そっと騙して、長ーく騙して


ミルコに蹴られてイビキをかいたのは金村のセルであったとカクトウログさんで読んだ。これは僕も気持ちよく騙された。

後付ではあるが確かに、どうしてミルコは、クロダーマンにはスープレクスを出したのだろうと疑問に思っていたので、セルであると考える方がいろいろ合点がいく。

テレビの画面的には、金村はフォールを取られたあと、ろくに映っていなかったし、イビキの件は事後的にそれとなく伝わってきて、しかもあとの試合をキャンセルしたとか言うから、大して深くも考えず、そうなのかあ・・・そりゃ大変だったなあ、と思っていた。

これでもし、ダウンした金村の元にリングドクターが駆け寄り、担架で退場、救急車で搬出、というシーンが付属していたとすれば、どこかでボロが出るか、あるいは「これは本当なのだろうか」と考えはじめてしまったのではないかと思う。余計なことはしない方がいいと言うことだ。

他方でカクトウログさんの記事から僕が読み取った範囲では、中邑の度重なる怪我もセルなのかもしれない。もちろん真偽のほどは知るよしもない。ホントに少しは怪我をしているとか、なにか別の実体のある事情があるのかもしれない。しかし中邑の怪我は嘘っぽく、かつエクスキューズに見える、とは当ブログでも先に書いた。やっぱり、仕掛けやパフォーマンスが不十分なんだろうと思う。こちらも別に、見破ってやろうと身構えているわけではないが、見ていて緊張感が伝わってこないので、薄々の違和感が頭をもたげてしまう。で、そうなってくると、「この人は一体何をしているんだい」となって、試合全体がドッチラケなのである。これなら、怪我なんかなしで、普通に戦ってくれる方が乗れる。そもそも、アングルとしての意図もよく分からない。怪我にもめげず中邑は頑張った、ということなのだろうけれど、では怪我人に負けた棚橋はそれほどダメな男なのか。そういう了解でいいのか?本当にそれが新日本の意図なのか。そして次の中邑vsアングル戦に、何か繋がることはあるのか。

金村がセルであったと聞くと僕なんかは「野暮なことを言うよなあ」と思う。中邑がセルであったと聞くと、「やっぱりなあ。その方がハッキリしていて気持ち良いや」と思う。この辺は感覚的なところではあるが、要するに、嘘が如何に効果を上げているかどうか、ということである。一見カミングアウトしまくりのハッスルの方が、よほどケーフェイを大切にしている。作り手の「足し算の論理」と「引き算の論理」の力量差を見るし、ミルコと中邑がもともと持っているタレントパワーの差も歴然である。僕は、うまく騙してくれるなら、全然オーケーである。それって、とっても難しいことだと思うけどね。

というわけで、ヤオガチ論・真偽論なんかよりも、おもしろかったのか否かということの方がよほど大事で、おもしろかった事象には野暮を言わないで乗っておけばいいと思うし、駄目なアングルは批判されても仕方ないだろう。カミングアウトもそれ自体に拘るのではなくて、「そうした方が効果的かどうか」という狙いと結果の問題ではないかと思う。そして、「結果の問題」という時点では、すべてはガチなのである。

*****
UFC files lawsuit against Randy Couture (Sam Caplan)

ランディ・クートゥアのXtremeCoutureがIFLに参戦したことを受け、UFCがクートゥアを訴えました。Zuffaの弁護士は、クートゥアが意図的な不法行為を行い、Zuffaの経営陣に回復不可能な損害を与えたこと、および、2006年に締結した契約の不履行を理由としており、損害賠償、懲罰的賠償、ならびに競合他団体への出場の差し止めを申し入れています。また、後日明らかにされる匿名の第三者と共謀して、UFCに損害を与えたこと、契約終了後12ヶ月は競合団体に関与しないという条項にも違反しているとしています。


DAILY UPDATE – JAN. 14 (The Fight Network)

一方のクートゥアは今週、ヒョードルとロスアンゼルスで面会する予定となっています。どうやらこの二人、それぞれがAfflictionという洋服屋と契約をしていることから、それなら一緒にテレビコマーシャルに出ようや、というような話をする模様です。


KEN SHAMROCK & SON SIGN WITH ELITE XC (MMA Weekly)

ケン・シャムロック(44)と、息子のライアン・シャムロック(19歳、MMA戦績1勝0敗)が、EliteXCと複数試合契約を行いました。3月のCageRageに、なんと親子で出場するようです。

スポンサーサイト

毎週更新!

Ad

Ad

MMA Update