菊野幻想に浸る

佐伯繁代表が明言! 菊野はDREAMヘ。試合後のコメント! (Kamipro)

DEEP中継は最初の方だけ少し見た。自分の趣味の優先順位的に言って、平日に、わざわざ時間を取って急いで全部見る、ということまではしないのだ(笑)。余裕があるのだ。

金原がなんだか、見た目からして若返って、久しぶりに勝っていたのでビックリした。しかもエグイ勝ち方。全然Uじゃない。2年以上ぶりの勝利だという。えらいなあ。

で、菊野の試合も未見なのだが、自己情報統制をすることもなく、ゆとりをもってリンク先のニュースを読んだら、割に凄いことを言っていたので驚いた。急にこれだけ見ると、頭がおかしいのではないかと思うほどだ。

・・・彼(松本)のベスト体重はもっと下だと思います。マッハ vs 青木戦じゃないですけど、打たれ弱さっていうのはあるんじゃないですか? 最後のKOも『あれ? こんなので倒れちゃうのかな』っていう感じで倒れましたね。


これは、これからDREAMに登場せんとする選手による、公然の青木批判である。

僕の理想はマザーテレサとマイケル・ジャクソンを足したような人間になんですよ。マザー・テレサの心とマイケル・ジャクソンの影響力がほしいんです。


うーん、すごい。絶好調の格闘家はどうしてみな、マイケルの名前を出してしまうのだろうか。自らをマイケルと称した彼は、佐藤大輔VTRで「精神異常者」とまで言われたが、これにマザー・テレサまで足した菊野はどうなってしまうのか・・・それにしても、「マイケル+テレサ」を想像しようとすると、何故か菊野ではなく、巨大化した秋山がごきげんようと言っている絵が頭に浮かんでしまい迷惑なのだが・・・

それでも、次の言葉にあるような菊野選手の「軸」の応用への熱心さには頭が下がるし、ものすごく興味深い。

自分には極真空手で6年やってきたという軸があるので、それを総合格闘技でどう生かせばいいかを考えてここに到達しました。


最初から総合格闘技に入門した選手は別としても、他の競技から転向してくる人は、基本的にみな、応用・適応ということを深く考えるというのが本来だと思う。というより、「応用方法」こそがまさに総合の本質ではないのかとも思う。誰しも考えているのだろうが、それを素人目にも分かるくらいにパフォーマンスに結実させてくれているのが嬉しい。極真の猛者はたくさんいるし、MMAの選手もたくさんいるが、「極真MMA」は菊野のイノベーションが作り出した唯一無二のスタイルだ。新種なのだから、当面、誰も対応できないのではないか。

この応用術を言葉にし、人に伝えることが出来るなら、菊野選手は指導者にもすごく向いているはずだ。だって、「極真MMA」の作り方を分かっているなら、「なんとかMMA」はいくらでも作れると思うからだ。「プロレスMMA」だって、作れるんじゃないか。テレビの解説もしてみて欲しいし、なんなら講演会なんかを聞いてみたい。サラリーマンにも参考になる話が聞けるだろう。もちろん今はまだ、選手として大輪を咲かせて欲しい。アメリカに行っても「リアル東洋の神秘」として人気を博し尊敬を受けると思う。こういう選手は無差別級での試合も見てみたい。DREAM 初戦の相手はズールーなんか、どうだろう。あの腹に三日月蹴りがめり込むのだ。果たして効くのか、それとも・・・?アフリカだか鹿児島だかを助けるのもいいが、格闘技でもムーブメントを起こして欲しい。

それにしても先日、DEEP中継で試合前に流れるロックバンドの演奏風景にケチを付けたばかりだったが、今回からリニューアルされていた。まあ、絵的にも音的にも代わり映えしないまま、別の映像になっていたというだけのことである。何故変更したのか、何がどうよくなったのか、前と同じバンドなのか違うのか、まるでわからない(前のバンドより悪そうなヤツが歌っていたような気もする)。もしかして有名なバンドの有名な曲で、喜んで見ている人もたくさんいるのかもしれない。あるいは、あのバンドが売れれば佐伯さんに金が入ったりするのだろうか。それならそういってくれれば、まだ辛抱する理由が理解できるので助かるのだが。アレを見ていると「オレ、なんでこんなものを見ているんだろう・・・」と、いちいち覚醒してしまう。先に皿でも洗うかとか、ちょっと風呂でも入るかと、途端に気が散ってしまう。それが何度も繰り返される。何故誰もこのことを指摘しないのか(笑)。

