UFC89レビュー


WOWOWでUFC89見ました。ふふん。退屈でしたね。押したり引いたりスカしたりの郷野の試合が抜群にテクニカルで面白かったと思うのはけっしてひいき目でもないだろう。今回は入場誘導係の杓子定規を逆手にとって巻き込みつつ、適正規模のダンスパフォーマンスでイギリスの客にもショックを与えていた。ダンサーの一人が山宮であることに感慨を抱く。それにしても見慣れたダンスが嬉しく印象に残ったなあ。ダン・ハーディはケージフォースの頃と違って大人っぽい試合運び。もっとアホみたいにガンガン来るのかと思ってた。パンチがあたっても倒れないんだから仕方ないが、仕方ないでは済まない。郷野のパンチが掌底というか、平手というか、なにせグーパンチじゃなかったのが気になった。それが作戦なのか、負傷の拳をかばっていたのかはわからない。郷野は1勝1敗でクビになることはないとは思うが、やっぱ次は勝たないとアブナイ。なんせ「ファイト・オブ・ザ・ナイト」を取ったばかりの弘中をあっさりクビにし、オクタゴン6勝1敗の岡見についても一時は真剣に契約延長の拒否を検討していたというUFCのことだ。

あとの試合はまあ、緊張感がない訳じゃないんだけど、スタンドで小競り合い、なんとか相手に穴を明けようと探っているうちに終わってしまったと言った展開の試合が多かった。クリス・レーベンの佇まいはなかなかに香ばしかった。あくまで印象論で言えば、ジャーディンが勝つならレーベンも勝っていいように思ったし、ビスピンが勝つなら郷野の勝ちでも良かったんじゃないかという気はした。ソクジュは残念だな、この後の扱いは厳しいものになっていきそう。アンダーカードでは5月に修斗で桜井に勝ったデビッド・バロンがジム・ミラーにチョークで敗れている。

この日のFight of the Night はWOWOWでカットされたクリス・ライトル vs ポール・テイラーで、これはネットで見たけど、いきなりバチバチの打ち合いから始まってわくわくしたけど、ほどなくケージ際ででのクリンチゲームに移行していた。それでも他の試合よりは確かにスリリングだった。Knockout of the Night はソクジュを倒したルイス・ケーン、Submission of the Night はジム・ミラー(出所:MMA Weekly)。

まあ今回はもともとマッチメーク的にも地味だったし、「勝てば即、王座挑戦!」といったポジティブエネルギーな試合よりも、負けたらおしまいよ的な取り組みが多かったことも事実。こういう大会も半分くらいないと、全体のストーリーが成立しないのも分かる。来週もやや地味目ながら、タイトルマッチもあるし、年末年始に向けて盛り上がっていくでしょう。

ダナ・ホワイト試合後会見
ブランドン・ベラは何かを失ってしまった。あの一年間の休業がなんだったのかわからない。キラー・インスティンクトがない。かつては生意気で、誰とでも戦う男だったんだが。

Five Ounces of Painの総評
マイケル・ビスピンは退屈な選手へと変貌を遂げてしまった。断言するが、ビスピンではイギリス国外ではPPVは売れない。「プラン通りだった。くっついて、動いて、判定勝ちを狙っていた」なんてコメントを出す選手では売れない。「膠着賞」をもらいたいくらいだったが、クリス・レーベンを見ていると可哀想だからやめておく。

BloodyElbowの総評
ジャーディンとヴェラのはっきりしない試合にはファンとして落胆させられた。上の二つの試合が判定になるときのUFCは良い状態とは言えない。ソクジュは持てるものを全部ぶつけたがケーンに凌がれた。ソクジュの勢いは一旦終わった。たぶん彼は、新しいジムを探し、柔道の技術をもっと活かすようにするべきだろう。勝ったケーンにも失望した。彼は本当のヒールとして、ものすごくスポーツマンシップに欠ける行為をしてくれると思っていたが、どうも普通のいい人らしい。

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Retirement talk swirls around Anderson Silva (Keep Punching/OC register)

木曜日、UFC90(10月25日シカゴ大会)のコンフェランス・コールに、アンデウソン・シウバのマネージャ、Ed Soares が出席、シウバの引退について述べました。

アンデウソンはUFCに来る前からの目標があって、それは35歳で引退すると言うことなんだ。彼はあと18ヶ月で35歳になる。契約はあと6試合残っている。その最初の試合が今回のパトリック・コーテ戦だ。彼はそう言うことを言っているだけで、ちゃんと6試合は戦うつもりだ。

彼が闘いに飽きたと言うことではない。自分の目標を達成したいだけだ。35歳になって、その段階でどんな気分がするかをみてから、先のことを選択すると言うことだと私は理解している。


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SUNDAY UPDATE: FLAIR CONSIDERS WRESTLING AGAIN; EDITS FROM UFC SHOW; BILL GOLDBERG ON SPIKE(Figure4Online)
リック・フレアが日本と韓国で試合をするという旨の発言をしたそうです。

全国から集まった“アウトサイダー”が大激闘 MVPは“格闘彫師”吉永啓之輔が獲得(スポナビ)
うーん、もうちょっと一般ファンにも見えるようにして欲しいなあ。サムライとかにビデオ撮らせるとかダメなんですかね。

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秋山はもう最初から、DREAMは一年で辞めるつもりだったのかもしれないな。そう考えると、お茶を濁すような試合をやり続けたことも、それでいて自らの数字の貢献を強調しまくっていたことも、そのくせミドル級GPを回避し、ベルト挑戦を「厚かましくて申し訳ない」と言っていたことも、全部辻褄が合う。数字を取りつつ、試合をこなしつつ、変にベルトなんか取らず、とにかく無事でいたかったわけだ。突然の吉田への対戦表明は、TBSへの最後の数字のプレゼントであり、かつDREAMへの別れの言葉だったのかもしれない。詳しいことは分からないが、秋山としても一年間、何かを諦めつつ、無事に勤め上げましたという気持ちなのかもしれない。ファン不在の話だとは思うけれども、秋山のやっていることが少し理解できたような気はする。

その思いの根底に、「三崎へのリベンジ」があるなら素敵なことだ。とてもステレオタイプで、あまりよくない見方かもしれないが、三崎へのリベンジをさっぱり水に流してしまうというのは、僕が思う韓国人っぽさからはほど遠い。

他方で、新天地でも甘いカードが続くようなら、落胆は大きい。

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ついに“第2のインリン様オーディション”が本格始動!
高田総統がビビって、たじろぐ、イツザイは現われるのか!?(ハッスル公式)

っていうことは、先日の後楽園に登場した、空手の得意な「喫茶店の娘」は、第二のインリン様とは関係がなかったんだ。

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風香がシュートボクシングさいたまSA大会に参戦へ(スポナビ)

ついにP2Pソフトなどを使ったファイルのダウンロードの違法化決定(Gigazine)


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