佐藤嘉洋のスクリプト・エラー【K-1 Max Review】

K-1 World Max はだいたい見た。トーナメント一回戦だから薄味のカードが多いのは致し方ない面もあるけど、盛りだくさんすぎて散漫で、すぐに忘れてしまうような大会だった。

● 佐藤嘉洋

他の選手がパンチ主体に WAR を仕掛けあっているときに、メインに登場しコツコツとローキックをうち始めたのを見て、もう佐藤負ければ?と思ってしまった。それが自分の得意技だからとか、相手のテクニックに対応するいい作戦だとか、それなりの理屈はあるのかもしれないけれども、そんなことよりこれは、だれもがポスト魔裟斗の期待を持って見ているメインイベントなのだ。いったい何をどう考えて出てきたのだろう?でも勝つんだろうなと思っていたら、ガス欠で本当に負けてしまった。

勝ち負けは時の運と言うこともあろうが、むしろこれが佐藤の器だというのか、ダメになるスクリプトを自分の中に持っている人だなあ、という印象を持った。

それにしてもこのところ、メインイベントがおかしい、という大会が続いている。レッスルマニアしかり、UFC97しかり、そしてこの K-1 Max しかり。アンデウソン・シウバの試合も、50ドルのPPVには値しなかったとか、カナダまで見に行くほどのものではなかったという批判が出ている。やはりメインイベントは大会全体を印象づけるし、ビジネス上のバリューも出して客に答えなければならない。そこに思いが及ばないなら、佐藤にポスト魔裟斗は無理である。アマチュアなど別の世界でなら簡単にトップをとれると思う。


●魔裟斗 vs HIROYA

ヘッドギア、階級が違うから安全のために、という説明はよくわかるんだけど、それでもやっぱり、客よりも HIROYA を優先したという風に見えた。ちょっとがっかりだ、といったら酷だろうか。たとえば「小林聡 vs 前田尚紀」の引退エキジビジョンマッチのようなものを期待していたのだが、その期待は満たされなかったし、この試合を経て、今後HIROYA が一皮むけて強くなりそうだとの予感を残さなかった。


●自演乙

隣でかみさんが、あんなふざけた入場してるから負けるんだ!と怒っていた。これはもう、ハッキリ言ってそういうことになるだろう。あの入場をすると決めた時点で、覚悟すべき赤っ恥を味わうべきである。これでは、アニオタはやっぱり弱いんだと言わなければならない。
次回も自演乙はコスプレ入場するのだろうか。


●山本優弥 vs イム・チビン

チビンのたたずまいがむしろサムライっぽくて好ましい(この形容詞が何らかの理由で不適切なら謝るが、なんらの悪意も他意もない)。優弥は雑誌インタビューなどを読んでいると、なんだかちょっと危うい電波が出てる。もっと出鱈目さが欲しい。


●キシェンコ

これがエースの勝ち方だと思う。キシェンコって、折れそうに細長い手足の人という印象もあったけど、なんだか今回はすっかり線も太くなって逞しい。このトーナメント、賭けがあるならキシェンコに賭ける。

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Bobby Lashley update regarding TNA and MMA (Figure4Weekly Online、会員専用ページ)

TNAのPPVショー「Lockdown」 にボビー・ラシュリーが登場。セミ・ファイナルの試合後に登場し、カート・アングルの「メインイベント・マフィア」の一員をして迎えられたという。ラシュリーはプロレスとMMAを並行して行うものと見られている。

ラシュリーはストライクフォースと契約寸前と見られているほか、6月27日に Prize Fight Championship というボクシング・プロモーターが始めて手がけるMMAイベントで、ボブ・サップとの対戦が予定されているという。

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女子アナ最新年収&潜在視聴率ランキング(ナイタイ)

TBS格闘技中継にも登場の青木裕子アナウンサーの「潜在視聴率」は 5.1%で、TBSでは唯一のベスト10入り。潜在視聴率の意味がよく分からないが、実はこの人こそが、DREAM の数字を大きく支えてくれている女神なのかもしれない。


UFC 秋山 米国ファンがつけた新ニックネームを受け入れられず(ナイタイ)

「セクシーヤマ」「ミスターハリウッド」が有力だそうで、本人は戸惑っているそうである。

「ヌル山」「魔王」「マイケル・ジャクソン」「勝新太郎」「半端でない数字を持っている男」「精神異常者」などと呼ばれ、日韓のナショナリティ対立をも陽動せんとするこの恐るべきアンタッチャブルな存在をもってしても、いつでもどこでもTシャツのアメリカ人の手にかかると、軽いつっこみの対象でしかないようである。


「誰が小人を殺したか?」小人プロレスから見るこの国のかたち(前編)(日刊サイゾー)


●サムライTVのトップページによると、注目の修斗5.10JCBホール大会は同日夜11時からニアライブ中継されるようだ。

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