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UFC Crackdown on Streaming Piracy? (MMA Payout)

UFCではこれまで、PPV番組の海賊版対策について、バーやレストランでの違法上映を、専門の会社に委託して調べさせていたが、このほどBuyTSPという会社と契約、ネット上での海賊版流出も捜査・防止することになったという。同社ではこのほど、WWEとUFC、マンチェスター・ユナイテッドの三社と契約し、合計で50億ドル相当の損失を防ぐと言う。

ネット上の海賊版対策は進んできているようで、一例として、これまで記録的な伸びを記録していたライブテレビの Justin.tv のトラフィックがここにきて急降下しているという。

UFCはたしかに、 Youtube のたぐいを消すのも異常なほど早い。

*****

最近の米国でのMMAの視聴率が出そろった。レスリング・オブザーバ4月20日号より。

●Strikefoece: Shamrock vs Diaz

Avg. viewers: 364,000
Avg. rating: 0.64
Males 18-34 viewers: 100,000
Males 18-34 rating: 1.53

Showtime のMMA中継としては、「シャムロック vsリー」「シャムロック vsバローニ」をしのぎ、過去最高の視聴率だったそうだ。
UFCのイギリス大会のPPVは、カードもマニアックだし、時差のためひどい時間帯で放送しているが、これがだいたい30万件くらいだったと思う。MMAなら欠かさずチェックするというアメリカのハードコアなファンの数というのは、こんなものなのかもしれない。

●Spike TV UFC94 GSP vs. Penn

Avg. viewers: 1,900,000
Avg. rating: 1.4
Males 18-34 viewers: 
Males 18-34 rating: 1.3

Stirkeforce の裏番組として1月のPPVが無料放送されたもの。視聴率と視聴者数の割合がうまく合っていないが、これはあくまで、各局の視聴可能者数を分母に計算するからだそうだ。Spikeは無料なので分母がでかいが、ShowtimeとHBOはWOWOWスタイルの月額定額有料放送。数だけで言えばストライクフォースを圧倒。

●HBO:
"Thrilla in Manila"
Avg. viewers: 761,000
Avg. rating:
Males 18-34 viewers: 
Males 18-34 rating: 0.87

パッキャオ vs ハットン煽り番組
Avg. viewers: 577,000
Avg. rating:
Males 18-34 viewers: 
Males 18-34 rating: 0.73

HBOはこれらのボクシング番組を裏番組として放映した。スリラ・イン・マニラというのは、75年にフィリピンで行われた「アリ vs フレイザー」戦に関するドキュメンタリーだそうだ。おもしろそう。

●ちなみに前週の WEC: Torres vs. Mizugaki は、
Avg. viewers: 470,000
Avg. rating: 0.5

レッスルマニアの裏だったせいなのかどうなのか、視聴率は前回比でかなり落ちた。しかし4月8日の夜に二度、再放送をしたところ、一回目が225,000、二回目が205,000という、再放送としては異例の高視聴者数を獲得したという。熱戦との評判を聞いて再放送をチェックする人が多かったのかもしれない。

●ついでに、裏番組ではないが、ジェイソン・ミラー司会のMTVのバラエティ番組「Bully Beatdown」の最近の視聴者数は 102万人だったという。結局やっぱり、こういう仕事の露出というのはすごいものだ。

●さらについでに、最近の WWE Smackdown は352万人、TNA Impact は190万人が見たというから、あちらの国ではプロレス人気にもスケール感がある。

*****

Sherdog が、「DREAM + Affliction」の共同興行について、情報の信憑性を疑いつつも、アフリクションVPのトム・アテンシオが来週日本に行って DREAM および M-1 Global 幹部と会談を持つ予定があることは確かだと報じている。

●まもなく UFC97。カードは「海外MMAスケジュール」ページで。UFC103くらいまでの情報を更新してある。

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