【短い書評】八百長★野郎

Mulling Move to Heavyweight to Face Randy Couture (BloodyEllbow)

チャック・リデルがヘビー級に転向することを検討しているそうです。6月13日、ドイツのケルンで行われる予定の大会(UFC99になる見込み)で、ランディ・クートゥアとヘビー級戦を行うことを念頭に置いているそうです。ランディがライトヘビーに落とすのでは、という噂もありましたが、ランディはこれを拒否したそうです。年齢的なこともあり、ランディは体重を下げたくない、リデルは絞るのが辛くなってきた、と言う事情もあるとのこと。

2月のUFCロンドン大会で、「リデル vs アンデウソン・シウバ」の噂もありましたが、アンデウソンがメインの10月大会のPPV結果が思わしくなかったことを受け、このカードは封印されたようです。

ちなみにUFC100 は7月4日(米国独立記念日)に開催予定だそうです。

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BloddyElbow が、戦極ファイター、ニック・トンプソンが、試合後2日目に受けたミネソタ州の弁護士試験に合格したと報じています。トンプソンはこれまで、週に20~30時間、MMAの練習をし、それ以外の時間はミネソタ大学ロー・スクールで学んでいました。ボコボコに顔を腫らして授業に出たこともあるそうです。現在は、スポーツ・エンターテインメント法務を専門にするミネアポリスの法律事務所から誘われているそうで、総合の選手の契約交渉やプロモーションの代理業務をパートタイムで行いながら、引き続き試合も行う意向だそうです。多才な人なんですね。

と、言う記事の中で、戦極との契約は年間4-6試合、ファイトマネーは2万から8万ドルで、ファイトマネーは勝敗によって変動する、と、契約内容を簡単ですが明かしています。

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S-cup1回戦、緒形の相手は金井に決定(スポナビ)

金井はもともとリザーバーでしたから、この起用は当然と言えば当然だし、SBでのポジション的にもけして無茶な抜擢ではないし、ロアニューがドタキャンすぎて他の人選も難しい中、大一番をよく呑んだ、と見るべきでしょう。しかし、前回の宍戸戦で案外と気持ちの優しさが見えてしまうようなファイトをみせ、実際判定でもかなりの大差を付けられていましたから、ここはロアニュー並みの厚かましさでかき回して欲しいと思います。

まあでも、最後は宍戸が背負ってくれることを期待したいですけどね。ブアカーオ・ショックを1年くらい引きずっていたけど、立て直していますよ。

アンダーカードの風香の試合もバカに出来ません。対戦相手の市井はしなしさとこに何もさせずに勝ってる人だし(体重差がありましたけどね)、風香はプロレスでその市井の前歯をへし折ったことがあります(あびせ蹴りが入っちゃってました)。いちがいにレベルが低いわけでもない、グラッジマッチです。この風香のインタビューなんて、ホントおもしろいよなあ。ちゃんと「プロ」レスラーなんですね。こういう人が浮かばれないというのは残念だし、おそらくコストパフォーマンスの高いタレントだと思うし、新しい女子各団体でもドンドン起用して欲しいなあ。

そういえば、去年のグラウンド・ゼロに登場し、是非また出たいと言っていた桜井マッハは、今年は出ないんですね。

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今成&所組が勝利も、消化不良で大みそかアピールできず=11.23ZST(スポナビ)

永田が無念の一本負け、大みそか所戦の直談判は封印=11.23ZST(スポナビ)

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八百長★野郎 (kamipro books)八百長★野郎 (kamipro books)
(2008/10/31)
kamipro編集部

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だいたい物事は、少し勉強を始めると、まずはいかにに知らないことが多いかに気がついて愕然とするもので、その現象って、けして本質から遠ざかっているわけでも遠回りしているわけでもないとは思うんだけど、この本を読んで思ったのはそのことである。一見いかにもプロレスの仕組みをお見せします的なキャッチで売られている本ではあるが(いや、まあ、そうではないんだけど)、安易に読み進めると、かえってプロレスが分からなくなる。

それとこの本には、「マッスル11」の台本が「全文掲載」されている。これが本当に「全文」なのだとしたら、われわれが見ているイベントのボリューム感に比べると、ずいぶんとあっさりしたものであることがわかる。鍵となる台詞は書き込まれているだけなのである。

台本を文字で読むと、これはなかなかにキチンとしているし、知的である。これを演じたものを見るのとは違った手触りのおもしろさであり、見た目のチープさがないぶん、ボクにはストレートに伝わってきた。こんな風に感じるとは思わなかった。まさにこの本全体の読後感に似た感想を持つ。

印象的だったフレーズを紹介してみる。あえて文脈はバラバラにしてある。

三田 ・・・(マッスルは)公に台本があることも表明しているんですよ。どうですか、これ!
菊池 ふーん・・・ま、客が承知してみているならいいんだけどさ、その場合はプロレスじゃあなくなるんだよ。プロレスはどっかわからないことがあってこそプロレスなんだから・・・ぶっちゃけた話、プロレスがもし芝居だと言われるんなら、歌舞伎や古典落語と同じなのよ・・・でも客は、演技が上手ければ見るし、話し手がよければ寄席に行くのよ・・・本質的にはその「うまさ」の部分がプロレスだと俺は思う。

坂井 「エンタメが分かり易い」って、よくわかんないですね。

菊池 ジャズだって即興だっつっても打ち合わせやってますから・・・即興のふりをしているけれど、即興の中にも演舞制と習慣性と反復性は絶対はいるわけです。


SAMURAIで放映されたマッスル坂井自主興行もようやく見た。マッスルに比べると、サブカルに強くもない自分にもとっつきやすかった(分かってないところに気づいてないだけなのかもしれないが)。ハイライトはミスター高橋の登場であったが、入場シーンの客席の反応が何とも微妙。タブーな人が出てきたから引いているのか、それともミスター高橋をそもそも知らないのか、よくわからない引き潮のような反応だったのである。登場後のチューブトレーニングのネタは受けていたが、これも分かって笑っているのかどうかが定かではない。大喜利で高橋が坂井に何も答えさせず圧勝して見せた際のたたみ込むような勢いは、まるで総合の秒殺を見るよう。これだけカミングアウトして作り込んでいても、そんな風に見せることは出来るのであった。


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