなってしまうタチなのでひとつ暴言を吐くと、ずばり、そう言う人は、ビジネスがわかってないよ。いいですか、ビジネスだからつまらないんじゃないですよ。ビジネスだから面白いんじゃないですか、われわれ消費者にとっては。ビジネスだから、ミアやヴェウドゥムなんかスキップ出来る。え、消費者じゃない?じゃああんた誰だ?

2 レスナーは勝ち組。よくぞこのタイミングで、このプロモーションの、このステイタスにいるもんだとつくづく思う。いまここにいるだけで、試合結果がどうなろうと、勝ち組。そしてこの人はまだまだ、でかくなります。そういう風に状況の方が回ってる。不思議。

3 訴訟相手と翌日握手、スキャンダルもビジネスにする、何がどこまで本当なのか分からない、こだわりも糞もないこの荒っぽいダイナミズム、底が丸見えの底なし沼、かつての新日本であり、PRIDE全盛期にも似たエネルギー感を感じますなあ。UFC強いわ。乗らなきゃソンソン。


レスナー vs クートゥアが行われる11月15日のUFC91、場所はオレゴン州ポートランドからラスベガスのMGMグランドに変更。そうでもしないとペイしないんでしょ。これでUFCは11月、12月、1月と、連続でラスベガスでビッグ・ショーを開催することになります。WOWOW契約を迷っている人、10月は見逃しても大勢に影響ないとしても、11月以降はやっぱり契約した方がいい。締まり屋さんの貴殿は、1月末で解約すればいい。

ダナ・ホワイトはPPV100万~150万件を予想。UFC史に残る空前のビッグマッチだと強調。

また驚いたことに、UFCでは、2009年にはクートゥア vs ヒョードルを実現すべく努力すると表明。

ダナ・ホワイト「この試合を実現するためなら、できることはなんでもやる。でもヒョードルは他団体の契約下にある。彼がフリーにでもなるのなら交渉する。我々自身も契約にうるさいわけで、契約を軽んじるようなことはしない」

「アフリクションはおそらく死ぬ。どうせ後数ヶ月の命だから、ヒョードルはUFCに来ないと仕方なくなる。会社が倒産したら、契約もクソもない。来年1月にまだアフリクションが生きていたら驚く。まあ様子を見てみよう。」

「共同開催の検討をするにしても譲歩するつもりは全くない、おそらく譲歩する必要が無くなるだろう」

ランディ・クートゥア「ヒョードルも自分との対戦に興味を持っている。みなさんが彼に真剣に興味を持ち、世界最高のヘビー級選手だと認識すれば、彼もここに来て私と戦うしかないだろう。そう言うことだと僕は思う」

「僕の戦う場所は法廷じゃなくオクタゴンだ。結局のところ僕は、(ヒョードル戦にむけて)もっとも抵抗が少ない道を選んだということなんだろうな」

アフリクション1月倒産説については真偽不明ですが、確かにそもそも「ヒョードル vs ランディ」実現のために立ち上げたようなプロモーション。旗揚げ戦ではリング上で両者が握手するシーンまで演出していたわけですから、今回はその柱を引き抜かれたようなもので、もはや存在意義が危うくなってしまいました。初期のPRIDEから高田とヒクソンを引っこ抜いたようなもの、魂を抜かれたようなものです。これで年明けにヒョードル vs アルロフスキーあたりが済んだら、アフリクションに出来る仕事はずばり、もうないでしょう。ヒョードルのベルトを認定しているWAMMAも、このままうやむやになることでしょう。非常にえぐい、弱肉強食ですな。

この記事にはヒョードルの契約ステータスがよく書かれています。その他、この項の出所はこの辺。

Couture Back in UFC Fold (Sherdog)
UFC Will Wait for Fedor (Sherdog)
Updated: Randy Couture to face Brock Lesnar in the UFC (MMA payout)

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Couture Exclusive: 'Never Say Never' (Sherdog)

ランディ・クートゥア、Sherdogのインタビューに答えて
「ずっと言ってきただろ、Never Say Never だって。裁判を進めながら、いつになったら戦えるのだろう、いつになったらヒョードルと対峙できるのだろうと考えてみれば、そろそろターニングポイントだと思った」

ランディの裁判を支援し、契約の法解釈についてUFCに訴訟まで起こし、裁判終了後に契約をオファーすることを約束していたHDNetのマーク・キューバンに関して

「僕は今でもマークのことは友人だと思っている。彼はとても寛大で前向きな人。今回の件についてももちろん、一番に相談した。彼はオーケーといってくれたよ」

ヒョードルとクートゥアがロスアンゼルスで丸一日、ミーティングをしていたことは知られていますが、その後すぐにクートゥアはダナにメールを打って交渉を始めたということです。クートゥアがこれから2試合で失態でも演じない限り、ヒョードル戦実現は握られているんじゃないかという感じはします。僕はヒョードル戦はとても楽しみだけど、でも最初の話に戻ると、レスナー戦の方が数字は取ると思いますね。ヒョードル戦実現に困難があるとすれば、まさにその点じゃないのかな。

このリンク先から、テレカンフェランスの実際の音声を記録したものが聞けます。1時間超。レスナーはずっと電話の前にスタンバイしているのに、記者がヒョードルの質問ばかりするから、いい加減にしてくれとむくれていて可愛いです。

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駅売店で見た東スポに、大相撲中止、NHKが放送休止という趣旨の大見出しが打たれていました。中身は読んでませんのでしりません。東スポがそう考えてみた、というだけのことかもしれません。
ただねえ、なーんかこういう見出し、PRIDEの最後を思い出させて、重い気持ちになりましたよ。

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F4W689号プリント版より。キラー・コワルスキーがフライング・ニー・ドロップでユーコン・エリックの耳をそぎ落としたあと、コワルスキーはユーコンが入院している病院に見舞いに行きました。病室にはいると、小さなベッドに大男が横たわっていて、ミイラのように頭部を包帯でぐるぐる巻きにして寝かされていました。(訳注:おそらく目だけが覆面のように出ていたのでしょう。)コワルスキーは彼を見つめ、ほほえみかけました。ユーコンもほほえみ返しました。そしてコワルスキーは声を上げて笑い出し、ユーコンも声を上げて笑い出しました。その様子を見ていた新聞記者が一部始終を記事にしました。ケーフェイが信じられていた時代です。記事が流布すると、観客がコワルスキーに対して、ひどい人間だ、人殺しだとと憎悪を投げつけるようになりました。これがキラーのニックネームの起源だそうです。
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