ジョン・フィッチも!UFCは解雇の嵐

Explosion in UFC - major star cut, more could be on the way (Figure4Weekly)

昨日、1月大会でジョン・フィッチが郷野と対戦する噂を紹介したばかりですが、そのフィッチがUFCを解雇されました。

アメリカン・キック・アカデミー(AKA)所属選手を中心に、多くの選手の代理人を務める Zinkin Entertainment 社が、UFCとのマーチャンダイジングに関する契約交渉で決裂したことに発端しているそうです。Zinkin社では選手に対し、一生涯のマーチャンダイジングの権利をZuffaに譲渡することになるので、このような契約は締結しないようにとアドバイスしたそうです。Zinkin社の Bob Cook によると、UFCは選手に契約の自由を与えていたはずだし、ことにビデオゲームでの肖像権の使用については「独占契約」にする旨の文言が急に追加され、さらにその代償すら定められていなかったと述べています。

平たく言えば、Zuffaとの契約にいったん合意してしまうと、ある選手がその後他団体に行っても、その他団体ブランドのビデオゲームに肖像を利用させることが出来なくなります。

ジョン・フィッチと、クリスチャン・ウェリッシュが、契約締結拒否する書面を提出し、UFCから解雇されました。このほかケイン・ベラスケス、ジョシュ・コスチェックも解雇になる可能性が高いそうです。Zinkinが代理する選手のうち、マイク・スイックはマーチャンダイジング契約を締結したので、解雇の可能性はありません。

UFC drops Fitch, AKA fighters (Kevin Iole, Yahoo! Sports)

ダナ・ホワイトは水曜日、ジョン・フィッチを解雇し、今後AKAの選手、Zinkin社を代理に立てる選手とはビジネスをしない、と語った。

「アフリクションは未だになんとかしようともがいてる。フィッチはそこに行けばいい。フィッチはそこで何を思うかな。彼らはもう、仕事のパートナーではない。あいつら全員だ。」

フィッチは、夏頃からダナ・ホワイトはAKAのジムに来て、選手達にマーチャンダイジング契約についての話をしていたという。「サインすべき理由はこれといってなかった。最初に言われたのは、権利を全部、生涯に亘って放棄しろというもので、報酬はとても少なかった。もし自分が死んだときには、家族には支払いは行われないとのことだった。自分が死んでも、彼らは追悼人形なんかを作って儲けられるけど、家族には一銭も行かないということになる。普通のビジネスの話だとは思えなかった。」「なぜ期限付きではダメなんだ?10年契約ではそんなに不都合か?ホントに分からないんだよ」

ちなみにチャック・リデルの代理人もZinkin社であることについて、ダナは、チャックに連絡をして、Zinkinを切れと言うつもりだと語っている。

Fitch’s release a calculated attempt to send fighters and their managers a message (Five Ounces of Pain)

FIveOunces ブログの分析によると、今回の件はフィッチをどうしてもゲームに登場させたい、ということよりも、選手が移籍した後、新団体が肖像を使えないようにすることがUFCの目的ではないかとのことです。

さらに、UFCではTHQ社と契約し、公式ゲーム「UFC Undisputed 2009」の開発をさせていますが、その際に、UFCの選手の肖像権は生涯確保してあると、どうやら空手形を出してしまったという経緯があるようだと見る向きもあります。ここにきてライバルのゲーム会社 Electronic Arts もMMAゲームの開発を開始、クートゥア、オーティス、フランク・シャムロックなどの肖像を使うことが明らかとなり、THQがヘソを曲げ始め、Zuffaは顔が立たなくなっているとの話もあります。

また、ジョン・フィッチ・クラスの選手への断固とした措置が、他の選手や代理人に強いメッセージを送るという、見せしめ的な意味もあるのではないかとのこと。

No signature, no fighting (Josh Gross, Inside MMA)

この件についてモンテ・コックスは、自身も選手には安易に契約しないようにアドバイスしていることを認めた上で「じゃあUFCが新しいカレンダーを作ることを思い立ったらどうすりゃいいんだい?選手がポーズを取らなければ、クビにするって言うのかい」ともっともな憤慨。

>これは驚いたし、かなりひどい話です。この報道だけを見ると、代理人のアドバイスは比較的まともなものに見え、UFCの頑固さばかりが目立ちます。ジョン・フィッチはUFC戦績8勝1敗、しかもその1敗はGSPとのタイトル戦で喫したもので、一流と言っていい申し分ない成績でした。UFCのやりかたは、労働法か何かに違反していないのかな、と言う気さえします。選手側で、労働組合設立の話が進むのではないでしょうか。フィッチはぜひ日本に呼んで欲しい。ウエルター級の貴重なフリー選手として、ニヒルな魅力で階級を引っ張ってくれるでしょう。解雇の可能性が高いコスチェックもウエルターの良い選手ですよ!

あるいは、このUFCの焦りには、なにか大きな背景でもあるのでしょうか??

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Marcus Aurelio joins list of recent fighters cut by the UFC (Five Ounces of Pain)
Josh Hendricks released by the UFC following loss to Gabriel Gonzaga(Five Ounces of Pain)

こちらは戦績不振による解雇ですが、マーカス・アウレリオがUFCから契約解除されました。アウレリオはUFC86でタイソン・グリフィンに、UFC90でエルメス・フランカに連敗していました。さらに、ジョシュ・ヘンドリックスも解雇。先日のUFC91でガブリエル・ゴンザガに負けた選手です。

UFCではこのところ、ファブリシオ・ヴェウドゥム、パウロ・フィリヨ、ジェイソン・ランバードらを相次いで解雇しています。UFCは契約配下選手数を現在の183から140に減らそうとしているとの報道もあります。

一連の報道を見ていると、どうやら勝った後の選手の契約は解除できないが、負けた後の選手は契約解除できることになっているようです。日本人選手で言うと、吉田、岡見、長南は一番最近の試合で勝っていますので、一応急な解雇はないでしょう。郷野は負けており、対戦相手のフィッチもいなくなりました。臨時ボーナスまでもらって、次戦のオファーを受けたわけですから、とりあえず大丈夫だとは思うのですが・・・

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パンクラス10月26日(日)ディファ有明大会のビデオを見ましたが、坂口征夫の華のある佇まいにビックリ。彼の試合は一応全試合見ている筈なんだけど、今回はなんだかオーラが凄かったなあ。21秒で秒殺したから、というわけではなくて、入場の時から、え?どこのスター?という感じ。ハイブリッドレスラーそのもの。本人はDynamite!出撃を希望しているとのことですが、大いにアリじゃないでしょうか。ましてや、弟さんかお父さんがセコンドにでも付くなら。

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