水垣激闘 / ヒール秋山の後釜は青木だった!?

映像が見つからないので、レスリング・オブザーバのレポートを抄訳しておく。敗れはしたものの、水垣が凄い試合をしたようだ。

WEC40 ミゲル・トレス def 水垣偉弥

1R 水垣のコンビネーションが強烈。絶対寝ないし、試合のペースを握っている。スラム連発でトレスをたたきつける。強烈。トレス旗色悪し。

2R 水垣のボディフックがトレスの動きを止める。トレスは身体を激しく振っている。ケージに押し込むとトレスが有利になる。トレスのヒザが何発かヒット。これが試合の鍵だったかもしれない。

3R 激しい打ち合いで観客興奮。トレスが目の上をカットしドクターチェック。試合続行。イエイ!二人で公衆電話ボックスの中でおもいっきり殴り合いをしているみたいだ。トレスの顔はもはやクリムゾン・マスク。

4R 水垣のスーパーマンがトレスにダメージを与える。トレスはグラウンドゲームに引き込みたいが水垣はつきあわない。トレスのエルボーがヒット。水垣もボディを返す。トレスはまたもや金網に押しつけてヒザ。クリンチワークでトレスが一枚上。トレスがヒザ固めに丸め込もうとするが空振り。試合はどんどんすさまじいものとなっていく。

5R 8000人の観衆が2万人いるくらいに聞こえる。トレスが金網に持ち込む。二人とも、疲れを見せないのは恐ろしい。残り一分。死力を尽くした殴り合い。ものすごいWAR。だれもが幸せに家路についたことだろう。

この試合は Fight of the Night に選ばれ、両選手に1万ドルボーナス。トレスの試合後インタビュー「タケヤ、君は凄い挑戦者だった。こんなにすごいとは思わなかったが、どんどん前に出てきたし、殴りまくっていた。いつも目の前に立っていた。敬意を表したい。自分のこれまでのキャリアの中でも、いちばん遠くまで連れて行かれた試合だった。ショート・ノーティスで試合を受けてくれてどうもありがとう」(MMA Weekly)

田村彰俊はマニー・タピアに判定勝ち。僕はネット映像で「ジョセフ・ベナビデス def ジェフ・カラン」は見た。ユライアの弟子としてDREAMにも登場したベナビデスが、キレのある動きで終始動き続け、圧力をかけ続けた。かなり強い。

【WEC40】水垣、死闘届かず涙の惜敗、田村はWEC初勝利をスコア! (MMA Planet)


【レッスルマニア25】(日本でのPPVはこれからなので、いわゆるネタバレ注意です)

クリス・ジェリコ vs レジェンド軍(リッキー・スティームボート、ロディ・パイパー、ジミー・スヌーカ)

レジェンド軍入場はリック・フレアが先導。ジェリコはまずスヌーカを逆エビで下す。パイパーは延髄切りで一蹴。スティームボートとは悲しげな技のやりとりの末、最後はジェリコがコードブレイカーからピン。ここでリック・フレアが登場するもコードブレイカーで返り討ちに。さらにジェリコはリングサイドのミッキー・ロークを挑発。リングに上がったロークはボクシング殺法でジェリコをKO。大会の名場面を作ったものの、ひどいものだった。冗談かと思った。フレアとロークが勝利を祝う。観客も、「酷い代物だったけど、まあ、だいなしにしてやることもないか」というぬるい感じ。

ショーン・マイケルズ vs アンダーテイカー

年間最高試合の期待にそぐわぬ名勝負。もちろんテイカーが勝ったのだが、スケールの大きい試合で、後半はフィニッシュ技をニア・フォールで返しあう展開。テイカーのトペがかわされ、カメラマンに扮した受け手に激突。最後はマイケルズがムーンサルトにいくところ、テイカーが捕まえてツームストン。

