秋山は韓国で何を語ったか


秋山成勲関連。スポニチによると、6試合契約でファイトマネー1億2千万円(推定)だそうだ。

6試合契約といっても、もし3連敗くらいすればあっさりクビだとは思うので、「最大枠」くらいの意味合いなんだろうと思う。他の選手のように「初戦に負けたら他団体で2勝してこい」みたいな約束があるとすれば、日本で受け入れてくれる団体はあるだろうか。

ファイトマネーについてもやっぱり「最大枠」的な意味合いだろう。単純計算だと1試合で2000万円(20万ドル)ということになるが、次のような主要選手のファイトマネーだってこんなものである。

UFC91のランディ・クートィア:25万ドル
同、ブロック・レスナー:25万ドル、勝利ボーナス5万ドル
UFC94のGSP:20万ドル、勝利ボーナス20万ドル
同、BJペン:12万ドル

秋山の場合、たとえば固定10万ドル、勝利ボーナス10万ドルといったところなら御の字ではないか。これで6連勝すれば、総額で確かに1億2千万円くらいにはなる。

同じスポニチによると、デビューは7月11日UFC100ラスベガス大会が濃厚だそうだ(7月4日と書いてあるが違うと思う)。この日は記念大会だけあってトリプル・メインイベントが計画されているほか、一部ではヒョードル登場も噂されていたりする。豪華な大会でのデビューは誇らしい気もするが、下手すると前座カードに押し下げられてしまうかもしれない。

秋山は日本での記者会見の翌日、ソウルでも記者会見を行っている。Korea TimesKorean Herald といった英字紙を覗いてみた。たいしたことは言っていないが、ちょっと気になった発言を抄訳。

「弱い選手と戦うことに満足しているなら、日本にとどまりますよ」
「40歳まで戦いたい。そして、韓国と日本に格闘技を広めたい。どちらの国でも試合をしていきたい」
「日本名と韓国名の両方を使いたいところだが、国籍は日本なのでUFCでは日本名を使うことになると思う」
「これまで通り、韓国と日本の国旗を掲げたい」
「MMA以外の課外活動がトレーニングの邪魔になったことはない。自分はいつもトレーニングに専心し、より良い選手になろうとしている。テレビ出演などで得た人気は飾り物に過ぎない」

Korea Times は同じ記事の中で、キム・ドンヒュンもUFCとの契約を4試合延長したと報じている。ファイトマネーは29000ドル、勝利ボーナスが3000ドルという内容だそうだ。

MMA Weeklyによると、6月13日UFC99ドイツ大会開催が正式発表。バンダレイ vs リッチ・フランクリンがメインイベント。レスリング・オブザーバによると、噂されていた「BJペン vs ケニー・フロリアン」は実施されない。

MMA Weekly。5月23日UFC98で「岡見勇信 vs ダン・ミラー」が決定。今回はメインカードとしてPPV放送される。元IFL王者のダン・ミラーはUFC登場以来3連勝中と好調の選手だが、岡見にとってはやや格下の感がある。ミラーを倒したとしても、それでアンデウソン・シウバにチャレンジできるかというと、そんなストーリーはあまり説得力がない。前回のディーン・リスターといい、お得感のない相手が続き、これでは岡見の試合が堅くなってしまうのもわかる。逆にミラーが岡見を倒せば金星との評価になるだろうから嫌らしい。

Kamipro。戦極フェザー級グランプリ2009開幕戦の全対戦カードが発表されている。国保氏は「すべてメイン級!」と自信満々だという。その自信はどこから?と疑問に思うし、メジャー団体なんだからしっかりしてよ!と思う。徹底的に「日本人 vs 外人」なところが戦極だよなあという感想を持った程度だが、ライト級に比べ日本人が残ると良いなあとも特に思わず、むしろ日本人同士の意地のぶつけ合いが一試合くらいあった方が変化があって良いのではないかとも思った。日沖をあらかじめ引き立てているようだが(たしかに日沖は良い選手だとは思うが)、一回戦で負けることもありえるのに、と案ずる。全くの初見という選手も少ないが、強い興味を持つに至っている選手も少ない。この大会は勉強のつもりで見せていただこう。段々熱を帯びていくだろう。

●4月のストライクフォースに赤野仁美選手の参戦決定、クリス・サイボーグと対戦。シュウ・ヒラタ氏ブログによる。サイボーグはジナ・カラーノとの大一番を目指して連勝を義務づけられている選手。というか、アメリカの女子格は「サイボーグ vs ジナ」への突出した期待だけで何とか生きている状態。サイボーグは前回は高橋洋子を下した。高橋が抜擢されたとき、正直、噛ませ犬だとは思った。それでも試合になると高橋は粘りを見せ、会場を揺らせる好試合をしたという。CBS中継では残念なことに映像は数十秒流れただけで、「サイボーグ勝利」が報じられただけだったが、実際にはサイボーグは高橋に難儀したわけだ(まあ、僕も映像を見ていないけど)。

赤野選手はウエイトでちょっと損するみたいだけど、普通にトップクラスの実力者である。ぱっとこのニュースを見たとき、赤野選手が勝つのではないかという予感がした。もちろん日本人選手が勝つのはうれしいが、ストライクフォース的にはどうなんだろうかと心配にもなる。勝てば「赤野 vs ジナ」ということになるんだろうか。まさかスタンドで戦いなさいなんて言われないだろうな。しかしこの、いきなりトップの大会のトップの選手に食い込めるところが、話が早くてワクワクする。

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