【UFC93】P4Pはアイルランドの観衆

UFC93 観戦しました。うーむ、なーんかもう一つ退屈でしたかね。

●マウリシオ・ショーグン・ルア def マーク・コールマン (3R4分36秒TKO)

この試合が Fight of the Night に選ばれて両選手は4万ドルをもらったみたい。レスリング・オブザーバも感動的な試合だったと評価してる。言われてみれば44歳コールマンはものすごくハッスルしていたし、楽しめるものを見せてくれたと思う。テイクダウンしてどうするの、という感もあったが、ともかくもタックルし続け、倒れ込むかのように足にしがみついてゆくあの姿よ。マッチメイクによってはまだまだ、いい試合が出来そうな気はする。だからほんとは日本のプロモーターに任せる方がいいかもしれない。

それにしてもショーグンのコンディションの悪さよ。やっぱりまずは3R、ちゃんと動けないとまずいんじゃないかと思う。次はリデルらしいが、リデルは3R動ける人なので、長期戦で今日のようなスローモーションになれば100%打ち抜かれるだろう。ヘトヘトのコールマンを見ていると、早く介錯してやれよと気の毒になってしまったが、それが出来ない。それと、素人目にも、ボクシング技術が他の選手に比べてあまりに未熟ではないかと思う。PRIDE戦士のなかでも、ショーグンだけは伸びしろがある男だと思っていたし、前回は実は怪我をしてましたということだったので、今回こそ目の覚めるようなパフォーマンスを期待していただけに、落胆は大きい。

ヘトヘトになりながら歯を食いしばって戦った!ナイスファイト!という評価になるのかもしれない。誰目線で見るか、期待度をどこに置くかによって、評価が違ってくる試合であったように思う。ショーグンはホントに怪我は治っているのかな?


・デニス・カーン、残念!1Rは何をやっても圧倒しているようには見えたが、それでもグラウンドになると、ムサシ戦を思い出してしまい、なんとなく下から極められそうで怖いな。2R、TK解説がずばり的中、ミドルを効かされた後のゆるいタックルを捕まれてしまった。あれ以来、黒魔術が抜けていないような感じだ。

・ダンヘンは元気そうで何より。すかっとした勝ち方ではないが、この人はこんな試合をする人だし、いまのUFCでならこうなるだろう。この試合を見て30対27でフランクリンに付けるジャッジが一人いたのには驚き。まあでも、フランクリンも堅い選手だなあと再認識。ヘンダーソンはこれでTUFコーチ職が決定、マイケル・ビスピン率いるイギリス軍と対抗し、夏頃に両者の一騎打ちが見られることになろう。

・トッキーニョ強し。ワセリン使用のUFCで、グラウンドで勝つ人は半端じゃないんだと聞いたこともある。1Rに手に怪我をしていたらしい。それにしてもジェレミー・ホーンの戦績80勝18敗5NCって何事なのだ!

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ショーグンのファイトには米MMAサイトも落胆の声の方がかなり多いかな。たとえば↓。

Kevin Iole, Yahoo! Sports

ホワイトが「ショーグン vs コールマン」にベストファイト賞4万ドルをアナウンスしたときには、何かの悪い冗談かと思った。ルアが正直者なら、小切手はホワイトに返すべきだ。そんな値打ちはない。その上ルアは、4月のモントリオール大会のメインイベントまで勝ち取った。リデルはもはや、昔の恐怖のアイスマンではないが、それでもルアがこんな調子なら、リデルがノックアウト賞を獲得するに違いない。


Steve Cofield, Yahoo! Sports

ルアとショーグンの試合に賞を贈るなんて、ダナ・ホワイトは気前が良すぎるのか、試合を見ていなかったかのどちらかだろう。ひいき目にみてもしょっぱい試合としか言いようがなかった。開始数分でガス欠した人たちに賞を贈るくらいなら、トッキーニョやジェレミー・ホーンにやる方が良かった。


Kevin なんかは基本、提灯ライターなんですがね・・・

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・ダブリンのO2アリーナは9500人満員。第一試合から9割の入り。アイルランドのファンは最初からちゃんと見るらしい。ダナ・ホワイトは記者会見で「パウンド・フォー・パウンドではおそらくこれまで最高の観客だったし、最高のアリーナだった」と盛り上がりに満足。マーカス・デイビスへの歓声と歌声は確かに鳥肌ものだった。

・3月大会のメインイベントは「クイントン・ランページ・ジャクソン vs キース・ジャーディン」、4月大会のメインは「チャック・リデル vs マウリシオ・ショーグン」と発表。

・Fight of the Night は「マーカス・デイビス vs クリス・ライトル」と、「コールマン vs ショーグン」、Submission of the Night はカーンを締めたアラン・ベルチャー、 Knockout of the Night は WOWOW 未放送のデニス・シルバー。

・オクタゴンのマットには Full Tilt というロゴが。これまでUFCが避けてきた、賭け・ギャンブルゲームの会社。ラスベガスではなくアイルランドだったということもあるのかもしれない。イメージダウンにつながらなければいいが。

(出所

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KID、ひざ完治せず「DREAM」欠場へ(デイリー)

「医者からは完治に8カ月かかると言われている。間に合えばいいけど3月は無理だと思う」
(フェザー級GPについて)「無理をしてケガはしたくない。時期をずらしてくれたら」


なら最初から6ヶ月で直ると言わなければよかった。こう小出しに言うことが変わってくると、単なる怪我ではなくて、背後での何らかの交渉を反映しているのではないかと勘ぐってしまう。もちろん、出場に向けて最善の努力をしているのかもしれないが、そうは見えない要素があると言うことだ。プロモータと一緒に会見でも開いて、たとえばGPはシードで途中から出ますとアナウンスするとか、やり方はあるだろう。

それにしても、ホントに出るのだろうか。

佐藤ルミナ、シュートボクシングに参戦!! 朴光哲は環太平洋王者とドロー(Kamipro)

武田幸三が復活のKO勝利、2月K-1出陣も視野=新日本キック(スポナビ)

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どこよりも詳しい前田披露宴情報はカクトウログさんで。

カクトウログさんがリストアップした以外に、小比類巻太信矢野卓見、超能力者の清田君も参席したようです。

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ワールドプロレスリングで噂のミスティコを見ました。動き自体は、ミステリオとかドラゴンゲートを見たことがあれば、別にどうということはない感じ。スターオーラはありましたね。重く編集済みの映像で見る限り、日本人選手とは殆ど肌を合わさないところがひとつの味噌かな。

むかし、マスカラスのフライング・クロスチョップを見たときには息をのんでワクワクしたものだけど(実際には小学生にでも真似ができるわけだが)、ああいう感動というのはいまはもう、ありえないかなあ。

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一つ追加。東スポモバイルが田村潔司に取材したところ、桜庭戦で追った負傷のため半年は試合が出来ないが、その後はK-1にチャレンジしたいと発言したそうだ。吉田秀彦へのリベンジ、桜庭との再戦も視野に入れたいと語っている。

桜庭戦を終えてしまって、たしかに田村にもテーマが必要だ。でも田村とやりたがるK-1選手はいるだろうか・・・金泰泳はどうだ?

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