「猪木 vs アリ」のシナリオ原案?

6月6日のストライクフォース「Lawler vs. Shields」にアンドレイ・アルロフスキーの参戦が発表された。これはサプライズ。ブレット・ロジャーズと対戦。ストライクフォース大会ではあるが、アフリクション提供試合となる。

この大会のテレビ放送のラインアップは次の通り、なかなかに強力な布陣となった。

ケビン・ランデルマン vs マイク・ホワイトヘッド
フィル・バローニ vs ジョー・リグス
ニック・ディアズ vs スコット・スミス
アンドレイ・アルロフスキー vs ブレット・ロジャーズ
ロビー・ローラー vs ジェイク・シールズ

尚この大会に出場が噂されていたアリスター・オーフレイムは負傷欠場となった。

アルロフスキーは6月26日にゴールデンボーイ・プロモーション主催の大会でボクシングデビューも予定されている。

(出所)
ARLOVSKI VS ROGERS ANNOUNCED FOR JUNE 6 (MMA Weekly)
Arlovski-Rogers Added to Strikeforce (Sherdog)

*****

シャードッグはキンボ・スライスとストライクフォースの交渉が不首尾に終わり、キンボは正式にフリー・エージェントになったと報じている。

キンボの選手契約は、エリートXCからストライクフォースに移管が可能な42選手の中に含まれていたが、金額面での折り合いがつかないまま、交渉期限を終了してしまった模様である。

スコット・コーカー「(それら42人の選手契約で)結局移管しなかったのはキンボだけだ。キンボを取るオプションはこちらにあったのだが、期限が決められていたんだ。彼らとは、契約内容をもう少し現実的にしようと交渉したが、うまくいかなかった。」

昨年10月、セス・ペトルゼリに14秒で敗れたときのキンボのファイトマネーは50万ドル、2月にタンク・アボットに43秒で勝ったときは17万5千ドルだった。コーカーは、CBS や Showtime からは、キンボを取るようにとも、取らないようにとも言われなかったとしている。

キンボのマネージャ「金額を下げてくれと言うことだった。減額幅は強烈と言うほどではなかったが、あわせて契約のいろんな場所の変更を迫られ、うまくいかなかった」

キンボの今後についてマネージャは、なにも決定したことはないとしながらも、「今は明かせないのだが、とても素晴らしい話があって、衝撃を与えることになるだろう。彼のMMAキャリアは終焉にはほど遠い。日本を含め、オプションは山ほどある。ただし、次期TUF出演は考えていない」

*****

A Brief History of a Hollywood Madam: Nici's Girls, Clients and the Sting that Stung Her (Hollywood Interrupted)

2007年に代表者がコカイン保持で逮捕され操作の手が入ったロスアンゼルスの売春組織 Nici's Girls の顧客リストと娼婦のリストが米芸能誌で明らかにされている。著名人が多数含まれているが、顧客のなかにはなんと、ホセ・カンセコとミッキー・ロークの名前があったという。娼婦のなかには、WWEディーバの Ashley Massaro も含まれていた。


和田アキ子、WWEに参戦か(カクトウログ)


*****

図書館で「モハメド・アリ その生と時代」という本を借りてきた。まだ全然読んでいないのだが、ふと思い立って、猪木戦についてどんな記述があるのかだけを先に眺めてみた。700ページ以上の本の中で、猪木戦に触れているのはわずかに3ページほどである。


ボブ・アラム「・・・私はシカゴのハーバートのオフィスでアリとハーバートに会い、そのミーティングで試合の筋書を検討した。アリが6、7ラウンドのあいだ猪木をぶちのめすんだ。猪木は血を流す。彼はどうやら気が狂ったようになって、カミソリの刃で自分を傷つけようとする。アリは試合を中止するようレフリーにアピールする。そして彼がそうした人道的なジェスチャーをしている最中に、猪木が後ろから襲いかかって、アリを押さえつける、という寸法だ。パール・ハーバーの二番煎じさ。

だが、アリが日本に着いたとき、彼は良心の呵責に悩み始めた。彼は大衆をだますのは良くないと考え、リハーサルには一切出ようとしなかったんだ。それで突然、本当の試合をやることになってしまった・・・」




ローキックで足を腫らしたアリは、医師が止めるのも聞かず、当初予定通りに出張を続行し、日本の後は韓国でエキジビジョンマッチを行い、ついでマニラの商店街のイベントに参加したという。アリの足の損傷が酷くなったのはそのせいだということだ。

アリのファイトマネーは、当初約束は600万ドルだったところ、結果的には220万ドルだったと、この本には書いてある。ちなみにデーブ・メルツァーは210万ドル、タダシタナカ氏は180万ドルとしている。


>ボク個人的には、真贋論争よりも、いろんな説があることが楽しいなあと思う。とはいえ、アリサイドがプロレスの筋書きを書いたというのは、ちょっと不自然に思えなくもない。餅は餅屋だろうし。まあ、記述が簡単すぎて何とも言えない。ひょっとしたら、猪木サイドから出された案を検討した、ということなのかもしれない。ファイトマネーはたぶん、一番安い説が正解であるような気はする。わざと高く言う理由はあるが、わざと安く言う理由はあまりないと思われるからである。

晩年の猪木は流血して気が狂ったようになることがあったが、もうこの頃から、そういう見せ方のアイデアはあったということか。忘我錯乱ヨダレ全開の猪木がアリに襲いかかる風景はちょっと見てみたかったかも・・・

モハメド・アリ―その生と時代 (上) (岩波現代文庫―社会)モハメド・アリ―その生と時代 (上) (岩波現代文庫―社会)
(2005/04)
トマス・ハウザー

商品詳細を見る

モハメド・アリ―その生と時代〈下〉 (岩波現代文庫)モハメド・アリ―その生と時代〈下〉 (岩波現代文庫)
(2005/05)
トマス ハウザー

商品詳細を見る
スポンサーサイト

毎週更新!

Ad

Ad

MMA Update