訃報:テスト(WWE) / 充実のUFC100ラインアップ

●元WWEスーパースター、テスト(アンドリュー・マーティン氏)がフロリダ州タンパのアパートで遺体で発見されたと、レスリング・オブザーバが伝えている。あと4日で34歳になるところだった。

テストは2007年2月にWWEのドラッグテストに失格し解雇された。その後しばらくTNAに上がっていたが、雇用には至らなかった。最近はリキシがプロモートするヨーロッパのインディ団体で活動したり、日本のベイダー興行に登場していたりしていた。

最近では、プロレスは引退し、大学にはいってフィジカルセラピーの道を歩むつもりだと語っていたという。

MMA Weekly は、4月5日のDREAM8、ウエルター級トーナメントで、「青木真也 vs 桜井マッハ速人」の頂上対決がいきなり実現の見込みと報じている。

● UFC100の追加カードの噂が3題。Bloddy Elbow は、「キム・ドンヒュン vs ジョナサン・グーレ」が検討されていると報じた。またFive Ounces of Pain は、「ジョン・フィッチ vs パウロ・チアゴ」が検討されていると報じている。MMA Fanhouse は、昨年末のラシャド・エバンス戦で拳を負傷したフォレスト・グリフィンが「7月には復帰できるよ」とコメントし、記念大会への出場に意欲的であると報じている。

これらが実現するとなれば、UFC100のラインアップは次のような感じになる。PPVボーナスがすごいことになりそうなので、みんな出たいんだろう。放送枠の拡大でもないかぎり、これでは秋山の試合は前座に押し出されても不思議はない。

ジョルジュ・サンピエール vs チアゴ・アウブス
ブロック・レスナー vs フランク・ミア(ヘビー級王座戦)
ダン・ヘンダーソン vs マイケル・ビスピン
フォレスト・グリフィン vs TBA
マーク・コールマン vs ステファン・ボナー
ジョン・フィッチ vs パウロ・チアゴ
秋山成勲 vs アラン・ベルチャー
キム・ドンヒュン vs ジョナサン・グーレ


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Lashley willing to face Shamrock in Japan (Strikes and Submissions, USA Today)

WWEからMMAに転向したボビー・ラシュリーのインタビュー。ラシュリーは今月、ケン・シャムロックとの対戦予定があったが、ケンは先月の試合後のドラッグテストで失格、カリフォルニア州で出場停止処分を受けたことから、ラシュリーの対戦相手は急遽、フリーのジェイソン・グイダに変更された。

quote
Q ケン・シャムロックのステロイド陽性結果は、プロレス出身者にたいする否定的な見方を強めると思うか?

A それは関係ないと思う。ケンは間違いを犯したが、もう一度チャンスをあげてほしい。僕は彼と戦いたい。いつでもいいよ。アメリカがダメなら日本でも構わない。

Q それではケンがコミッションの命令に違反することになりませんか

A でも陽性反応が出ても出場停止はアメリカ国内だけという選手もいるよ。だからそういう人は日本に行く。ケンがあと何試合するつもりなのか知らないけど、でも彼は46歳だ。かりに残り2,3試合だというなら、日本でやればいいじゃないか。もし一年の停止期間を待っていたら、もう47歳な訳だし。

Q ケン・シャムロックはかつて、MMA選手の育成はある意味、プロレスラーの育成より簡単だと発言したことがあります。一定の運動能力さえ持っていれば、いいMMA選手にはなれるけれども、プロレスラーになるためには、「なにか」が必要で、それは教えることが出来ないという話でした。あなたはどう思いますか。

A それは全く賛成だ。WWE時代には、優れたワーカーがたくさんいたよ。ムーブは全部知ってるし、素晴らしい試合も出来る。でも実際に試合に出て行くと、観客は座ったまま見ていて低い声で「まあまあクールだね」とか言ってるだけだ。ときには「ほおー」なんて言われてる。ニートな回転系の跳び技をやったり、目新しいスピンを決めたりするからね。

ただ、それ以上に「なにか」を持っている人もいるんだ。偉大なレスラーとして知られている人たちは、リングワークに関してそれほど凄いワーカーではなかったりするもんだよ。ハルク・ホーガンは観客を感心させるようなことは何もしない。トップロープから飛んだり、三回転宙返りなんかしないわけだ。ロックも、シナも、どちらかというとただの楽しい人だよ。そんな人たちがリングに登場すると観客は、「ワオ!こういうのを見たかったんだよ」とか、「これはホントに嫌いなんだ!」っていうふうになる。

プロレスラーはその「なにか」を持っていないと行けないし、持っていないなら成功は出来ないだろうね。ずっと業界にいて、本なんかであらゆるムーブを研究して、いいワークをして、気の利いたプロモを切ることはできるだろうけど、観客はうんともすんとも言わないものだよ。

Q あなたはそんなパフォーマンスの面を懐かしく思いますか

A そうだね。本当に懐かしい。プロレスはホントに楽しかった。でも身体にも心にもハードなんだ。家族にとってもハードだ。巡業が多すぎる。

とはいっても、リングに実際に立ち、そこには何千もの人がいて、さらにテレビで何百万もの人が見ているというのは、たとえようもなく素晴らしいことだよ。試合をして、観衆を手のひらに載せて、観衆のエネルギーをもらって、いろんな人に出会って、というのは素晴らしい経験だった。

Q 肉体的な面で、プロレスラーとMMA選手とで違いはありますか

A MMA選手としての練習は、とにかく賢くやること。そして取るべき休息は取る。

プロレスは数をこなさないと行けないし、つねにショー・マスト・ゴー・オンの状態だ。そこがプロレスの厳しいところだ。そしてバンプ。お客はより大きくて激しい動きになれていってしまうから、プロレスではいつもステップアップしないと行けない。リングはトランポリンみたいなんじゃないかって思ってるだろ。全然違うんだ。鉄骨の上で飛び跳ねてるんだよ。プロレスラーは堅いマットに腰を打ち付けられっぱなしさ。それを来る日も来る日もやるんだ。

プロレスもMMAも、メンタルな面が強いと思う。どちらも、学ぶべきことは山盛りだ。いつでも勉強。けっして「ザ・ベスト」には手が届かないんだ。

Q ジョシュ・バーネットは、プロレスでの経験はMMAの役に立つと言っていました。あなたもそうですか。

A お客のことを言ってるんだろう。満員の観客の中でリングに立つと、多くの選手は凍り付いてしまう。緊張するのもあっという間、KOされるのもあっという間さ。そういうことはジムでは練習できない。お客を入れて練習するわけに行かないだろ。でもプロレスラーは毎日、生の観衆の中で練習する機会をもらっているようなものなんだ。だからMMAの試合でも、その辺は心配しなくてすむ。大観衆には慣れているし、むしろエネルギーをもらえる。

Q グイダ戦のあとの予定は?

A よく分からない。一つ言えるのは、先月のPFCを怪我でキャンセルしちゃったんで、そこで再戦できるなら喜んで参加したいと思ってる。それ以外は、ドアが開いているところなら何処でも行く。ストライクフォースが何か考えているらしいことは知ってるし、日本でも大男のぶつかり合いは喜ばれるだろう。


>「なにか」っていうのは原文では「IT」となっている。柴田勝頼なんかが、いまのところまだ、僕の目には余人を持って代え難く映るのは、まちがいなく「IT」ファクターだ。

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