HHH vs ランディ・オートン

レフリーが失神しているすきに、オートンがHHHにRKOをきめ、ハンマーを持ち出す。しかし目覚めたHHHがハンマーを奪い返し殴りつけ、仕上げのペディグリーでピンフォール勝ち。観客はショックなくらい静か。悪い試合でもないが、最高の試合とも言えない。この試合が、この大会全体に影を落としたように見える。凶器使用について、なんらかのストーリーが続くだろう。

Ongoing WEC Results (F4WOnline)
Wrestlemania live coverage from Houston (F4WOnline)

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「絶対に優勝しないとダメ!」 DREAM笹原EPがマッハに優勝指令!! (Kamipro)

続けて笹原EPは「ただ、秋山選手なきあとで、青木選手はヒールに徹して対立概念になってくれたからマッハ選手も燃えることができたんです。だから負けても青木選手はDREAMの大黒柱だと思います。興行にヒールは不可欠ですし、マッハ選手も今日、初めて『真の大黒柱になる』と言いましたけど、青木選手からのいい影響だと思います。これからが楽しみです」と、イベントを背負って立つ気概を見せた青木&マッハを高く評価。


笹原さんも優しいね。青木はなんと、秋山なきあとのヒールだったんですかっ!。これはまんまとひっかかった。僕もすっかりマークになって、ヒールが負けてスカッとしてしまった。

それならあらかじめ、桜井をもっとベビーとして描いておいてくれるとか、煽りVで青木の目を赤く塗るとかしてくれないと、わかりにくかったなあ(笑)。

僕も逆説的に、青木が負けてこんなにうきうきするなら、本格的にヒールになればいいのではないか、とは思った、たしかに。

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「魔裟斗は策士! 選手に失礼!!」 佐藤嘉洋が魔裟斗に毒舌三昧!! (Kamipro)

いまのMAXは関係者もファンも魔裟斗教なんですよ。彼が閉会式に出なくてもプロらしいと肯定されてしまう。それに大晦日でMAXの王者と試合をするのはGPに出る16人の選手に失礼。あれじゃあ今年の優勝者が魔裟斗選手への挑戦権をかけて闘うみたいじゃないですか。ふざけんなって!

09年のMAX王者は、優勝したら魔裟斗選手と『やってあげてもいい』というぐらいでないと競技じゃなくなります。このままじゃMAXは魔裟斗選手で始まって魔裟斗選手で終わってしまう。僕は残った選手で一丸となってやればMAXは充分続けていけると信じてます。一人のスターがいなくなってダメになるなんて、そんなの競技じゃない。野球はイチローが引退しても人気はなくならないじゃないですか

だいたい、魔裟斗選手は策士ですよね。MAXの王者は10月までに世界の強豪と連戦してるのに、魔裟斗選手は7月に試合して12月に試合をするんでしょ? だったら(コンディションに)差は出ますよ。僕はMAXを佐藤教にはしたくない。完全に一人だけがスターになるとロクなことがないのは知ってますから。MAXには世界中の素晴らしいファイターがいっぱいいる。みんなでMAXを盛り上げたい


ふうん、これはどんな口調で言ったのかな。

物事の解説としては、全くこういうことだと思う。争点を良く掴んでる。だから、プロモーションとして言ったのなら優秀だ。

Kamiproはこれを「シュートな発言」と報じているが、もしホントにガチで怒っているなら(この人はこういうことをガチでいいそうだが)、佐藤にあとは任せるのは致命的に無理だと思う。まさにおっしゃるとおり、魔裟斗教の教祖がいなくなるのだ。だからこそ谷川さんも、佐藤にエールを送っていたのだ。さあ、佐藤はどうするのか。彼は解説者じゃなくて、当事者なのである。

かつて前田日明が、「アントニオ猪木なら何をしてもいいのか」と発言したことがある。悲しいかな、猪木なら何をしてもいいのであった。そして前田は新日本から離れて自分の城を築く。そこまで考えているなら佐藤にも乗れる。

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