KYな戦極に谷川黒魔術のお痛

いろいろと(菊田早苗日記)

三崎の二試合契約(菊田の言葉)の件についての釈明。谷Pも「契約」したとは言っていないとは思うが、この釈明もこれはこれでよく理解は出来る。じゃあなんで齟齬が起きたのか、不思議である。伝言ゲームのなれの果て、と考えられなくもないが、今回は谷Pもべつに囲み取材で不用意に漏らしたわけではない、記者会見を開いて、反則キックのことをさしおいて、「やれんのか!を代弁して」、わざわざ発言している以上、こんな記者会見をしますよ、大丈夫ですねということは、仲間内では事前によくよく確認をとったはずである。

要するに戦極が、「よく分からない団体」から「敵」にかわっちゃったかな。

戦極も、ビジネス的にも法的にも、何も悪いことはしてないんだろう。ただ業界の流儀はふまえていないのかもしれない。優秀なビジネスマンほど、そういう外し方はやりがちなのではないかと思う。普通のビジネスの世界で、何か新製品を発売するとか、どこかの企業と提携するとか、色んな発表ごとをするのに、いちいち業界大手の顔を伺うと言うことはしないだろう。競争なんだから隠して出し抜くのがむしろ普通である。業界全体に作法があると言うことの方が特殊だし、いまの谷Pは独禁法違反に近い状態と言ってもいいのかもしれない。これはもう、谷P軍団と戦極が話し合うしかないわけだけど、コミュニケーションを取るのは難しいだろうなあ。下手すると記者会見での暴露合戦につながりかねない。

ところで、日記やら雑誌インタビューなどで菊田は、あの三崎の蹴りは反則ではないと一貫して発言している。あの事象を、スナップショットで見るべきなのか、一連のムーブとしてみるべきか、という視点の差を感じる。選手としては「ひとかたまりの攻防」と見て欲しいんだろうな。でも安全性云々をいうなら、問題はスナップショットだろうし。ルールといっても、定義の問題と、運用方針の問題があるわけだ。これは考えさせられる。こういうことは格闘技に限った話ではないですからね。なんにせよ、起きたことの解釈より、今後どうするかの方が大問題です。他方で、イリーガル・インテントという言葉も出てきたけれども、インテントなんて言うことのジャッジをレフリーに任せるのは、これはちょっと無理があると思う。そんなもの、わかりっこない。Kamiproの野口インタビューもそういっていて、これはアグリーだ。

もう一つ、この記者会見を受けて、ネット世論的には(そんなにくまなく見たわけでもないけど)なぜに谷川さんがかくも悪者になっているのだろうかということ。考えても見て欲しい。2試合やろうと約束したのは、当然に大晦日より前のことであるはずだ。あの結果を見てから言っているのではないのである。事前の普通の下馬評を思えば、秋山が勝つと思うだろう。で、勝ったなら秋山は、再戦したいと思わんだろう。それでも「2試合やる」という約束を飲んだのである。三崎には、いったん負けても、リベンジに燃えることが可能という長期ドラマが用意されていたわけである。PRIDE王者に対するリスペクトがちゃんと感じられるではないか。なら結果的に逆の目が出たからと言って、やっぱりそれを反故にしちゃあいかんだろ。誰が悪いのかは別にして、それはたしなめられて然るべき行為だろう。

イヤほんと、ブー垂れている人のポイントは何なのだろう。あの奇跡的な試合を政治的なことで汚されたくない?。「ドラマ」というのがヤオっぽくてイヤなのか?秘密をばらしているようでイヤなのか?谷Pなら何を言ってもイヤなのか?ヌルヌルに発言権無しってだけの話か?でも、「この試合の結果次第で次はこうなる」というオプションや方向性やちょっとした秘密のない試合なんて、やる意味があるのか?プロモーターってそのためにいるのではないのか?今後の企画書一つ書けないようでは、スポンサーだってテレビ局だって困るだろう。野原で決闘しているわけではないのである。個人的には今回の谷川氏の発言は男気あるなあ、広いなあと感心しているのである。だって、センゴクも相談さえしてくれれば秋山君でも貸しますよと踏み込んでいるのだよ。ここはひとつ、生暖かく見守ってやろうや。

しかし、どちらかが2連敗するかも、という計算はしていたのかな。その結論はかなり残酷で致命的なので、ちょっと気になる。まさか握っていたということはないだろうけど、2試合と聞いたとき、古いプロレスファンとしては瞬間的にそう思ってしまった。まあ、連敗もアリ、というのが、PRIDEの世界観だけどね。まあ、折角うまいこと、一度目はノーコンテストになったわけだ。とりあえず、決着を付けようや。

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Alexander Emelianenko vs. Josh Barnett: It isn't that bad... honestly (MMA Analyst)

エミリャーエンコ・アレクサンダーとジョシュ・バーネットが戦うかも、という話がM-1 Mixfightに掲載されているそうです(探しましたが直接の確認はできませんでした・・・)。

モンテ・コックスは、「弟がもし負けたら、兄が出て行くことになっている」なーんて口にしてはいけません(笑)

M-1でこんなゴージャスな話がさらりと出てくる反面、UFCのヘビー級コンテンダーがヴェウドゥムというのは・・・ヘビー級ではパワーシフトが起きつつありますな。

South Korea's Top Fighter to Make UFC Debut (Sherdog)

DEEPで長谷川秀彦を下したこともあるキム・ドンヒュンがUFCと契約しました。3月から4月頃のデビューの予定だそうです。

Report: WWE star Bobby Lashley gone from company (The Fight Opinion)

WWEのボビー・ラシュリーが退団、MMA進出が噂されています。
米国ではラシュリーは、アングル、レスナーにならぶ、アマレス出身のスターであると見られているそうです。

UFC Fight Night Live - Play By Play (The Fight Opinion)

ラスベガスで開催されたUFC Fight Night に出場した小見川は、チアゴ・タバレス選手に3R判定負けを喫しました(3-0)。別の報道では、小見川さんのファイトマネー(公称)は5千ドルだってさ。60万円。生活できね。

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「はかなさ」と日本人―「無常」の日本精神史/竹内整一 (DesignIT w/Love)

秋山・三崎問題でさまよえる衆、難解ではあるがこれでも読みたまえ(YUGO皇帝風に)。

気絶した話

へえ、こんな感じなんだ、と感心したので一票。

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本日、完全版~『Dynamite!! 2007』

三崎・秋山の件は当然いろんなブログでとりあげてあるわけですが、僕的にはとくに OMASUKI FIGHT さんと WACK WACK MMA ISLAND さんのがとてもオモロイ...

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