米MMA界に激震って?【トンデモ?スクープ?】

柔道界から「嘉納家」姿消す、講道館の館長・行光氏勇退へ(読売新聞)
柔道:「嘉納家」柔道界から退く…講道館長と全柔連会長(毎日新聞・嘉納治五郎の写真あり)
嘉納治五郎センター構想進む 東京五輪招致を機に(goo / 共同)
講道館柔道の歴史(講道館公式)

2月20日の読売新聞スポーツ面では、嘉納行光氏が95年の国際柔道連盟会長選挙落選したことを機に、日本の発言力の低下が指摘されていたことを受けての退任であると分析。127年間にわたり絶対的存在だった「嘉納ブランド」が消え、今後は名実ともに、世界に対して積極的に発進していく路線に舵を切ると報じている。

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中村カズ、K太郎、八隅が優勝=ADCCアジア予選(スポナビ)
よくわからないのだが、中村カズって優勝できちゃうんだ。すごいなあ。

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M-1's Fedor Emelianenko conquers numerous gold in Russian Combat Sambo Championship(M1 Mixfight)

ヒョードルがロシアン・コンバットサンボ・チャンピオンシップスで金メダル。準々決勝14秒、準決勝26秒、決勝20秒の秒札だったと報じている。半端ねえ。しかしヒョードルがいつも出る大会は11月とかじゃなかったっけ?

また Five Ounces ブログは、アフリクション次回大家が6月にアナハイムのホンダセンターで開催されそうで、どうやらヒョードル vs バーネットが行われそうだと報じている。6月開催とは当初報道より前倒しだ。思うのだが、このカードが実現してしまうと、もうそれ以上の仕事はアフリクションに残るだろうか。ヒョードルのハイ・プロファイルな試合を3試合実現してくれ、ヒョードル幻想をアメリカで広めただけでも、もう十分、良い仕事をしたと思う。

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レスリング・オブザーバ2月19日号。UFC94(GSP vs ペン)のPPV件数は当初130万件とも報じられたが、オブザーバが先行指標から推計した結果は、100万件強ではないかとのこと。一部では80万件という情報もある。UFC91(レスナー vs クートゥア)、UFC92(トリプルメインイベント)よりも弱かったと言うことのようだ。

その原因としてオブザーバは、ペンのドローイング・パワーはことさらに強いわけではないこと(これまでの最高で、マット・ヒューズ戦の39万5千件)、結局やはり軽い階級は厳しいのではないかとの仮説、そして予算を潤沢に使った事前煽り特番に対する期待が大きすぎたことなどをあげている。

アフリクションの第二回大会のPPV件数については、共催のゴールデンボーイからは15万から20万件、アフリクションからも「前回の5割増し」(=約15万件程度か)とのコメントが出ている。情報源によって8万から12万と見る向きが多い。オブザーバは先行指標から、第一回大会をやや下回っているのではないかと見積もりつつも、テレビのないプロモーションが10万件売ったとしたらたいしたものだと評価している。

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ハッスルの1.29後楽園大会をようやく見た。一つ前の大会である。気になったことが3点。(1)メインのエリミネーションマッチで敗れはしたものの最後まで残ってがんばった小路晃のプロレスの動きが見違えるほど良くなっていた。よく練習したのだと思う。ほれぼれした。(2)高田総統のトークがサービス過剰。相づちみたいな台詞を何度も重ねるのは、分かりやすさを超えてうざくなってる。少ない言葉でわかりやすく伝えて欲しい。(3)新人かわい子ちゃんのKGと、先輩チエの確執は生々しくて興味深い。どこの会社にもある話だろう。裏の裏まで描いて見せて欲しい。

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KAMIPRO最新号を読んでいる最中。「日本って何だっけ」という自ら設定したテーマに、この雑誌はちゃんと迫れているのだろうか。パラパラ見た感じでは心許ないが、まだ一部しか読んでいないので。

気になるのは、ステーションカジノが倒産するとUFCが危機になり、MMA界に激震が走ると言った書きっぷり。これって本当に存在する話なのだろうか。「MMA地殻変動インサイドレポート」という黄色いページは、そこだけ暴露本ムックのようなテイストを漂わせているのが怪しげかつ刺激的だ。しかし、米MMAニュースサイトを定期観測している僕にしてみれば、UFCが揺らぐとか、地殻変動があり得るとか、そんな話は一切見かけたことがないのである。それがKAMIPROのものすごいスクープだからなのか、とばしだからなのか、それとも米MMAサイトにとって触れてはならぬタブーだからなのか、その辺はわからない。一つ言えるのは、ステーションカジノとZUFFAの間に資本関係がない以上、どうして前者の倒産が後者を蝕むことになるのか、そこの理屈が見えないと言うことだ。フェティータが両社の株主であるという事実はある。しかしアメリカでは、倒産した会社の社長が個人資産まで取られて丸裸になるという仕組みにはなっていないはずだし、仮にフェティータがZUFFA株を誰かに売却するとしても、それは少数株主が変わると言うだけのことで、ZUFFAの懐が痛む話にも、経営を乗っ取られるという話にもならないはずだが。

ちなみに最新のレスリング・オブザーバには、S&P信用調査によるZUFFAの格付けが上昇したと書かれていた。上昇の理由は、PPV売り上げに対するZUFFAの取り分が増えたことと、大赤字だったイギリスでのビジネスが黒字に転じたことだそうだ。米MMAサイトの中には、UFCが好調すぎて市場独占が行き過ぎているとして、むしろ独占禁止法を危惧する論すら出てきている。S&Pに見えないZUFFAのリスクがKAMIPROには見えるのだろうか。

巻頭文でも、サブプライム問題がアメリカをむしばんでいるので、日本の格闘技界にとって捲土重来かも、といった内容の記述が見られるが、じゃあ日本はサブプライム問題とは無縁なのか、アメリカでカジノが倒産するなら、日本でパチンコが傾くことだってあるのではないかと案じるのが普通の感覚ではないかと思う。個人的にはそっちの方がロクに情報が出てこないぶん、よほど心配だ。とはいえそんなことは書きにくいのはわかる。ならせめて、一方の事象だけとらえて、まるでチャンス到来みたいに騒がないことだ。個人的には試合の技術解説よりも、こういう背景情報の分析のほうがうんと好きなのであるが、期待が大きい分、なーんか、ヘンなの、という感想を持つ。

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“鉄人”マイク・タイソン伝説(WOWOW公式)
WOWOWって、前田日明伝説、といった番組も作ろうと思えば作れるんじゃないか。

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